2002版のメモ-------------------------------------------------

中性化
 コンクリートは大気中の二酸化炭素などの影響によってPHが低下し、これがコンクリート中の鋼材位置まで達すると鋼材腐食が生じやすくなる。いったん腐食が始まると、腐食生成物の体積膨張がコンクリートにひび割れや剥離を引き起こし、鋼材の腐食が一層進み、断面減少などを伴うようになる。これによって構造物としての性能が所要以下になる。 中性化速度係数は、中性化深さが暴露期間の平方根に比例するとした場合の比例定数である。