鋼材扱い

橋梁関係の方は熟知されていますが、小口で鋼材を加工する場合、注意する点があります。

・板取りは主応力方向と鋼材圧延方向を揃えます。孔付きプレートの現場製作時には注意が必要です。
・厚板に丸鋼でリングを溶接する場合、開孔加工して両面溶接するほうが良いです。
・現場製作する場合、敷材や平坦な厚板を使ったベッド(基礎)を確保して軸線を合わせます。多くの仮設敷鉄板は反ってます。
・平坦度はJISで規定してますが、積置きが長期間の場合は加工前に再度平坦度(直線性)を確認します。
・溶接棒は必ず乾燥した物を使用します。鉄則です。
・CO2ガス半自動現場溶接=風対策と考えて計画します。鋼材に当たって吹き込む風によるブローホールに注意。
・黒皮(ミルスケール)を剥ぐ場合、ブラスト材の後処理まで考えて計画します。思った以上に量が出ます。
・急ぐときでも、溶接部分は200℃まで自然冷却させる。
・工場加工品を荷卸しする場合、歪みを出さないように予め吊り箇所を確認します。枕位置も同様。
・ボルト接合は中心部からおこない2度締め。孔違い2mm以下、肌隙1mm以下。ハンマーで打音確認します。
・ミルシート(鋼材検査証明書)とインボイス(荷送り状)は内容確認後セットで保管します。

慣れてくると、当たり前のことを当たり前にやるのが難しくなります。