2025年 八潮道路陥没 報道リンク   老朽化したインフラのメンテナンス問題



4月
上下水道管点検、人員や予算が限られる中、利用人口など社会的影響が大きい箇所に重点。国交省の有識者検討会提言で(デイリー)

八潮市の陥没事故、運転手の捜索再開へバイパス管の設置完了(読売)
参考:
産総研、3D地質地盤図公開、八潮市は極めて軟弱(図)(建設工業)
産総研、埼玉南東部の地質地盤図公開。八潮の陥没現場は深さ30mまで極めて軟弱(共同)

花王、JRA25の最優秀賞を受賞。テーマ「“きれいな管渠充填”による陥没事故撲滅への貢献」(建通)

地方自治体、橋梁点検への新技術活用、「コスト高」理由に見送り(建通)
ザイム教布教の恐ろしさ。金を出さないためなら暮らしも地域持続も見殺し! 生活破綻を目論む組織は無用。
建設国債は赤字国債と違う、災害を防ぎ、国土を良くして将来の繁栄に役立つもの。どんどん発行して地方に金を回しなさい。(u.yan)


インフラの老朽化、最大の課題は「建設業の人手不足」。財務省、インフラ整備について「供給面の制約を意識する必要があるのではないか」と問題提起(建通) 財務省は、公共事業予算の増加をけん制するため、これまでもこうした指摘を繰り返している
インフラメンテの要員が多くいないのは、
長年にわたり新設主体で、必要とされる維持管理費用を十分出して来なかった財務の姿勢がある。
費用が少なければ、コンスタントに仕事が無ければ人材は育成出来ない
分かっていて言い出す有識者も問題だが、財務が仕向けた話なら国賊。
"人口減少を見据え、計画にインフラのダウンサイジング"だと、コンパクトシティを進めても、河川の長さが短くなるわけではないし、地域間の道路が不要になるわけでもない。 コンパクト+ネットワーク。(u.yan)


インフラ危機:進む老朽化、足りない人手(建通)
人口減少・高齢化がますます深刻化するこれからの日本で、メンテナンスがどうあるべきか


3月
自治体支援体制を構築。国交省、インフラメンテの新技術活用。26年度以降、恒久的仕組み整備。群マネの計画策定手法検討会・実施手法検討会合同会議で(建設通信)

埼玉道路陥没で浮かんだ5つの疑問を徹底検証(日経)
埼玉・道路陥没招いた巨大管の破損は想定外か、従来の「常識」改めよ(日経)
下水の点検は作業環境が悪く、人材が豊富と言い難い。コンスタントな事業量を確保しなければ人は集まらない、人材育成も難しい。
専用機材を開発するにも一定の事業量が必要。
このままではヤバいと思っていたメンテナンス関係者は少なくなかったのでは。(u.yan)


道路橋示方書に性能照査基準を新たに定義(建通)
 部材の性能照査基準などを新定義、ライフサイクルコストの縮減、 復旧性向上

転落した運転席へ2方向(真上と上流側)から掘削、埼玉道路陥没で工事の詳細決まる(日経)

3/4-6に、国連との共同で「質の高い道路インフラ整備に関する国際ワークショップ」を初開催〜気候変動老朽化の潮流を踏まえ、持続可能で強靭な道路整備の重要性をPR(国交省)

管のセグメント落下で土砂流出か、硫酸腐食で2次覆工消失の可能性(日経) 微生物が生成する硫酸によって、年約36mm腐食の実験結果もある

有識者委員会の提言を踏まえ「下水道管路の全国特別重点調査」の実施を要請〜下水道管路に起因する道路陥没事故の未然防止(国交省)
陥没事故受け、下水道管調査へ。全都道府県の約5千キロ。国交省(朝日)
国交省、下水管路の特別重点調査を自治体に要請、最優先1,000kmを25年夏までに(建設工業)
腐食・たるみ・破損の3項目をAからCランクで評価
最重度のAランクが1つでも見つかれば緊急度Tと判定、原則1年以内で対策工事
ランクBがあれば緊急度U、応急対策と5年以内での本格対策
石破総理へ、調査を指示されたからには、まだ間に合うから補修費をドンと予算計上しましょう。 (u.yan)

インフラメンテの実態、全国の自治体で可視化。国交省(建通)
「インフラ健康診断」の結果を議会報告し、ネットで情報公開する仕組みを義務化させよう。
安全や生活に関わるインフラに無関心な議員を追放。反対だけで飯食う奴を許さない。
既存インフラの維持管理は、長年公共投資で行ってきた。土木に金を出したがらない、反対する議員は居た。国にも地方にも。
八潮の道路陥没、どう感じてますか?
温暖化災害で住民が苦しむのを見てますか? 辞めろ!(u.yan)


持続可能なインフラメンテ、委員から群マネ活用を求める意見が相次ぐ(建通)

設置後30年超の下水道管を点検へ。国交省、八潮陥没受け(日経)
全国の下水道調査に予備費(建通)

埼玉道路陥没で国土交通省の有識者委が「隙間説」、時間をかけて空洞拡大か(日経)

参考:日本橋梁建設協会会長「事前の予防保全が本来の強靱化ではないか」と問題提起(建通)

静岡県、道路陥没防止連絡会議が初会合、管理・占有部署が一体で対策(建設工業)

国交省、有識者委で下水道一斉調査の考え方、発生条件や社会的影響・自治体支援が焦点(建設工業)
八潮市の道路陥没事故、下水道の全国一斉調査。有識者委員会で国交省示す(建通)
道路陥没招いた下水道管の穴はセグメントの落下か、接合部で腐食進んだ恐れ(日経)
八潮にとどまらず、インフラメンテの費用捻出方法とメンテの重要性発信を。次世代もその先の世代も使うインフラ。(u.yan)

「流量多く点検難しかったか」埼玉陥没事故で下水道管の調査会社に聞く(日経)
日本下水道協会「下水道管路施設の点検・調査マニュアル」

札幌・清田区の道道陥没、28日夕、通行止め解除予定。地下に空洞、原因究明続く(北海道)

八潮陥没1か月、軟弱地盤でバイパス工事難航か…近隣住民「下水の臭い」と振動に疲弊(読売)
地下1.7mまでは粘土層、その下はシルト層地下水位高く、土砂が流れやすい
日大・森田弘昭教授「重さに耐えるだけの地盤改良も必要。これほどの規模のバイパス工事は前例がない」
埼玉の道路陥没、全面復旧に数年。下水道管を迂回させる「バイパス工事」で救助へ(日経)


2/28
3/3に、八潮市の道路陥没事故を踏まえた第2回有識者委員会を開催〜あわせて東京都の下水道幹線の老朽化対策工事現場 の視察実施(国交省)

八潮市の道路陥没で下水道点検を見直し、25年春に中間取りまとめ(日経)
八潮道路陥没事故1カ月、復旧方針・対策の議論続く、インフラメンテ再建へ(建設工業)
東京都・都内自治体、下水道管の自主点検を推進(建設工業)

下水道に起因する道路陥没事故を受けての土木学会会長から会員の皆様へのメッセージ(土木学会)
土木にかかわる全ての人に、インフラを使う全ての人に見て欲しい。

参考:インフラ老朽化問題の現状と事故事例〜国土交通省の対策と自治体への支援を解説(ジチタイムス)


2/27
宇都宮市の下水道管に80cmの穴2カ所、埼玉の陥没受けた前倒し調査で判明(日経)

道路陥没が10年後に倍増の恐れ、加速する下水道管老朽化に対策追いつかず(日経)

土木学会会長、八潮陥没事故受けメッセージ。広い視点で議論へ対話の場準備(建設工業)


2/26
八潮の道路陥没で有識者委、インフラ全般の管理を議論(建通)

道路陥没が10年後に倍増の恐れ、加速する下水道管老朽化に対策追いつかず(日経) 22年度時点で市町村などが管理する公共下水道のうち、耐用年数を超えた下水道管は約3万2,000km
ライフライン系、特に下水道は築造以上に維持管理が重要。八潮道路陥没であきらかになった。
また、線形構造物は機能継続が大切なのも八潮道路陥没であきらかになった。(u.yan)


日本下水道協会、ウオーターPPP、第三者機関設立を提言。25年度以降に具体検討(建設通信)
コスト削減手法ではなく、持続可能な形で官民連携事業
下水道は市民が使用せざるを得ないインフラ。プロジェクト全体の評価を市民が知る必要がある


2/25
道路で水が噴き出し冠水…水道管破裂か。埼玉・所沢市(日テレ)

国交省、道路陥没事故対策検討委が初会合、管理の在り方など論点議論(建設工業)
道路陥没で有識者が初会合、インフラ再構築の制度検討(建通)

点検時に下水道管劣化を過小評価したか、埼玉道路陥没で調書を独自入手(日経)
参考:「無筋のコンクリート壁は腐食の進行把握が困難」埼玉陥没事故で専門家が指摘(日経) 無筋の2次覆工は腐食がいくら進んでも、B判定としかならない

硫化水素で下水道が劣化するのなら、補修で樹脂ライニングが効果あるなら、何故最初から樹脂コーティングしないの?
築造費を安くするのに熱心で、長く使えるようにしないから。
どうしてそんな無駄なことをするの? 
貧弱でも安く造るように財政を握る者から圧力を受けるから。(u.yan)

バクテリアによる「自己治癒力」が長寿の秘けつ…ひび割れを自分で直すコンクリート鹿児島県内公共工事で活用、温室効果ガス排出削減にも期待(南日本)


2/22-24
春日部市内で下水の水位が上昇したままに…八潮陥没現場の上流、担当者「地表にあふれ出したら大惨事」(読売) 事故現場に流れ込む下水の勢いを弱めようと、県が「春日部中継ポンプ場」への流入量を絞っているため。担当者は「(下水の流量が増える)梅雨時期が心配」

玉・八潮市道路陥没事故、事故後初の住民説明会。県知事「要望を丁寧に伺いながら工事を進めていく」(TBS)
道路陥没、応急復旧は「年内」…周辺住民は「気が遠くなる思い」。埼玉県が説明会(東京)
「工事の揺れで不眠に」「家の中も車も臭い」…八潮陥没現場の周辺住民説明会で訴え相次ぐ(読売)

2/21、国交相が「第1回 下水道等に起因する大規模な道路陥没事故を踏まえた対策検討委員会」に出席(国交省) 「今回の事故を教訓に、管路メンテナンスを再建し、このような事故を二度と起こしてはならないという強い決意で対策を講じてまいります。」

下水道点検、頻度向上へ。国交省、道路陥没防止で(共同)
参考:
管路施設編(国交省) リスクの検討では、管路施設としてのリスクを特定したうえで、リスクの評価と対応方法を検討する
問題は、国も地方もエンジニアの工学的リスク判断の重みが、財務の金銭的判断より下であること。(u.yan)

老朽インフラ対策待ったなし。下水道管腐食リスク3,400km、維持管理に38兆円試算も(産経)
インフラメンテの金をもっと早くから出していれば、ここまで老朽化せずに済んだことの報道を。(u.yan)

令和7年度 上下水道科学研究費補助金の公募(国交省)
(1) 人口減少下における上下水道システムの最適化に関する研究
(2) 上下水道施設の破損に起因する大規模陥没の予兆検知等の技術に関する研究


2/21
首相、インフラ老朽化対策を指示。埼玉の県道陥没事故受け国交相に(共同)
石破首相、陥没事故で財政支援=インフラ老朽化対策指示(時事)

「無筋のコンクリート壁は腐食の進行把握が困難」。埼玉陥没事故で専門家が指摘(日経)
八潮は代替路線がなく1本の幹線。水位は平均約1.1m、流速は平均約1.6m/秒。溺れる恐れがあり


2/20
八潮陥没事故、周辺住民47人への避難要請を解除…薬液注入などで崩落恐れなしと判断。 知事、防災相に財政支援を求める要望書を提出(読売)

道路陥没「ふるさと納税で支援したい」の声が寄せられ…埼玉県八潮市が受付開始(東京)


2/19
2/19、埼玉県が陥没事故に伴う避難要請解除(共同)
埼玉の道路陥没でバイパス管設置へ、3カ月かけて下水を全量迂回(日経)

「高度成長期の工法が影響か」埼玉の陥没事故で元都下水道局長が説く(日経)
当時主流だったK型セグメントの設置方法に課題があったと考える

八潮市の陥没事故:なぜ運転席は何メートルも下水管内を流されたのか?(伊東 乾)

上下水道値上げの自治体拡大、24年度3割増。不採算多く(日経) 財源不足で老朽施設の改修が追いつかず
大規模下水道、380kmが損壊リスク耐用年数超えの管路。今後20年間で12倍に膨らむ(日経)

下水道の維持管理、改修を行うなら温暖化対応も。 

豪雨での地下浸透は僅か、ほぼ全量が表面水となる。
河川流入もあるが、都市部では下水道に流れ込む。
合流式でも分流式でも既存下水道では能力を超える。
合流式は雨水管路を設け分流式に。分流式の雨水系を太く。
一時貯留の地下宮殿は海までつないで放流を。
八潮道路陥没、復旧するなら温暖化災害対応まで やろう。


2/18
八潮道路陥没事故後に不審電話100件超、「下水管点検する」市職員装い(テレ朝)

水道管破損と漏水、AIや衛星で早期発見へ。首相が指示(日経)

埼玉・八潮市で大規模な道路陥没(日経)
陥没した交差点の下には1983年に供用開始した下水道の中央幹線。内径4.75mの鉄筋コンクリート製、土かぶりは10.6m。シールド工法で建設され、セグメントの1次覆工の厚さは225mm、2次覆工の厚さは250mm
県は救助活動が終わり次第、応急復旧に着手する方針。応急復旧では損傷した管を取り換えず、水を通しにくい材料で損傷箇所を覆い、その上から土とセメントを混ぜた流動化処理土などで埋戻す。下水道管として最低限の機能を確保する。本復旧では、管の内側に一回り細い管を挿入する予定
埼玉の道路陥没でバイパス管設置へ、3カ月かけて下水を全量迂回(日経)

流動化処理土」は博多駅前道路陥没でも活躍した材料。土質や工法によっては標準埋戻し材に指定しても良いのでは。
安く造るから長く使えるモノを造る発想を変えないと、インフラメンテは難しいのでは。(u.yan)


国交相、八潮陥没事故現場を視察。埼玉県知事が技術・財政面で支援要望(建設工業)
2/15、国交相が埼玉県八潮市道路陥没事故現場を視察(2月15日)


2/17
八潮の道路陥没の運転手、事故直後は運転席後部の小窓通じ会話…負傷の消防隊員は現在も入院中(読売)

下水道の緊急点検、管路腐食3カ所で確認(建通)

八潮の道路陥没、初めて視察した国交相「できる限り支援する」。救助と復旧を求める切実な声に応じる(東京)
国土交通省が下水道の点検見直しへ、八潮市の陥没受け2月中に委員会(日経)
国交省、八潮陥没事故後の緊急点検結果公表。2/21に有識者委初会合(建設工業)

「過去に作ったインフラが牙を剥く」道路陥没、年間約1万件…老朽化する下水道管追いつかぬ対策。各地で相次ぐ陥没事故の現状と深刻な課題「目に見えないところなので後回しに」(ytv) 下水道管の更新には、技術的な面よりも大きな課題があります。近大・河井克之教授『深刻な予算不足

土地改良法改正案を決定、老朽化施設に対応(建通)


2/15,16
埼玉県八潮市の道路陥没事故を踏まえた緊急点検結果等を公表〜下水道管路に起因する道路陥没事故の未然防止に向けて(国交省)
処理水量30万m3/日以上の下水処理場に接続する口径2m以上の流域下水道管路
対象延長約420km、マンホール約1,700 箇所。路面下空洞調査約320km
管路の腐食などの異状が3箇所

2/21に、「下水道等に起因する大規模な道路陥没事故を踏まえた対策検討委員会」を開催(国交省)

国土強靱化担当相、老朽対策を強化。埼玉・八潮事故、次期計画に反映(デイリー)

埼玉県八潮市の道路陥没事故受け福井市が独自点検へ。下水道管の劣化状況や分流式管路(福井) 硫化水素が発生しやすいとされる汚水


2/14
八潮陥没、スロープ造成や農業用水路撤去に埼玉県が10億円支出見込み…復旧総工費は「数百億円」か(読売)

石破首相、国土強靱化計画に「下水道の老朽化対策」盛り込む考え…八潮陥没「最大限の協力行う」(読売)

「クモ型」ロボットで下水道管点検、人手不足と危険を回避(朝日) 「下水道点検の現場は危険を伴い過酷慢性的な人手不足にあり、点検が追いついていないのが現状」


2/13
2/12正午、120万人の下水自粛を解除。埼玉・八潮の陥没、約2週間ぶり(共同)
陥没復旧予算40億円(共同)
下水道管内に安否不明男性の勤務先車両、捜索開始は3か月後の見通し…男性は車両内の可能性(読売)  県、災害救助法を適用。バイパス管の工事中も一定期間の避難が必要なためで、避難所設置に関する経費などは国と県が負担

道路陥没「応急復旧は1週間で済まない恐れも」、検討委員会の専門家が見解示す(日経)

道路陥没「じっくり復旧計画」のヤバすぎる近未来。陥没復旧を長期化させる水との闘い(橋本淳司)

2/12、大阪の水道管相次いで破損。老朽化か、道路に段差(共同)

陥没事故受け上下水道の老朽化対策も、国土強靱化の次期5カ年計画(日経)

国土強靭化の実績 2018-2020年度の3ヵ年で 7兆円
         2021-2025年度の5か年で15兆円 年3兆
「予防保全」を基本としても、2048年度までの30年間にかかる維持管理・更新費は合計で最大約195兆円 年6.5兆円
緊急補修となる老朽化対策を考えると……金が不足


2/12
千葉でも水道管破裂。水は一時、高さ10mまで噴き上がる(朝日)
「噴き出た水がアパート飛び越えた」…千葉・大網白里の住宅街で道路陥没、水道管が破損か(読売)
参考:崩壊の道を静かに進む「水道」老朽化の悲惨な未来(加藤 崇)   人口減少で水の需要のピークは2000年
    人口減少は水道事業者にとって収入減
    毎年2万件以上の漏水・破損事故
    水道管の更新率は0.667%

八潮の陥没、運転席近くを掘削へ。救助に向け、完了まで3カ月(毎日)
下水道管内で安否不明の男性勤務先の車両確認、内部に男性がいる可能性(読売)
八潮市の陥没事故、運転席に「運転手がいる可能性が高い」と判断。仮設の管を設置し約3か月の工事へ(日テレ)
安否不明のまま陥没穴の救助活動終了、埼玉・八潮事故発生2週間の誤算(日経)
支援出動した建設業関係者感謝

陥没穴での捜索を断念した八潮陥没事故、あり得ない失敗を重ねた原因は何か。軟弱地盤に重機投入や荷台釣り上げ、理科音痴が生んだ悲劇を繰り返すな(伊東 乾)

「通常の調査頻度で空洞発見は困難」、八潮道路陥没で探査の研究者が解説(日経)
「下水道の点検頻度上げる、料金値上げ避けられない」専門家が見た事故の課題(日経)

埼玉・八潮の陥没受け都が下水道を緊急点検、中に入って目視確認(日経)

陥没事故受け上下水道の老朽化対策も、国土強靱化の次期5カ年計画(日経)

下水処理場におけるコンクリート劣化と防食被覆の有機酸劣化(宮本,橋,重村,新田)
硫酸(硫化水素)だけでなく、二酸化炭素、有機酸もある
ちなみに対策としては、
・耐硫酸塩ポルトランドセメントの使用。
・抗菌剤塗布、中和剤散布、嫌気性細菌を抑制する換気など。
・プラスチックなどによるライニング。


下水幹線を二条運用に出来ないか
 合流式を分流式に改良する場合、緊急時に代替出来るような二条運用を考えておくのはどうだろう。
分流式下水道の雨水と汚水の2管をところどころ相互につないでおく。
八潮の道路陥没のような事態に汚水を雨水管に切り替えて使用する。 内水害時には排水優先で汚水管も第二の河川として使用する。 部分切り替えで大規模補修にも使える。
 下水事業にかかわる方達の中には、早くから老朽化対策として2ライン化の必要性を訴える人がいた。
 常時の必要最小限を安く造るのだけが合理的ではない。長い目で見た時のリスク対策も考慮して構築するのが合理的ではないだろうか。 日本のインフラは貧弱。(u.yan)


2/11
八潮市陥没事故:県検討委員会専門家の「復旧まで3年」発言に周辺住民は驚愕…トラック運転手の救出は「断念」(FLASH)
ほとんど砂とも思える脆弱地盤のため重機の安定が期待できない
硫化水素の発生も止まらず、救助隊の安全確保が難しい
120万人の生活排水、工場排水で『あふれる下水』
八潮陥没、無料で銭湯利用、墨田・新宿・千代田でも…下水道自粛が求められている12市町の住民対象(東京)

上下水道DX技術カタログに掲載する技術情報を募集〜上下水道施設のメンテナンス高度化・効率化に資するデジタル技術をまとめた「上下水道DX 技術カタログ」を策定中(国交省)


2/10
埼玉陥没、穴の捜索終了。手がかりなく、別手段検討(共同)
転落した運転手の捜索活動、30分で打ち切り…手がかりが見つからなかった上、さらなる崩落による二次被害の懸念が高まったため。 消防は今後の穴内部での捜索は予定しておらず、運転席部分とみられるものが見つかった下水道管内の捜索などを検討するとみられる(読売)

埼玉・八潮市の陥没事故、ガスマスク着けた作業員が下水道管内に…知事「災害適用するべき」(読売)
埼玉・八潮市の道路陥没、消防による男性トラック運転手(74)の本格的な救助活動を8日ぶりに再開(TBS)

八潮・運転手捜索に三つの壁…「大量の水」「軟弱地盤」「有毒ガス」、頭抱える県幹部「正直手詰まり」(読売)
埼玉・八潮の道路陥没、下水道管の本格復旧「3年程度」(日経) 「硫化水素による腐食が原因だとすれば、周辺の管も同様に損傷している恐れがある」

「通常の調査頻度で空洞発見は困難」、八潮道路陥没で探査の研究者が解説(日経) 陥没現場では4年半ほど前、地中レーダーで探査したが、異常は見つからなかった
「下水道の点検頻度上げる、料金値上げ避けられない」専門家が見た事故の課題(日経)

老朽管破損で道路陥没、対策検討へ有識者会議。国交省(建通) 点検手法の見直しを考える

下水道施設の受益者負担に関して
土地改良法、道路法、都市計画法、河川法、港湾法、水防法等の規定により賦課される受益者負担金の必要経費算入(国税庁)
繰延資産の償却期間(国税庁)
受益者負担金や上下水道加入金などの費用は「水道施設利用権」として無形固定資産に計上(中島祥貴税理士事務所)
「下水道事業受益者負担金」は、土地の所有者に負担する義務がある(弁護士ドットコム)
イニシャルとランニング、ベストな処理を考える時期が来た。(u.yan)

市の人口が30万人下回る…「事業所税」徴収できなくなる可能性(読売)


2/8,9
排水路の撤去を開始。振動などによる危険が伴うため、県が近くの14軒に退避を要請。滞在先としてホテルを手配(埼玉)
日大・森田弘昭教授「日本の下水道では一番大きい事故。穴の深さや広さ、臭いから威圧感を受けた」、「長時間かけてできた、陥没穴ではないか」(埼玉)
崩落恐れの農業用水路撤去へ。埼玉の県道陥没、運転手捜索続く(共同)
八潮道路陥没、穴の内部で「宙づり」の農業用水路を撤去へ…崩壊の恐れで捜索妨げ(読売)  
八潮市・下水管内の男性の捜索・救出は、どのタイミングで本格化するのか? そして方策は?(斎藤秀俊)
   
国交省は、高度成長期以降に整備された我が国の社会インフラが、今後急速に老朽化することが見込まれるなか、社会資本全般に関する本格的なメンテナンス時代に向け2013年を「メンテナンス元年」と位置付け本格的な対策を始動させた

秋田県道の一部路線、存廃検討へ。老朽化、全て維持は困難(秋田魁)


2/7
八潮道路陥没「復旧に2、3年」…工法検討委員長がより強力な下水の利用自粛求める(読売)
森田先生は日本非開削技術協会会長、元国総研下水道研究官
八潮市道路陥没、下水道管の水を減らすバイパス工事が完了。
迂回で減らせる水量は下水道管内の水のごく一部(日テレ)

6日もドローン使い下水道管内の運転席周辺の調査続く(朝日)

中国5県の下水道管、8.2kmで異常。2021〜23年度定検。埼玉の道路陥没受け緊急点検も(中國)

都市部の主要下水管、定期点検を義務付け。国交省が方針(日経)

埼玉・八潮の事故は氷山の一角、老朽管損傷で頻発する道路陥没10選(日経)

埼玉・八潮の陥没事故受け、東京都が下水管リニューアル工事を公開(東京)


2/6
「下水道管の中で確認」陥没から9日目“トラック”発見か。新たな“課題”対策は(テレ朝)
“2つの障害”:新たな崩落の危険性が…救出を阻む“コンクリート製の管”。湧き出し続ける“下水”とみられる水(日テレ)
トラック運転席発見か…穴から100〜200m下流付近(読売)
運転席部分とみられるものは、白い金属製で、ひしゃげた形だった(共同)
道路陥没事故、トラック運転席を下水道管内で発見か。ドローンで確認(朝日)
「大規模崩落の危険性がある」埼玉・八潮市の道路陥没事故、救助活動再開のめどたたず。穴の中の「農業用水路」が新たな救助活動の障壁にも(TBS) 24時間態勢で作業

劣化進む下水道、東京も全ての点検は不可能…更新先送りなら大災害リスク、街は浸水し風呂に入れず病気も蔓延か(JBpress) 下水道が止まるということ=(1)町を浸水から守る機能、(2)水環境を守る機能、(3)衛生的な暮らしを守る機能という3つの機能が失われることを意味する

埼玉・八潮の道路陥没をドボク模型で再現、地中の空洞形成の様子がはっきり(日経)

内閣官房、強靱化実施中期計画策定方針案、上下水道老朽化対策を追加(建設工業)
強靱化中期計画の策定指針、道路陥没受けメンテ推進(建通)

都市のリデザインや再開発では事前防災を組み込んでほしい。また、八潮の道路陥没を繰り返さないために、都市のリデザインではインフラの維持管理をやり易いように改造しておいて欲しい。(u.yan)


2/5
八潮陥没、「水中ドローン」投入も速い流れで調査難航…県は120万人に「可能な限りの節水」要請(読売)
下水道管に水中ドローン。影響長期化、知事「痛恨の極み」―道路陥没から1週間(時事)
道路陥没1週間、なぜ救助が難航するのか。現場を悩ます二つの想定外(朝日) 写真を比較してください
下水道利用制限続く 埼玉・八潮の道路陥没事故1週間(産経)

八潮市の道路陥没、1週間で応急復旧終え下水自粛解除の見通し(日経)

「下水道管路の高低差で硫化水素が発生」専門家に聞く道路陥没メカニズム(日経)

特殊車両のレーダーで地中の空洞を調査、埼玉の陥没事故を受け独自に下水道管の緊急点検。北九州市(福岡放送)

地球12周分の下水道管、迫る老朽化職員不足で全国の自治体苦慮(毎日)


2/4
八潮道路陥没から1週間、4日午後の下水道管内調査へ「可能な限り節水を」…2本目のスロープ造成も(読売)
八潮市の道路陥没事故、運転手の救助難航、復旧工法の検討開始(建設工業)
埼玉県下水道事業課は、国交省やJS、日建連、埼玉建協、日本下水道管路管理業協会などに協力を要請
日建連からは鹿島と大成建設が作業員や建設機械を派遣
八潮の道路陥没、スロープ拡幅で水の湧出部分を迂回へ…潜水可能なドローンで下水道管内を調査(読売)
埼玉八潮・道路陥没、トラック転落の救助阻む水「下水のような臭い」。重機トラブルも(テレ朝)
埼玉の県道陥没、救助阻む水流入。避難者減少も、戻らぬ日常(共同)

下水道管調査にドローン、水流れていても安全に。道路陥没事故で注目(毎日)
ドローンにしろ地中レーダーにしろ、点検頻度を上げる予算を。


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八潮の道路陥没、数十人が穴の中で作業も一進一退…再開した救出作業は午前9時まで中断(読売)
直径40mの穴に拡大。運転手いまだ安否不明(テレ朝)
2/2、救助活動は再開できず。穴に水が流入、崩落の恐れ(共同)
道路陥没事故、がれきの撤去作業中断続く。水の影響で再開困難な状況(朝日)
損傷した雨水管からの漏水で陥没穴が拡大、埼玉・八潮(日経)


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八潮の道路陥没、再開したばかりの救出作業が中断…2/2朝からは雨か雪予報(読売)
スロープ完成、救助本格化。がれき撤去開始(共同)
重機投入、スロープ夜通し工事(日テレ)
「下水道管に落下の可能性」、穴拡大で救助難航(テレ朝)
埼玉・八潮市の道路陥没事故の発生から78時間、救助阻む水との戦い続く(TBS)
八潮の道路陥没、地下の「雨水幹線」が損傷し水が流入か…救出用スロープは1/31の完成目指す(読売)
八潮陥没事故、近隣の会社の「初動」、陥没した箇所のまわりを囲うように発煙筒をたき、警察や消防が到着する前に交通整理(スポニチ)
陥没が発生したのはトラックが転落するわずか4秒前(TBS)
動画:埼玉・八潮市「道路陥没の瞬間」。交差点に"穴"が突然…予想だにしない出来事に提供者は「怖いです」(TBS)
埼玉で道路陥没事故:B判定だった(カンテレ)

埼玉道路陥没事故、硫酸発生・気温上昇・軟弱地盤…複合要因か。地中深くの異変は把握困難(産経)
日大・森田弘昭教授、地球温暖化も影響を与えている可能性がある。気温の高まりに伴って下水道管内の温度も上昇。有機物の中に生息し、硫酸の発生を助ける微生物の数が増殖するなど「配管内部の環境も絶えず変化している」
東大・桑野玲子教授「八潮地域は砂地盤で地下水位も高く、下水道管のわずかな破損部分からでも砂が流れ込みやすい」
国交省担当者「原因を特定した上で、これまでの点検方法が適切かを検証していく」

道路陥没事故、国交相「重く受け止め」(日テレ)

5年に1度の点検はミニマム。損傷の場所やメカニズムによればもっと点検頻度を上げた方が良いケースはある。
それが難しいのは財政上の問題(予算が無い
小泉内閣の竹中平蔵財務が無理強いした地方財政三位一体改革が諸
悪の根源。地方債発行を大きく抑制させ、財政赤字を強引に黒字化させようとし、結果として維持管理と防災の金を絞った→主権者の命を後回しにした。 それを追求しない政治家が多いのは、財務の陰謀……そう思っているu.yan。
人は神や仏陀では救えない、人は人が救うしかない。ですよね国交相、財務省亡国論を国会で報告しましょう。(u.yan)


東京都知事「調節池や下水道などの機能を高める」八潮の陥没事故を念頭に(東京)
 
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八潮市道路陥没、運転手いまだに安否不明(テレ朝)
救助活動と復旧は長期化の恐れ(読売)
道路陥没の恐れ、周辺は「なし」。埼玉県が調査結果公表(産経)
県道陥没、規制範囲拡大も。スロープ作り土砂搬出へ。スロープの完成には2〜3日かかる(時事)
原因とされる下水道管の損壊が下水処理場に近い「急所」で起きたことで影響が広範囲に。硫酸で腐食か(日経)
救助作業阻む新たな陥没と水、トラック運転席は目視できず(産経)
道路陥没が拡大、一つの大きな穴に。消防が救助活動を再開(朝日)

東大・加藤裕之・特任准教授「カーブしている場所では下水の流れが遅くなるため、管内に硫化水素が発生しやすく、腐食が起きやすい」
「現場付近は維持管理により注意が必要な箇所だったとみられる。ただ、ほとんどの自治体において、財政が厳しく人手も足りない中で(5年に1回以上とする)法定以上の頻度で点検を行うのは難しい」(朝日)

下水道破損による道路陥没は年間2,600件。老朽化への対策急務(毎日) 国交省は下水道管を5年に1回以上、点検するよう市町村などに義務づけている

国交省、自治体に下水管路の緊急点検要請、埼玉県八潮市の道路陥没受け(建設工業)

埼玉の道路陥没受け大阪府が下水管点検へ。延長計約100kmが対象(毎日)
 
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陥没してできた二つの穴が新たな崩落によってつながり、穴の範囲が拡大(共同)
道路陥没、二次災害警戒。発生3日目、男性救助続く。下水の緊急放流実施(産経)
道路陥没、徐々に広がり作業難航。下水道の制限「中長期化の見通し」(朝日)
ドローン投入、内部確認始める(日テレ)
「マンホールからあふれる可能性も」埼玉・八潮の陥没事故、120万人に下水使用制限(産経)
道路陥没の埼玉・八潮市、ガス漏れの恐れで周辺住民に避難勧告…120万人に洗濯・風呂使用控える呼びかけも(読売)

埼玉県八潮市内の県道陥没事故:建設企業が対応奔走、国交省も全力で情報収集(建設工業)

政府が全国下水道管理者に緊急点検を要請。埼玉・八潮市の道路陥没事故を受け(TBS) 政府、リエゾン派遣

下水道管に起因の道路陥没事故、今後増える恐れ…耐用年数超え増加で(読売) 全国の管路約49万kmのうち、一般的な耐用年数とされる50年を超えた管路は22年度時点の3万kmから、20年後には20万キロに増える見込み  老朽化
 
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転落したトラック運転手の救助活動が一時中断。すぐ近くの道路で新たに陥没も発生、半径200mの住民に避難呼びかけ(TBS)
道路陥没で落下したトラック、運転席近くに土砂流れ込み近づけず…発生9時間で運転手救出続く(読売)
道路陥没、トラック転落。運転手の救助活動が難航。埼玉・八潮市(日テレ) 下水道管に土砂が流れ出て、地下に空洞ができた可能性がある
埼玉12市町は「下水道使用抑えて」(朝日)