コンクリート診断士受験前チェックリスト
何故、コンクリートの診断が必要なのか?今一度考えてみてください。講習会テキストや参考リンクから”何故”を整理し箇条書きすると、ストックメンテナンスの重要性と診断の大切さが分かります。これがコンクリート診断士への入口と思います。
試験前に以下の項目とキーワードをチェックしてみて下さい
|
チェック |
|
||
維持管理計画 | 文書 計画の重要性、必要性 記載項目(時期、頻度、方法、体制) |
|||
劣化が顕在化した構造物の背景 | 文書 時代背景 ポンプ車等の機械 人的要素 材料 技術 |
|||
コンクリート診断の必要性 | 文書 | |||
コンクリート診断士の定義 | 文書 | |||
コンクリート診断士の倫理 | 文書 | |||
耐久性調査 | コンクリートの品質 ひび割れ 配筋 鉄筋・鋼材の腐食 設計基準 |
|||
コンクリートの変状原因 | 初期欠陥 経年劣化 構造的変状 材料・配合 施工 外力・沈下 使用環境 変状の種類と原因 |
|||
ひび割れ | 種類と特徴 発生原因 大きさ(幅)と耐久性 測定方法 クラックスケール |
|||
コンクリートの変色 | ほこり・ゴミ カビ・微生物 酸性雨 ASR エフロレッセンス 錆汁 火災 化学的侵食 |
|||
劣化のメカニズム | 中性化 塩害(鉄筋腐食) ASR 凍害 火災 化学的侵食 |
|||
劣化に関する数値と数式 | 鉄筋かぶり PH値 塩化物イオン量 拡散方程式 アルカリ総量 火災温度と変色 SN |
|||
主な劣化原因と劣化過程 | 潜伏期 進展期 加速期 劣化期 |
|||
劣化判定と劣化進行予測 | 劣化の判定 安全性能 使用性能 第三者影響に関する性能 美観景観 耐久性能 劣化進行予測 |
|||
主な劣化と外観調査 | 文書 | |||
主な試験法 | 中性化深さ CO2濃度 フェノールフタレイン溶液 呈色 セメントの種類と中性化速度 塩害ガーゼ法 塩化物イオン濃度分布 塩化銀沈殿法 モール法 クロム酸銀法 電位差滴定法 ASR コアのアルカリシリカゲル観察 反応リム コア残留膨張 JCI-DD2法 デンマーク法 カナダ法 岩種判定 モルタルバー法 迅速法 化学法 X線回析 凍害 骨材の吸水率 日当たり等環境調査 配合設計調査 細孔分布 気泡間隔 弾性係数 化学的侵食 環境調査 PH試験 温泉成分分析 EPMA |
|||
主な測定方法 | 打音法 シュミットハンマー法 補正 局部破壊法 ドリル法 コア はつり法 電磁波レーダー法 電磁誘導法 サーモグラフィー X線法 自然電位法 分極抵抗法 電気抵抗法 超音波法 SEM EPMA アコースティックエミッション |
|||
追加調査 | 文書 必要性・目的 方法 |
|||
対策 | 無処置 点検強化 供用制限 補修 補強 解体 使用性回復 機能向上 修景 緊急度 応急 暫定 延命 恒久 B/C LCC アセットマネジメント |
|||
主な補修方法 | 表面被覆工法3種類 ひび割れ補修工法3種類 断面修復工法3種類 電気化学的補修工法4種類 含浸工法 無機質補修材 エポキシ樹脂の使い分け リチウムイオン 防錆 |
|||
主な補強方法 | 断面補強 補強材接着・巻き立て プレストレス導入 部材交換 増桁等の構造系見直し 耐震 耐震壁 梁柱増設 ブレース 鋼板 炭素繊維シート 免震 減衰ゴム 制震 ダンパー |
|||
点検の種類 | 初期点検 日常点検 定期点検 詳細点検 臨時点検 |
|||
今後の監視と維持管理策 | 主な劣化原因毎に文書 維持管理と建設CALS/ECについての短文書 維持管理とアセットマネジメントについての短文書 |