あーくえあがうじんぐ

アークエアガウジング

アーク熱で溶かした金属を圧縮空気で連続的に吹き飛ばして金属表面に溝を掘る方法。

あーくすぽっとようせつ

ア−クスポット溶接

アーク溶接方法で,板の片側から加熱して点状に融着させる溶接。

あーくせつだん

ア−ク切断

アークの熱を利用して行う切断。

あーくようせつ

アーク溶接

アークの熱で行う溶接。

ああしょー

アアショー

(AASHO)American Association of State Highway Officials アメリカ各州道路行政官協会のこと。

あい

アイ

輪(目の型)になったワイヤーロープ端部。合金ロック止め、さつま加工、クリップ止めがある。

あいえすおー

ISO

国際基準化機構の略。ISO9000は、企業の品質管理方法、システムについて、ISO1400は環境についての規格。

あいどらー

アイドラー

ワイヤーロープの向きを変える滑車「遊車」。

あいば

合端

石材などで互いに接した部分。

あいみつもり

相見積

複数の業者から取る見積書

あかみず

赤水

水に含まれる鉄分が酸化され、赤色になった水のこと。

あかり

明かり

トンネル工事における坑外のこと。

あき

空き

部材間隔。鉄筋の表面間距離の最小値。

あげこし

上げ越し

沈下を考慮して少し高めに施工すること。コンクリート自重で型枠が下がることを見越し、予め上げめに組立てること。

あげずみ

上墨

仕上がり面より一定の寸法を上側にシフトさせたライン。

あげのみ

上げ鑿

ビットを上側に向けて削孔する事。

あさがお

朝顔

<1>道路上などに物が落下するのを防ぐため、構造物の側面に設置する傾斜した防護用仮設物。<2>男性用トイレ。ラッパ状に開いた形からこう呼ばれる。

あじてーた

アジテータ<agitator>

フレッシュコンクリートを打ち込む前に分離しないようにかき混ぜる機械。

あじてーたー

アジテーター

(agitator)コンクリートミキサー車。生コン車。

あしば

足場

高所(2m以上)で作業するために設ける仮設の作業床及びこれを支持する仮設物。

あしばした

足場下

足場のジャッキベースの下に敷く、程度の悪い道板。敷板。

あしゅーと

アシュート

(AASHTO)The American Association of State Highway and Transportation Officials アメリカ各州道路交通行政官協会のこと。

あすかーぶ

アスカーブ

アスファルト合材で造った「縁石」。

あすふぁると

アスファルト

瀝青=石油蒸留残滓の炭化水素混合物を主成分とする半固体黒色粘着質のもの。

あすふぁるとにゅうざい

アスファルト乳剤

アスファルト舗装で使用する褐色の液体接着剤。プライムコート、タックコート。

あすふぁるとまっと

アスファルトマット

アスファルト合材を、平らな型枠に流し込み、マット状に成型したもの。

あすふぁるほそう

アスファルト舗装

路盤上に加熱アスファルト混合物による層を2層以上有する舗装。

あせちれんはっせいき

アセチレン発生器

カーバイドと水を反応させてアセチレンガスを発生させる器具。

あたり

当たり

じゃまな出っ張り

あたりとり

当たり取り

トンネル掘削作業において、最小巻き厚線より内空側に残留している岩魂などを取り除く作業。

あっしゅくきょうど

圧縮強度<compressive strength>

供試体が耐えうる最大圧縮荷重を、圧縮力に垂直な供試体の断面積で除した値。

あっせつ

圧接

溶接継手に大きな機械的圧力を加えて行う溶接方法。

あつりょくちょうせいき

圧力調整器

高圧のガスを所要圧に減圧するのに用いる器具。減圧弁。

あてうま

当て馬

受注する意志がないのに入札に参加する業者。

あてもみ

当てもみ

ボルトの孔あけにおいて、添接板を母材に仮止めしてリーマーなどで正規の孔をあけること。

あてわ

当輪

推進管中押し工法で使用する緩衝材。中押しジャッキの前後に取り付けて、衝撃の緩和を図る。

あとがす

後ガス

ダイナマイト等火薬類が爆発した際発生するガス。

あとつぼけんしゅう

跡坪検収

土量の検収において、地山土量で検収すること。

あとに

後荷

トンネルの支保工や覆工が施工された後、それらに作用する土圧が増加すること。

あとはま

後浜

波がはい上がる上限から、砂丘帯あるいは崖などの全面までをいう。

あとぶしん

後普請

切羽の掘削作業により一段後方で後から追っかけていく作業。

あとぼう

後棒

モッコ等を担ぐ時、後ろを担う作業員のこと。

あとむき

後向き

トンネル工事において、後方作業をする作業員の事。

あなあれ

孔荒れ

穿孔した孔壁が崩れたり、スムーズに穿孔できないこと。

あなびき

孔びき

母材の純断面積を算出するためボルト孔の断面積を控除すること。

あなまがり

孔曲り

ボ−リング孔が中心から逸れる事。

あばた

あばた

コンクリートの仕上がり表面に砂利が集積露出していること。じゃんか、豆板ともいう。

あばっと

アバット

橋台。橋梁両端にある下部構造物。

あばらきん

肋筋

スターラップ筋の事。

あぷせっとふぉーす

アプセットフォース

upsetting force アプセット(すえこみ)の際に溶接面に加える加圧力。

あぷせっとようせつ

アプセット溶接

溶接継手端面を突き合わせ、加圧しながら抵抗発熱でおこなう溶接。

あゆみ

歩み

<1>間隔のこと。<2>主に木製の足場板。

あらいしけんでうしなわれるりょう

洗い試験で失われる量<content of materials passing 75μm standard sieve in aggregate>

骨材に含まれる75μmの網ふるいを通過する微粉末量。

あらいぶんせき

洗い分析<washing analysis>

フレッシュコンクリートをふるいを通して水洗いすることによって、各材料の構成比を求めること。

あらならし

荒均し

被覆石や捨石マウンドの天端や法面の均しで、基準高に対して許容範囲が大きいもの。

ありだーど

アリダード

平板測量で平板上で高さと方向を直視し測定する器具。

あるかりこつざいはんのう

アルカリ骨材反応

水和反応の過程でセメント中のアルカリ成分と反応性骨材が化学反応を起こして膨張し、コンクリートにひびわれなどの劣化を引き起こす現象。

あるかりこつざいはんのう

アルカリ骨材反応<alkali-aggregate reaction>

アルカリとの反応を持つ骨材が、セメント、その他のアルカリ分と反応し、コンクリートに膨張ひび割れ、ポップアウトを生じさせる現象。

あるごんあーくようせつ

アルゴンア−ク溶綾

アルゴンガス中で行う溶接。

あるみなせめんと

アルミナセメント<high-alumina cement>

水硬性カルシウムアルミネートを主成分とするクリンカーを微粉砕してつくられるセメント。

あんかー

アンカー

<1>錨のこと。錨の働きをする方塊。<2>物を固定する目的で岩盤やコンクリートに打ち込むもので金属性の打ち込みアンカーと化学反応を利用したケミカルアンカーに大別される。

あんかーわいやー

アンカーワイヤー

係留物とアンカーとを結ぶワイヤーロープ。

あんかれっじ

アンカレッジ

吊橋のケーブル端部を固定する目的で、橋梁の端部に設けられるコンクリートの大塊。

あんこ

あんこ

詰め物のこと。

あんぜんえいせいきょうぎかい

安全衛生協議会

特定元方事業者(元請)が複数の下請け業者の混在作業による労働災害などを防止するために設置、運営する協議組織。安全計画、作業間調整、パトロール計画、防災訓練などを定期的に協議する。

あんぜんえいせいせきにんしゃ

安全衛生責任者

統括安全衛生責任者と安全衛生業務の連絡、調整を行う下請の責任者。

あんぜんぐつ

安全靴

作業中の落下物から足を保護するため爪先に金属を入れ補強した靴。

あんぜんたい

安全帯

高所作業時に使用する安全ロープ(親綱)などへの引っ掛けの付いた腰ベルト。

あんぜんれーる

安全レール

脱線車両による事故を防ぐために本線に沿って敷き設してあるレール。降雪や落石が多いと予想される側の反対側へ敷設する。

あんだーかっと

アンダーカット

溶接部の母材断面を減少させること。

あんだーかっと

アンダーカット

溶接止端で母材が掘られ、溶着金属が満たされないで残っている欠陥部分。

あんだーぴにんぐ

アンダーピニング

既設構造物の基礎におこなう永久的増強工事。根継。

あんちくりーぱー

アンチクリーパー

列車による縦方向へレール移動を防ぐため、レールに取り付けるもの。

あんていしょり

安定処理

路床、路盤の支持力を増大させる目的で、セメント、石灰、アスファルトなどを混合すること。

あんていせい

安定性<soundness>

セメントの安定性は、異常な容積変化などを起こさず安定して水和する性質。骨材の安定性は、主に凍結融解に対する物理的安定性。

あんびる

アンビル

杭打ちハンマー下端部。打撃力を杭に伝達する。

いおうわれ

硫黄割れ

母材の硫黄の偏析部から生じる割れ。

いか

イカ

<1>番線を予め半分に折り、捻りをいれ結束出来る状態加工したもの。「能率番線」のこと。<2>船舶機関室に新鮮な空気を入れる目的で張る帆布のこと。

いかりがかり

錨がかり

水底の状況による錨のきき具合。

いぎりすづみ

イギリス積み

長手の層と小口の層とが交互にある煉瓦の積み方

いけいてっきん

異形鉄筋

付着強度を高めるため表面にリブや節などをつけた鉄筋。

いけいてっきん

異形鉄筋<deformed bar>

表面に突起を有し、コンクリートとの付着をよくした棒状鋼材。

いけいぶろっく

異形ブロック

防波堤、離岸堤、突堤の前面、海岸堤防の前面などの消波工あるいは根固め工に用いられるコンクリートブロックの総称。

いしぐみ

石組み

深山渓谷を表すために組み合わせた自然石のこと。

いしこ

石粉

 石灰岩粉末、または火成岩類を粉砕したもの。粒径は0.6〜0.074mm。

いしばり

石張り

 玉石、野面石、雑割石、間知石などで法面を覆うこと。のり勾配が45°より急な場合は石積み、緩い場合には石張りという。

いしわり

石割り

石積みの目地割り。

いそやけ

磯やけ

磯の藻類が枯死消滅し、石灰類により岩面が白黄色化する現象。

いたせぱ

板セパ

型枠組立てに際して、所定の幅を確保するための板状の鋼製部材。

いたどり

板取り

使用する鋼材を、最も経済的になるように割り付けること。

いちさんろく

一三六

セメント、砂、砂利の容積比が1:3:6の経験的現場練りコンクリ−ト配合。。一二四もある。

いちまつしば

市松芝

芝を市松模様に配置し張ったもの。芝の使用量は総芝の半分。

いっかつしたうけおい

一括下請負

工事をそっくりそのまま他の業者に再下請けさせること。丸投げともいう。違法行為になる。

いっしきみつもり

一式見積

単価費用を示さず、工事全体金額を見積もる手法。

いってこい

いってこい

折り返しのこと。180°方向を変えること。

いとめじ

糸目地

細い目地。

いな−とがすあ−くようせつ

イナートガスアーク溶接

アルゴンやヘリウムなどのイナートガス又はこれらに少量の活性ガスを加えたガス中で行うアーク溶接。

いぬくぎ

犬釘

レールを木枕木に固定するために使う太い釘。

いぬばしり

犬走り

<1>堤防の川裏側法先に裏地盤との接合を調整するために堤脚にそって低く小さく造られた平場。<2>建物の外周をコンクリートなどで舗装した通路。

いのちづな

命綱

潜水士と潜水士船をつなぐ綱。連絡、指示、潜水士の緊急引上などに使用。沈降するのに使うのは、下がり綱。

いもつぎ

芋継ぎ

部材の同一断面上に複数の継手を設けること。構造上の弱点になる。

いもめじ

芋目地

石積で合端が一つの断面に集中すること。悪い施工の一つ。

いりすみ

入り隅

2面交差で、内側にへこんだ隅角部

いんごろく

一五六

1.5尺×6尺の定番サイズの型枠。45cm×180cm。

いんさ−と

インサ−ト

型枠に仮止めして、コンクリ−トに埋め込まれる部品。後でボルト等をねじ込む

いんた−

インタ−

2直線の交点。IP(Intersection point)。

いんだいれくとすぽっとようせつ

インダイレクトスポット溶接

電極で母材を両側から挟まずに電極を離した形で1カ所だけ溶接するスポット溶接。

いんば−と

インバ−ト

トンネル側壁基部間を結ぶ逆ア−チ型のもの。下水道人孔(マンホ−ル)において、流れやすいように底部につける溝の事。

いんぼいす

インボイス

送り状。送り状に記された製造番号と品質検査証明書の製造番号が合致しているか確認することは大切。

いんろく

1尺×6尺

型枠の定番サイズ。30cm×180cm。

うぃーびんぐ

ウィービング

溶接棒を溶接方向と直角に動かして溶接すること。

うえうけ

上請

上位の大手業者が、下位の小業者の下請けをすること。

うえす

ウエス

ぼろ布きれ。白い布きれのものを白ウエスと呼ぶ。

うえつぶし

植潰し

ツツジやイヌツゲ等の常緑低木で空間を埋めつくすこと。

うえます

植桝

縁石やコンクリートで仕切られた木を植える場所のこと。

うきあがり

浮上がり

重ね抵抗溶接において、ナゲットの周囲に生ずる板のすきま。

うきいし

浮き石

脱落しやすい状態にある岩石のこと。

うきさんばし

浮桟橋

潮汐差の大きい地域で使われる、ポンツーンを使った乗船施設。

うけおいだいきんうちわけしょ

請負代金内訳書

工事内容に添って書かれた契約額の内訳。

うけわく

受枠

排砂管敷設に用いる木製枠

うさぎ

白波のこと。風浪により海面に白波が立ってくると「兎が飛ぶ」と言います。

うすいばきしつ

雨水吐き室

合流式下水道において、処理可能量以上の雨水を公共用水域へオーバーフローさせるための施設。

うすいます

雨水枡

雨水を集め、下水管へ流すための枡。

うちあげけいやく

打上契約

予め全数量で契約し、途中数量に変更があっても契約額を変えないで納入させる契約形態。

うちかえ

打ち換え

傷んだ舗装箇所を撤去し、新たに舗装を行う事

うちこみ

打込み<placing>

フレッシュコンクリートを所定の位置に投入し、詰め込むこと。

うちこみめじ

打ち込み目地

コンクリート打設後、硬化前に、板を挿入して作った目地。

うちつぎ

打継ぎ

硬化したコンクリートの上に、新しくコンクリートを打設して一体構造とすること。

うちつぎ

打継ぎ<placing concrete in contact with hardened concrete>

硬化した状態にあるコンクリートに接して、新たなコンクリートを打ち込むこと。

うちつぎめ

打継目<construction joint>

打継ぎをおこなった境界部の継目。

うちのり

内法

型枠等の内側寸法。

うってがえし

打って返し

一度使用した物を再び使うこと。

うでぎ

腕木

足場板を受ける水平材。

うま

<1>4本足の台。<2>トレーラーを引っ張るトラクターヘッドの呼び方。牽引される方は、馬車と呼称される。

うまあしば

馬足場

脚立を使った足場。2基以上の脚立(馬)に足場板を架けたものを含む。

うめごろし

埋殺し

土留材、型枠などを撤去せずに土砂を埋戻したり、コンクリートを打つこと。

うらあて

裏当て

溶融金属が流れ出さないように開先底部に金属板や粒状フラックスを当てること。母材と一緒に溶接される当て金属板を当て金と呼ぶ。

うらうめ

裏埋め

裏込めの背後に投入する土砂。

うらこうき

裏工期

契約期日に竣工検査(通常完工後2週以内)前日までの日数を足したもの。

うらこだん

裏小段

堤防の安定を図るため中腹に設けられる幅3m以上の平場のうち川裏に設けられたもの。

うらごめ

裏込め

岸壁や擁壁の安定を高めるために、背面に砂利や割栗石を入れること。地山と覆工の間に入れる充填用のコンクリートやモルタル。

うらなみびーど

裏波ビード

片側溶接において、電極と反対側の波形のビード。

うらなみようせつぼう

裏波溶接棒

裏波ビードを得る目的でつくられた被覆アーク溶接棒。

うらはつり

裏はつり

開先底部の溶け込み不良部分や第一層部分を裏側よりはつり取ること。

うらめ

裏目

指矩(さしがね)の裏側の目盛り。√2cm単位の目盛りが刻まれている。

うれつ

雨裂

降雨により、法面が洗掘され、亀裂が出来ること。

うわや

上屋

荷物の一時保管に使用する岸壁近くの建物。

うんえいいいんかい

運営委員会

 ジョイントベンチャーの運営に関する基本的事項を協議決定するために設置する委員会。 施工方針、組織、実施予算、設計変更、決算などを協議する。

えあーちゃんばー

エアーチャンバー

圧搾空気を溜める空気缶。

えあーりふと

エアーリフト

水中において、圧縮空気をフレキシブホースの底部より放出、気泡を混交して海底の土砂を上昇させる装置。

えいこう

曳航

航行距離が25海里以内、または一平水区域内を航行すること。

えーいーげんすいざい

AE減水剤<air entraining and water reducing agent>

AE剤、減水剤両方の効果を兼ね備えた混和材。

えーいーこんくりーと

AEコンクリート<air entrained concrete>

AE剤などを用いて微細空気泡を含ませたコンクリート。

えーいーざい

AE剤

(air entraining) 生コンクリート中に微細な空気泡(エントレインドエア)を連行し、ワーカビリチーや耐久性を向上させる混和剤。

えーいーざい

AE剤<air entraining agent>

ワーカビリティー及び耐凍害性を向上させるために、コンクリートなどの中に多数の微細独立空気泡を一様に分布させる混和材。

えーえーちいき

AA地域

騒音にかかわる環境基準により、昼間45ホン以下、朝、夕40ホン以下夜間35ホン以下とされる地域。

えーき

A旗

 国際信号旗にあってアルファベットの“A”を表す旗。海上衝突予防法において、潜水作業中はこれを掲げる。

えーちいき

A地域

 騒音にかかわる環境基準により、昼間50ホン以下朝、夕45ホン以下、夜間40ホン以下とされる地域。

えーばり

Aバリ

スチールのA型バリケードの略。

えきじょうか

液状化

地震で地下水と砂地盤が揺さぶられ、泥状化して地表に吹き出したり、支持力を著しく低下させる現象。

えきすとら

エキストラ

「extra」定尺以上に長いものや標準以上に厚い鋼材製品。その寸法。

えきすぱん

エキスパン

エキスパンデッドメタル(expanded metal)薄鋼板に切り目をつけ、引張って作られる。

えきせいげんかい

液性限界

土が流動し始めるときの含水比(%)をいう。

えすえむだぶりゅー

SMW

ソイルミキシングウオールの略。土(Soil)とセメント系懸濁液を原位置で混合(Mixing)し造成する地中壁(Wall)。SMWは、それ自体が止水壁とし利用出来るほか、H形鋼を挿入することにより耐土圧構造物となる。

えだばり

枝張

樹木の四方面に伸長した枝の幅をいう。低木は葉張という。

えっくすせんけんさ

X線検査

非破壊検査法の1つの放射線探傷試験のこと。溶接箇所にX線を投射し、現像したフィルムから内部の傷を調べる。

えぬし−せつだんき

NC切断機

NC(数値制御)によって作動する自動熱切断機。

えぬち

N値

 標準貫入試験において63.5kgの錘を75cm自由落下させ、レイモンドサンプラーを30cm貫入させるのに必要な打撃回数。

えふろれっせんす

エフロレッセンス<effloresecence>

硬化したコンクリート内部から、ひび割れ等を通じて表面に析出した白色物質。(efflorescence)水酸化石灰と二酸化炭素により生じる炭酸カルシウムのこと。打設後、コンクリート表面に見られる。

えぷろん

エプロン

(apron)岸壁から上屋、野積場に至るまでの平坦な場所。空港の駐機場。

えぽきしあすふぁると

エポキシアスファルト

耐流動性、可とう性を改良するためエポキシ樹脂を添加した改質アスファルト。

えるかい

L塊

前壁、底版、バットレスより成り、自重及び底版に載る裏込め材の重量により背後土圧や残留水圧に抵抗する岸壁用鉄筋コンクリート構造物。

えるがたようへき

L型擁壁

自重及び底版に載る裏込めの重量により水平力に抵抗するL字型の擁壁。

えるぼ

エルボ

90度の曲げに使う配管材の部材。

えれくしょん

エレクション

桁を現場で架設すること。

えれくとろがすあーくようせつ

エレクトロガスアーク溶接

母材端と水冷鋼壁で溶融池を囲み炭酸ガスなどでシ一ルドしてアークを発生させて行う一種の上進溶接。

えろーじょん

エロージョン

(erotion)切土・盛土法面が降雨などにより部分的に侵食されること。

えんがい

塩害<injury from salt>

コンクリート中の塩化物イオンによって不動態皮膜が破壊されて鋼材が腐食し、コンクリートにひび割れ、剥離、剥落などの損傷がもたらされること。

えんかぶついおんりょう

塩化物イオン量<chloride content>

フレッシュコンクリートに含まれている塩化物イオン(cl-)量。

えんかぶつりょう

塩化物量<chloride content>

細骨材に含まれている塩化物の量。

えんぎり

縁切り

<1>コンクリート構造物の施工目地。<2>応力の分断をはかるため、構造的に分離すること。

えんくろ−ずようせつ

エンクローズ溶接

溶融金属が溶接部から流れ出ないように溶融池を当て金で囲んで行うアーク溶接。

えんけいせるがたぼうはてい

円形セル型防波堤

 鋼矢板を円形に打ち込み、円弧(アーク部)にて連結し、中詰し、上部コンクリートを打設した防波堤。

えんこすべり

円弧すべり

粘性土で生じる斜面崩壊。滑り面がほぼ円弧になる。

えんじんあーくようせつき

エンジンアーク溶接機

エンジンによって駆動されるアーク溶接用発電機を備えた溶接装置。

えんせき

縁石

歩道、中央分離帯と車道との境界に設けられるコンクリートブロック。「ふちいし」ともいう。

えんたんきょり

縁端距離

ボルト孔中心から端部までの距離。

えんどたぶ

エンドタブ

溶接線終端に付ける溶融金属漏れ止めの補助板。

えんとらっぷとえあ

エントラップトエア<entrapped air>

混和剤を用いずとも、コンクリート中に自然に含まれる空気泡。

えんとれいんどえあ

エントレインドエア<entrained air>

空気連行作用がある混和剤を用いてコンクリート中に連行させた独立した微細な空気泡。

おいるふぇんす

オイルフェンス

(oil fence)流出油の拡散防止の目的で利用される帯状の浮体物。

おうりょくかいほう

応力解放

掘削等により原位置で土に作用していた応力が解放されること。

おおがね

大矩

三辺の比が3:4:5の、貫板で作る大型の直角三角形。

おおしお

大潮

新月(朔)または満月(望)の1〜2日後に起こる潮位の最も高くなる潮汐。

おーとくれーぶようじょう

オートクレーブ養生<autoclave curing>

高温高圧の釜の中にコンクリートを入れて促進養生すること。高圧蒸気養生のこと。高圧蒸気養生参照。

おーばーらっぷ

オーバーラップ

溶着金属が止端で母材に融合しないでいる欠陥部分。

おーばーれい

オーバーレイ

(overlay)わだち、ひび割れなどを起こした舗装の上に3cm以上の加熱アスファルト混合物をかける修繕方法。3cm以下を薄層オーバーレイ(維持補修)という。

おかうち

陸打ち

小規模なコンクリート構造物を施工の便宜上、別の場所で型枠組立て、コンクリート打設を行い、2次製品化し、所定の場所へ吊り込み据付けること。

おがむ

拝む

直立すべきものが手前に傾いていること。

おきまち

沖待ち

係留施設が空くまで、船舶が沖合で待つこと。

おきゅう

お灸

鋼板上の数カ所を局部加熱することにより歪を取ること。

おきろう

置きろう

ろう付け部分に予めろうを置いておくろう付方法。据ろう。

おさえもりど

押え盛土

滑り破壊に対する抵抗モーメントを増加させるために斜面の法先に行う盛土。

おさまり

納まり

部材の組合せの具合。

おさむらい

お侍

建築材料などをごまかすこと。

おしこみぐい

押込み杭

既設の杭などから反力をとり、押し込むことによって設ける杭。

おしぶね

押船

(pusher barge)非自航船などの押航に使用される作業船。

おしめじ

押し目地

モルタルを押し込んでコテ等で引いてつくる目地

おしわ

押輪

推進管中押し工法で使用する緩衝材。中押しジャッキの前後に取り付けて、衝撃の緩和を図る。当て板ともいう。

おすいかんきょ

汚水管渠

分流式下水道において、汚水を流下させる管。

おすいます

汚水枡

家屋内の汚水を集めて下水管へ流下させる枡。

おだくぼうしまく

汚濁防止膜

カーテン状の布を海中に垂らして、濁りの拡散を防止する物。

おだくぼうしわく

汚濁防止枠

枠状の浮きから布を海中に吊り下げて、汚濁物質が拡散しないようにしたもの。グラブ浚渫に使う。グラブ枠ともいう。

おとしくぎ

落し釘

釘が外から見えないように打つこと。隠し釘。

おどりば

踊り場

(landing pace)階段の途中に設けられた平場。

おびず

帯図

上水道管の接続を示した図。管材の種別、接合方法等が判る。

おぷしょん

オプション

メーカー、商社に対する仮発注。主要な仕様、概数量を伝える。

おもてこだん

表小段

堤防の安定を図るため中腹に設けられる3m以上の平場のうち川表に設けられたもの

おやぐいよこやいたこうほう

親杭横矢板工法

山留工法の一種。親杭にH鋼、横矢板に松板材が用いられる。

おやずみ

親墨

墨出し作業において基本となる墨。「通り芯」「1000mm返り墨」等をさすことが多い。

おりじゃく

折尺

折り畳み式の1m定規。

おれんじ

オレンジ

オレンジピール型グラブバケットのこと。捨石の投入、転石混ざりの掘削に使用。

おんきょうそくしんき

音響測深機

水面近く(普通−0.5m)より音波を発して、その反射波が戻ってくる時間により深さを測るもの。

おんたん

音探

音響測深機による深浅測量。

おんどおうりょく

温度応力

温度差によって生じる応力度。

←戻る