溶融亜鉛めっきメモ

 鋼材の表面被膜方法の1つとして溶融亜鉛めっきがある。
440℃程度のめっき槽に鋼材を漬けることで亜鉛めっき層(鋼材表面に合金層、その上に亜鉛層)を形成する。

鋼材
防食の仕組みは、
・亜鉛めっき表面の緻密な酸化被膜で鋼材の腐食を防止する。
・亜鉛の犠牲防食作用(鉄よりイオン化傾向の大きい亜鉛が腐食電池のアノードとなる)で鋼材を保護する。
鋼材の腐食反応図

溶融亜鉛めっき使用の注意点
・鋼材をめっき槽に漬けた時、温度応力を生じやすいので歪みを確認する。
・溶融亜鉛めっきの耐食性は、JIS H 8641に規定するように被膜厚さではなく、単位面積当たりの
亜鉛付着量で評価する。原則、厚さは参考で塗膜とチェック方法が違う。
・海岸近くや路面凍結防止剤を散布する場所では酸性雰囲気となるので通常より早期に溶融する等、使用環境と溶融亜鉛付着量で
耐用年数が違う。