2002版のメモ-------------------------------------------------
仕上げ
コンクリートの表面仕上げは、美観だけでなく、構造物の耐久性、水密性等の性能を確保する上で重要である。土木構造物は打放しコンクリート仕上げが多いため、影響は大きい。
良好な表面状態とは、ひび割れ、気泡、凸凹、すじ、豆板、色むら等の欠陥部の少ないことである。
一様な外観を確保するためには、使用材料、配合、打ち込み方法などを一定とする。
ブリーディング水が消失するか、しみ出た水を除去した後に仕上げをおこなわないとレイタンスの発生や細かいひび割れの生じるおそれがある。