ばーじ |
バージ |
浚渫土砂等を運ぶ船。土運船。底開式、側開式、ボックス式がある。 |
ばーじん |
バージン |
新品のアスファルト合材。再生材に対する語句。 |
ばーす |
バース |
船舶が接岸、係留し、荷役などを行う場所。エプロンの一部 |
ばーちぇっく |
バーチェック |
音探における深度の確認作業のこと。 |
ばーちゃーと |
バーチャート |
(bar chart)縦軸に作業項目や工種、横軸に時間をとり、各作業の開始から終了までの時間を棒状で表現した工程表。 |
ぱーと |
パート |
アメリカ海軍により開発されたネットワーク手法。プロジェクト等を効率良く経済的に運営するために考案された工程管理システム。 |
ばーべんだー |
バーベンダー |
鉄筋を曲げるための加工機。 |
ぱーみり |
パーミリ |
鉄道で使う縦断勾配の単位。千分率。 |
はいあるかり |
廃アルカリ |
廃ソーダ液、廃金属石鹸液などのアルカリ性の廃液。PHが8.6以上のもの。 |
はいうぉーたーれべる |
H.W.L |
(Hight Water Level)<1>朔望平均満潮面のこと。朔及び望の日から5日以内に現れる各月の最高潮位を平均した水面をいう。<2>河川の計画高水位。 |
はいきんず |
配筋図 |
鉄筋の直径、寸法、位置などを表した図面。 |
はいごう |
配合<mix proportion> |
コンクリートを作るときの各材料の使用割合又は使用量。 |
はいごうきょうど |
配合強度<strength for proportioning> |
コンクリートの配合を決める場合に目標とする強度。設計基準強度を得るために、製造上のばらつきを考慮し、余裕をみて設定したコンクリート強度。 |
はいさん |
廃酸 |
廃硫酸、廃塩酸、廃有機酸などの廃液。PHが5.8以下のもの。 |
はいしゃかん |
排砂管 |
ポンプ船で浚渫した土砂を埋立地や処分場まで輸送する管路。 |
ばいす |
バイス |
パイプバイスのこと。パイプを切ったり、ねじ加工するために固定する道具。 |
はいすいくかん |
背水区間 |
下流側の水位の影響を顕著に受けて水位が上昇する区間。 |
はいすいせいほそう |
排水性舗装 |
降雨を路肩に流す舗装。表層に15〜25%の開粒度アスファルト混合物を使用する。 |
ばいすけ |
ばいすけ |
竹で編んだ浅い篭。土砂などを運ぶのに用いる。 |
はいたて |
配立て |
骨材を角錐台に積むこと。 |
はいてんしょんぼると |
ハイテンションボルト |
高張力鋼を使ったボルト。HTB。 |
はいどこう |
排土工 |
斜面の安定を図るために、土塊の頭部あるいは全体を取り除くこと。 |
ぱいぴんぐ |
パイピング |
地下水の浸透流により土中の細かい粒子が洗い出され、土中にパイプ状の水みちを形成し、これが上流へ及び、遂には粗い粒子をも流し出す現象。 |
ぱいぷくーりんぐ |
パイプクーリング<pipe cooling> |
マスコンクリートなどの施工において、予めコンクリート中に埋め込んだパイプに冷水又は空気を流して、コンクリートを冷やすこと。 |
ぱいぷさぽーと |
パイプサポート |
スラブ、梁などの型枠を支える支柱。上下2本の鋼管を組み合わせ、長さの調整が自由にできるようにしたもの。 |
はいぶりっどけーそん |
ハイブリッドケーソン |
鋼板とコンクリートを合成した部材で構築したケーソン。ケーソンの大規模化、軽量化に対応した構造型式。 |
ばいぶれーたー |
バイブレーター |
振動式締め固め器具。コンクリート打設に使われる。 |
ばいぶろはんまー |
バイブロハンマー |
互いに組となる偏心重錘を同位相で逆回転し、鉛直振動を発生させる装置。これを用いて杭や鋼矢板を打つことを振動打撃工法という。 |
はいりょくきん |
配力筋 |
主鉄筋に直角に配置される鉄筋。力の分散を図るとともに、乾燥収縮や温度応力によるひび割れを抑制するために配置される。 |
ぱいろっと |
パイロット |
水先案内人。船舶を安全に入港、接岸させるプロ。港内を熟知し、高度の操船技術と深い経験を持つ。 |
ばいんだ |
バインダ |
接着材。結合材。アスファルト舗装におけるアスファルト。 |
ばいんどせん |
バインド線 |
物を結束するための、塩化ビニルで被覆した細鉄線 |
ぱうだせつだん |
パウダ切断 |
鉄粉末とフラックスを切断部に連続供給して、その酸化熱で行うガス切断方法。 |
ばかぼう |
馬鹿棒 |
所定長さを印して、高さや幅を連続して測定するのに便利な棒。 |
はくしょくぽるとらんどせめんと |
白色ポルトランドセメント<white portland cement> |
硬化後もセメントペーストの色が白色になるように、鉄分を少なくしたポルトランドセメント。 |
はくしん |
白心 |
ガス炎中の火口の口元にできる白色の円錐の部分。 |
はくそうおーばーれい |
薄層オーバーレイ |
摩耗によりわだち掘れが生じた舗装表面を、厚さ3cm以下の薄層舗装で「維持」補修すること。 |
はくち |
泊地 |
船舶の安全な停泊、荷役作業を行うための場所。海象条件の良い静穏なところに十分な広さと水深が確保されている。 |
ばくはつようせつ |
爆発溶接 |
火薬の爆発による衝撃圧力を利用して行う固相溶接。 |
ばけっと |
バケット |
生コンクリート打ち込みに使用する容器。 |
ばけっとしゅんせつせん |
バケット浚渫船 |
多数の鋼製籠(バケット)を取り付けた腕(バケットライン)を持ち、土砂を連続的にすくい上げる浚渫船。比較的広範囲な土質に適し、仕上がり精度も良い。 |
はこぬき |
箱抜き |
生コンが入り込まないようにつくられる枠。 |
はこばん |
箱番 |
工事現場に仮設される小型の詰め所。現場事務所。 |
はごろもてい |
羽衣堤 |
横堤で下流側へ傾きを持つもの。 |
はさいたい |
破砕帯 |
地殻変動により圧砕された岩石が帯状に集まっている層。 |
ばしょうちくい |
場所打ち杭 |
地盤を掘削した中に鉄筋を挿入し、コンクリートを打設することにより造る杭。 |
ぱす |
パス |
1回の溶接操作。 |
ばた |
端太 |
型枠の面板を押さえるバタ材のこと。バタ角のこと。三寸角の木材。 |
はたいれ |
旗入れ |
音探において、カット線を入れる目安にする旗付きの竹を錘を付けて海に入れること。竹入れ。 |
はだおち |
肌落ち |
掘削又は切り取り面の表層の土砂や岩の一部が自然に崩れ落ちること。 |
ばたかく |
端太角 |
型枠を押さえたり、枕に用いる10cm角程度の粗く製材した木材。ばた。 |
はたふり |
旗振り |
交通整理員。 |
ばち |
バチ |
延長距離や傾き修正用の鋼矢板。バチパイル、バチ矢板のこと。 |
はちまき |
鉢巻 |
<1>ケーソン頭部内周に付けた張り出し部。<2>鋼管杭頭部に施された補強用鋼材のこと。 |
はちょう |
波長 |
波の峯と峯、または谷と谷の水平距離。 |
はっか |
ハッカ |
鉄筋を結束するときに用いる工具。先が尖って曲がっている。 |
ばっくすてっぷようせつ |
バックステップ溶接 |
パス方向と溶接方向が逆の溶接方法。 |
ばっくてい |
バック堤 |
緩流河川で本川の洪水が支川に逆流して氾濫するのを防止するため、支川の堤防で影響の及ぶ範囲を本堤と同一の構造、強度とするもの。 |
ぱっくどれーん |
パックドレーン |
サンドドレーン工法の砂柱を合成繊維の袋の中に造成し、砂柱が切断したり、断面が欠損するのを防ぐ改良工法。 |
ばっくほーしゅんせつせん |
バックホー浚渫船 |
バックホーを搭載した浚渫船。 |
ばっちみきさ |
バッチミキサ<batch mixer> |
1練り毎にコンクリート材料を練り混ぜるミキサ。 |
ぱっちんぐ |
パッチング |
舗装路面に生じた局所的な損傷を応急的な修繕方法で施工すること。 |
はつでんせん |
発電船 |
海上工事用電源として使う、発電機を設置した台船。 |
はっときん |
ハット筋 |
鉄筋組立の際、擁壁頂部に使用するコの字型の鉄筋。 |
ぱっとしーむようせつ |
パットシーム溶接 |
管の製造に使われる抵抗溶接の一種。突き合わせ面の一部を加圧しながら通電加熱し、連続的に溶接する。 |
はつり |
斫り |
表面を少し削ったり均したりすること。コンクリートをのみでかきとること。 |
ばななきょくせん |
バナナ曲線 |
縦軸に工事の出来高率、横軸に工期消化率をとり、複数の同種工事をプロットしたときに出来るバナナ形状のもの。 |
はねつけ |
跳ね付け |
人力掘削で、掘削位置より一段高いところへ土を跳ね上げて移動させる作業のこと。 |
はばぐい |
幅杭 |
用地の境界に打つ測量杭。 |
はらいすけ |
払い助 |
トンネル掘削工事における発破作業で、掘削断面より一段手前の発破孔をいう。 |
はらいはっぱ |
払い発破 |
心抜きを行った切羽で、心抜き以外の発破をいう。 |
はらおこし |
腹起し |
土留工事において、親杭や矢板に作用する土圧や水圧を支持する横架材。 |
ばらすと |
バラスト |
錘。船舶やケーソンの安定を高めるために用いる錘。また、錘の材料のこと。水、砂、コンクリートが使われる。 |
ばらせめんと |
ばらセメント |
袋詰めしてないセメント。 |
はらづけもりど |
腹付け盛土 |
既設盛土法面にさらに行った拡幅盛土の事。 |
ぱらぺっと |
パラペット |
<1>防波堤外港側に設けられる胸壁。<2>橋脚上にある直立胸壁。 |
はらむ |
膨らむ |
コンクリート打設の際、その圧力で型枠が膨れること。山留鋼矢板が土圧により開削面側に膨らむこと。 |
はりつけみつもり |
張付け見積 |
一定期間の一作業グループ当たりの出来高を想定し、それに必要な材料、労務、機械などの費目を調べる。これを出来形数量で除して単価数量当たりの費用を求める見積もり手法。 |
ぱるすあーくようせつ |
パルスアーク溶接 |
イナートガスアーク溶接において、電流をパルス状にして行う溶接。 |
ぱるせ−しょんようせつ |
パルセーション溶接 |
一つの溶接箇所に加圧しながら2回以上同一電流を通じて行う抵抗溶接。 |
ばんぎ |
番木 |
資材などを仮置きする時に、資材の安定やロープなどでの吊り降ろしのため下に敷く角材。 |
ぱんく |
パンク |
コンクリート打設の際、コンクリートの圧力によって型枠が破壊してコンクリートが流れ出ること。 |
ばんさげ |
盤下げ |
路盤面下を掘削し、切り下げることをいう。 |
はんじどうあーくようせつ |
半自動アーク溶接 |
溶接ワイヤの送りが自動的にできるような装置を用い、溶援トーチの操作は手で行うアーク溶接。 |
ばんせん |
番線 |
土木、建築工事において物を結束するのに使われるなまし鉄線。太さを番手で表すところから番線と呼ばれる。通常8番、10番 |
はんだ |
ハンダ |
450度未満の融点を持つろう付用溶加剤。 |
はんち |
ハンチ |
コンクリート部材端において、圧縮応力の局部的増加を緩和するために設ける三角形状のもの。 |
はんちきん |
ハンチ筋 |
ハンチに配置する鉄筋。 |
はんちょう |
半丁 |
正規のブロックの半分の大きさのもの。 |
ばんとう |
番頭 |
作業船付きの監督。工事の段取りから、船関係の諸雑務を行う。 |
はんどほーる |
ハンドホール |
地中電気配線の変化点、分岐点などに設ける維持管理用のマンホール。 |
はんどれべる |
ハンドレベル |
予備測量時に手に持って使用する簡易水準器。林道等の測量では必須。 |
はんのうせいこつざい |
反応性骨材 |
セメント中のアルカリ成分と反応する鉱物を含む骨材。 |
はんば |
飯場 |
現場での作業員宿舎のこと。 |
ばんぶくれ |
盤ぶくれ |
地盤面が膨れあがること。ヒービングのこと。 |
ぴあー |
ピアー |
橋脚、脚柱のこと。 |
ぴーえす |
PS |
プレストレストコンクリートの略。 |
ぴーこん |
Pコン |
セパレーターと面板の間に入れ、面積を広くすることで、軸力による面板の凹みを減らすもの。 |
ぴーしー |
PC |
プレストレストコンクリートの略。プレキャストコンクリートの略。 |
ぴーしーこうざい |
PC鋼材<prestressing tendon> |
プレストレストコンクリートに用いる緊張用の鋼材。プレストレストコンクリートの緊張材として用いる鋼材。鋼棒、鋼線、鋼より線がある。 |
ぴーしーこうせん |
PC鋼線 |
PC鋼材の一種で、コンクリートにプレストレスを与えるために用いる高強度の鋼線。 |
ぴーしーこうぼう |
PC鋼棒 |
PC鋼材の一種で、コンクリートにプレストレスを与えるために用いる高強度の鋼棒。 |
ぴーしーこうよりせん |
PC鋼撚り線 |
PCストランド。PC鋼材の一種で、PC鋼線をよったもの。 |
びーたー |
ビーター |
道床の突固め、枕木交換などに使用する道具。つるはしのこと。 |
びーど |
ビード |
溶接ビードのこと。溶着金属が帯状に盛り上がった部分。1回のパスで引かれた溶接金属。 |
びーどしたわれ |
ビード下割れ |
ビード近くの母材に生じる割れ。 |
びーどわれ |
ビード割れ |
ビード部に生じる割れの欠陥。 |
ぴーにんぐ |
ピーニング |
連続打撃により表面に塑性変形を与えること。 |
ひーびんぐ |
ヒービング |
軟弱な粘土地盤を掘削する場合、掘削背面の土塊重量が掘削面下の地盤支持力より大きくなると、地盤内にすべり面が発生し、このために掘削底面に盛り上がりが生ずる現象。 |
ひうち |
火打ち |
直交する水平部材を補強するために入れる斜材 |
ひかえ |
控え |
間知石の長さ |
ひかえぐい |
控え杭 |
中心・用地杭等の工事中に滅失する恐れのある杭を測り出せるように打つ杭。「逃げ杭」「引照点」 |
ひかえこう |
控え工 |
矢板式壁体の安定を確保するために、その背面土中に設置するアンカー構造物。それ自身の水平抵抗と、前面受動土圧によりタイロッド張力に抵抗する。 |
ひきぬきこうかん |
引抜き鋼管 |
太い鋼管を打ち抜いて作った溶接継目のない鋼管。 |
ひきぶね |
引船 |
非自航式作業船の移動に用いる船舶。 |
ひぐち |
火口 |
ガス溶接器における吹管の先端の部分。ガス溶接及び切断トーチの先端に取り付けて炎をつくる部分。 |
びしゃんたたき |
ビシャン叩き |
石材の表面仕上げの一つ。ノミ切り後に表面を叩いて平坦に仕上げること。 |
ひすとぐらむ |
ヒストグラム |
測定値の範囲を複数の区間に分け、そのばらつきを棒グラフで表した図。 |
ぴっくあっぷ |
ピックアップ |
重ね抵抗溶接における電極先端又は母材の汚損。 |
びっと |
ビット |
係船柱。船舶甲板上につく係船用柱。立ち。 |
ぴっと |
ピット |
<1>ビード表面に生じた小さな窪み状の溶接部分の欠陥、表面の微小な穴。<2>縦穴、縦孔のこと。 |
ひっぱりきょうど |
引張強度<tensile strength> |
供試体が耐えうる最大引張荷重を、引張力に垂直な供試体の断面積で除した値。但し、コンクリートの場合は間接的方法を用いる。 |
ひづみとり |
歪み取り |
溶接により生じた母材の歪みを除去すること。 |
びでぃー |
ビディー |
枠組足場のこと。 |
ひなんこう |
避難港 |
小型船の避難のための港として港湾法で定められた港。 |
ひはかいしけん |
非破壊試験<non-destructive test> |
コンクリートの諸性質を破壊することなく判定する試験。 |
ひびわれゆうはつめじ |
ひび割れ誘発目地<crack-inducing joint> |
乾燥収縮、温度応力、その他の原因によって生じるコンクリート部材のひび割れを、予め定めた位置に生じさせる目的で所定位置に断面欠損を設けて造る目地。 |
ひふくあーくようせつ |
被覆アーク溶接 |
被覆アーク溶接棒を用いて行う溶接。 |
ひふくあーくようせつぼう |
被覆アーク溶接棒 |
アーク溶接の電極として用いる溶接俸で、フラックスを施してあるもの。 |
ひふくいし |
被覆石 |
構造物の基礎捨石が波浪によって移動、流出することを防止するために、その表面を被覆した石。 |
ひふくざい |
被覆剤 |
被覆アーク溶接棒の心線の外に塗布してあるフラックス。 |
ひゃっかく |
100角 |
100mm角の大引き用角パイプ |
ひやめし |
冷や飯 |
温度が低下して固くなったアスファルト合材。 |
ひゅーむかん |
ヒューム管 |
(hume pipe)遠心力で締め固めが行われ、密実で高強度の鉄筋コンクリート管。 |
ひょうかんひじゅう |
表乾比重<specific gravity in saturated surface_dried condition> |
表面乾燥飽水状態の骨材質量を、骨材の絶対容積と同量の水の質量で除した値。 |
ひようきょく |
非溶極 |
融点が高くアーク熱でも消耗しにくい電極。 |
ひょうじゅんすな |
標準砂<standard sand> |
セメントの強さ試験用モルタルに用いる天然けい砂。山口県豊浦町産の砂。<1>セメントや練り混ぜ水のJISにより規定された試験に使用する砂。<2>現場密度試験(砂置換法)に用いる砂。 |
ひょうじゅんふるい |
標準ふるい<standard sieve> |
JIS Z 8801(標準ふるい)に規定されている網ふるい。 |
ひょうじゅんようじょう |
標準養生<standard curing> |
温度を20±3℃に保った水中又は飽和湿気中でおこなうコンクリートやモルタル供試体の養生。 |
ひょうそう |
表層 |
アスファルト舗装の最上部の層。 |
ひょうそうこんごうこかこうほう |
表層混合固化工法 |
地表付近の土にセメント、石灰などの固化材を加え、トラフィカビリティーを確保すること。 |
びょうぶうち |
屏風打ち |
鋼矢板打ち作業において、傾きや共下がりを防ぐため20枚程度を先に建て込み、後で打つ方法のこと。 |
ひょうめんかんそうほうすいじょうたい |
表面乾燥飽水状態<saturated and surface_dried condition> |
骨材の表面水が無く、骨材粒の内部空隙が全て水で満たされている状態。 |
ひょうめんすいりつ |
表面水率<percentage of surface moisture> |
骨材表面に着いている水で、骨材に含まれる全ての水から骨材粒内部の水を差し引いたものの、表面乾燥状態の骨材質量に対する百分率。 |
びり |
びり |
砂利の中に混入している砂及び小砂利。 |
ひろ |
尋 |
両手を左右に広げた長さの単位。水深や縄などを計る長さ。 |
ひろう |
拾う |
図面より部品等の使用数量を求めること。 |
ぴんころ |
ピンコロ |
小舗石。1辺が9cmの立方体の花崗岩の石材。 |
ふぁーすと |
ファースト |
ファーストエンジニア。一等機関士。 |
ふぁいばーこん |
ファイバーコン |
繊維強化コンクリート。繊維を混合してせん断強さを増したコンクリート。 |
ふぃにっしゃびりてぃー |
フィニッシャビリティー<finishability> |
コンクリートの打ち上がり面を、要求された平滑さに仕上げようとする場合、その作業性の難易を示すフレッシュコンクリートの性質。 |
ふぃらー |
フィラー |
舗装工事において、細骨材の空隙を充填するもの。一般に石灰石粉を使う。 |
ふぃれっと |
フィレット |
<1>溶接の隅肉のこと。<2>ガセットプレートで、隅部の応力集中を避けるために設ける丸い隅肉。 |
ふぃれっと |
フィレット |
ろう付の重ねや継手の隙間からはみ出したろうの部分。 |
ふーかー |
フーカー |
送気マスクをつけた潜水器具のこと。また、その潜水方法。 |
ふうかん |
風管 |
空気を送る管のこと。 |
ふうかんようじょう |
封かん養生<sealed curing> |
コンクリート表面からの水分の出入りが無い状態に保っておこなう供試体の養生。 |
ぶーすたー |
ブースター |
ポンプ浚渫、コンクリートポンプ圧送工事において、運搬距離をのばすため途中に入れる再圧送用ポンプ。 |
ふーちんぐ |
フーチング |
柱や壁の下部にあって、上から伝わる荷重を地盤に低減して伝えるために、接地面積を拡大した版状の構造物。 |
ふぇんす |
フェンス |
道路工事等における第三者立ち入り禁止用ガードフェンスのこと。 |
ふぉいるしーむようせつ |
フォイルシーム溶接 |
板端を突き合わせ、上下に箔を置いて固定し、上下の円盤電極で行うシーム溶接。 |
ふぉーく |
フォーク |
ソケット式の管接合において使用される道具。先が二又になっている。 |
ふぉーむたい |
フォームタイ |
型枠締め付け用金具。セパレーターと組み合わせて相対するせき板の間隔を一定に保つ。 |
ぶがかり |
歩掛 |
作業別単価を求めるため、必要な作業員の職種、数量、材料の種類、数量、使用建設機械の運転時間などを示したもの。 |
ぶがかりみつもり |
歩掛見積 |
過去の実績から、単位作業当たりに必要な費目毎の数量を把握し、単価を定める見積もり手法。 |
ふきあげ |
吹き上げ |
ヘルメット式潜水の場合、潜水士はヘルメットについた排気弁を頭で押して操作して浮力調整をする。急激に送気量が増加するなどの事故で潜水服内の圧力が増すと、大きな浮力を受けて急速に水面まで浮上し、潜水病などの障害原因となる。この急激な浮上状態をいう。 |
ふきかん |
吹管 |
ガス切断器における、調整バルブより先の導管の呼称。 |
ふきつけこんくりーと |
吹付コンクリート<shotcrete> |
圧縮空気を利用してホース内を圧送したコンクリート又はその材料を、先端ノズルから所定場所に吹き付けて形成させるコンクリート。 |
ふきのばし |
吹き伸ばし |
ポンプ浚渫船での埋立方法の一種。排出土が良質でマウンド上を重機が移動できる場合、排出上に配管し、埋立範囲を広げていく方法。 |
ぶぎり |
分切り |
<1>木材の長さが正しい寸法に達していないこと。<2>発注に際し、設計金額の一部を控除して予定価格とすること。 |
ふくてっきん |
腹鉄筋 |
スターラップや折り曲げ鉄筋などせん断補強として用いられる鉄筋。 |
ふし |
浮子 |
流速を測定するための浮き棒。水深によって長さが違う。 |
ふしん |
普請 |
<1>建築のこと。<2>トンネル工事における支保工の総称。 |
ふせこう |
伏工 |
斜面を全面的に被覆することにより表面の浸食を防止するもの。 |
ふたこんくりーと |
蓋コンクリート |
中詰め天端に蓋をする目的で打設される版状のコンクリート構造物。 |
ふちかなもの |
縁金物 |
岸壁、物揚場の端部がロープ等で欠損しないように埋め込まれる金物。 |
ふちゃくきょうど |
付着強度<bond strength> |
コンクリート中の鉄筋、又はPC鋼材の引き抜き力や押し抜き力の最大値を、接触する面積で除した値。 |
ふちょう |
不調 |
入札で落札業者が決まらなかったこと。不成立。 |
ふつうぽるとらんどせめんと |
普通ポルトランドセメント<ordinary portland cement> |
一般の用途に用いるポルトランドセメント。 |
ふとう |
埠頭 |
船舶が接岸して荷役、旅客の乗り降りを行うための係船岸。エプロン、上屋、道路等の施設の総称。 |
ふところふかさ |
ふところ深さ |
スポット溶接機の場合は電極チップホルダの中心線から溶接機の機体の前壁までの長さ。プロジェクションの場合はブラテンの中心線から溶接機の機体の前壁までの長さ。 |
ぶどまり |
歩止り |
製品の製造過程で使用された原材料と、完成した製品に使われている材料との比率。 |
ふとんかご |
布団篭 |
鉄線で編んだ篭の中に、玉石または割栗石を入れた物。 |
ふなあげば |
船揚場 |
斜面を使って船舶を陸上に揚げ降ろしする施設。 |
ふなだまり |
船溜 |
小型船舶の係留場所。 |
ふね |
舟 |
<1>方塊の下ホゾ用型枠のこと。<2>人力でコンクリートなどを練るときに使用する箱型の器。 |
ふひょう |
浮標 |
航路または暗礁を表示するため水上に浮遊し、水面下の錘、チェーン等で拘束された標識。 |
ふまえ |
踏え |
トンネル掘削における導杭切端下部のこと。切羽の下のほうの計画盤に掘る錐孔。 |
ぶまし |
歩増し |
規定時間を超えて働く場合の時間外賃金の割増部分。 |
ふらいあっしゅ |
フライアッシュ<fly ash> |
微粉炭燃焼ガスから採取される微粉末状の材料。ポゾランの1種類。 |
ふらいあっしゅせめんと |
フライアッシュセメント<portland fly-ash cement> |
フライアッシュを混合材として用いた混合セメント。 |
ぶらいすたー |
ブライスター |
岩石やコンクリートの破砕作業に用いられる膨張性破砕剤。静的破砕剤。(株)小野田の製品。 |
ぷらいむこーと |
プライムコート |
路盤の防水性を高め、その上のアスファルト混合物層とのなじみ改善のために散布する瀝青材料。 |
ぷらぐようせつ |
プラグ溶接 |
重ねた母材の上母材に穴を開け、下母材から上母材表面までする溶接。栓溶接のこと。 |
ぶらけっと |
ブラケット |
腹起こしを設置するとき、土留材に溶接などで取り付けるはね出し金具。枠組足場が組めないような狭いところで一本足場を組む際、足場板を支えるために取り付けるはり出し用の鋼材。 |
ぷらずまあーく |
プラズマアーク |
プラズマ柱を持つアークで、高密度の熱を発生させる。 |
ぶらずませつだん |
プラズマ切断 |
プラズマアークの熱を利用して行う切断。 |
ふらっくす |
フラックス |
溶融金属から酸化物や有害物質を分離するための粉末材料。 |
ふらっくすいりわいや |
フラックス入りワイヤ |
管状の溶接ワイヤで内部にアークの安定化や脱酸などの目的でフラックスが充填されているもの。 |
ぶらっくべーす |
ブラックベース |
(black base)アスファルト混合物及び歴青材料により、安定処理を施した基礎、基盤。 |
ふらっしゅばっく |
フラッシュバック |
逆火した炎が混合室やその奥まで入る現象。 |
ふらっしゅようせつ |
フラッシュ溶接 |
最初から加圧せず、溶接面全体が十分加熱されてから加圧する突き合わせ溶接。 |
ぷらてん |
プラテン |
電極ダイや位置決め装置などを取り付けて電極加圧力やアプセットカを伝える抵抗溶接機の構成部分。 |
ぷらんじゃー |
プランジャー |
リバース工法のコンクリート打設開始時トレミー管に入れる底蓋。 |
ぶりーでぃんぐ |
ブリーディング<bleeding> |
フレッシュコンクリートやフレッシュモルタルにおいて、個体材料の沈降又は分離によって、練り混ぜ水の一部が遊離上昇する現象。 |
ぶりすたりんぐ |
ブリスタリング |
アスファルト舗装面が、残留水分や油の蒸気圧で膨れ上がること。 |
ぷりずむ |
プリズム |
光波測量で使う反射器具。 |
ぷりまん |
プリマン |
グラブ浚渫船のこと。 |
ぶる |
ブル |
ブルドーザーの略。整地、掘削、盛土、運搬、除雪等に使用する土木作業用機械。 |
ぷるーふろーりんぐ |
プルーフローリング |
路床、路盤の締め固めが適切か確認するため、ローラー等で走行し、撓み具合をみること。 |
ぶるまん |
ブルマン |
仮設構造物において、鋼材を固定する締め付け具 |
ぶれいずようせつ |
ブレイズ溶接 |
開先継手にろうを溶かし込んで行う溶接。 |
ぷれうぇってぃんぐ |
プレウェッティング<prewetting> |
軽量骨材などを使用する際に、予め散水や浸水により十分に吸水させること。 |
ぶれーかー |
ブレーカー |
コンクリートの破砕機械。先端に取り付けられたのみに油圧や圧縮空気を利用して打撃力が加わる仕組みになっている。 |
ぷれーと |
プレート |
金属板の上に小型ガソリンエンジンを動力とする回転式振動発生器をつけた転圧機械。 |
ふれーむすかーふぃんぐ |
フレームスカ−フィング |
ガス切断で鋼材表面の欠陥を除去する方法。 |
ふれーむぷれーな |
フレームプレ−ナ |
レールの上を走行して切断をする大形自動ガス切断機。 |
ぷれーんこんくりーと |
プレーンコンクリート<plain concrete> |
セメント、水、細骨材、粗骨材を構成材料としたコンクリート。 |
ぷれきゃすとこんくりーと |
プレキャストコンクリート<precast concrete> |
工場、工事現場内の製造設備によって、予め製作されたコンクリート部材又は製品。 |
ぷれくーりんぐ |
プレクーリング<precooling> |
コンクリートの練り上がり温度を低くするため、コンクリートの構成材料を予め冷やすこと。又は、練り混ぜ中にコンクリートを冷やすこと。 |
ぷれじゃーぼーと |
プレジャーボート |
海洋性レクリエーションに利用されるボートの総称。 |
ぷれすとれすとこんくりーと |
プレストレストコンクリート<prestressed concrete> |
PC鋼材等によりプレストレスが与えられているコンクリート。引張りに弱く圧縮に強いコンクリートの性質を利用して、荷重により生じる引張力以上の圧縮力を導入して造られたコンクリート。 |
ふれっしゅこんくりーと |
フレッシュコンクリート<fresh concrete> |
まだ固まらないコンクリート。 |
ぷれてんしょんほうしき |
プレテンション方式 |
PC鋼材を緊張固定した後、コンクリートを打設しPC鋼線を埋める。コンクリート硬化後、緊張を解くことでプレストレスを導入する方法。プレテンと略する。 |
ぷれぱっくどこんくりーと |
プレパックドコンクリート<prepacked concrete> |
予め型枠内に特定の粒度を持つ粗骨材を詰めておき、その間隙にモルタルを注入して造るコンクリート。 |
ぷれはぶこうやいたせるこうほう |
プレハブ鋼矢板セル工法 |
鋼矢板を円形に組み立てた後、大型クレーン船で現地に運搬し、多数のバイブロハンマーによって一気に鋼矢板を打ち込む工法。 |
ぷれろーど |
プレロード |
<1>山留壁の変形を小さくするために、油圧ジャッキを使用して事前に切梁に荷重を加えること。<2>軟弱地盤対策工法の一つ。あらかじめ計画されている地盤に盛土などで荷重をかけて沈下を促進させる工法。 |
ふろー |
フロー<flow> |
所定のコーンを用いて試料の直径の広がりや、ロート状容器からの試料の自由流下時間を測定して表示する、フレッシュコンクリート、フレッシュモルタル、フレッシュペーストなどの軟らかさを示す指標の一つ。 |
ぶろー |
ブロー |
<1>圧縮空気の漏れ。<2>圧気工法による空気の漏出。土砂の噴出を伴う場合もある。 |
ふろーた |
フロータ |
排砂管を水上に浮かべて配管する際に用いられる浮体。 |
ふろーてぃんぐどっくこうほう |
フローティングドック工法 |
フローティングドックを用いて、ケーソンを製作する工法。 |
ふろーとだいせん |
フロート台船 |
内陸部の湖沼で使用できるように、フロート(角形浮体)を組み合わせて造る作業用台船。 |
ぶろーほーる |
ブローホール |
(blowhole)溶着金属内部の小さな気泡。溶接欠陥個所で除去する必要がある。 |
ぷろじぇくしょんようせつ |
プロジェクション溶接 |
母材の溶接箇所に形づくられた突起部を接触させて加圧し、ここに電流を通じて抵抗熱の発生を比較的小さい特定の部分に限定するようにして行う抵抗溶接。 |
ぷろふぃるめーたー |
プロフィルメーター |
舗装面の平坦性を測定する器械。 |
ふんまつど |
粉末度<fineness> |
セメント、フライアッシュなどの粒子の細かさを示す指標。 |
へあーくらっく |
ヘアークラック |
非常に幅の小さいコンクリートのひび割れ。 |
べありんぐぷれーと |
ベアリングプレート |
ロックボルトを締め付けるときに用いる鋼板のこと。 |
へいきんしーびーあーる |
平均CBR |
鉛直方向に支持力の異なる路床の支持力を、路床1m下で見なしたCBR値。 |
へいきんすいめん |
平均水面 |
1カ年の潮位を平均して出した水面。M.S.L.。 |
へいきんだんめんほう |
平均断面法 |
ある測点の断面積をS1とし、その次の測点の断面積をS2とする。2点間の距離をLとする。2測点間の体積(V)はV=(S1+S2)÷2×L 。このようにして土量や体積を求める方法。 |
へいすいい |
平水位 |
観測回数の中で半分はその水位より高く、半分はその水位より低い水位で、水位の度数累加曲線の50%に相当する水位。 |
へいすいりゅうりょう |
平水流量 |
年間の流況曲線による上位から185日目の流量。 |
へいめんがたじすべり |
平面型地滑り |
直線状の滑り面を有する地滑り。 |
べーすじゃっき |
ベースジャッキ |
枠組足場の建枠根元にセットする高さ調整の可能な台。 |
ぺーぱーわく |
ペーパー枠 |
強靭な紙でつくられた型枠用曲面せき板。 |
ぺーるぱっく |
ペールパック |
溶接用細径ワイヤをスパイラル状に重ねて収納する円筒状の容器。 |
べたぼり |
べた掘り |
総掘りのこと。 |
ぺねとれーた |
ペネトレータ |
フラッシュ溶接において、端面が酸化した状態で溶接部に残留する内部欠陥。 |
ぺねとろめーたー |
ペネトロメーター |
地山に挿入するし、硬度、地耐力を測定する装置。 |
べべるかくど |
ベベル角度 |
開先角度の半分。 |
べべるせつだん |
ベベル切断 |
板端が斜角をもつように切断すること。 |
ぺんだー |
ペンダー |
バーベンダーの事。鉄筋を曲げる器具のこと。 |
べんちまーく |
ベンチマーク |
水準測量において、標高が既知である、基本となる水準点。B.M。ベンチマークより現場内に設けた標高点を仮ベンチと呼ぶ。 |
べんと |
ベント |
四角形に枠組みした鋼製支柱。橋の仮支柱や支保工材として用いる。 |
べんとないと |
ベントナイト |
モンモリロナイトを主成分とする一種の粘土鉱物。泥水掘削の際、泥水の比重を高め孔壁を保護させるため使用する添加物。 |
ぺんどる |
ペンドル |
接岸時に、船体の損傷を防ぐために、船舷に吊り下げる緩衝材。 |
ほいーるとらっきんぐしけん |
ホイールトラッキング試験 |
供試体上を小型ゴム輪で繰り返し走行し、単位時間当たりの変位量から動的な耐流動性をみる試験。 |
ぼいど |
ボイド |
継手の中でろうが行き渡っていない空胴部分。隙間、空隙のこと。 |
ぼいどわく |
ボイド枠 |
強靭な紙でつくられた丸筒抜き枠。スパイラル管で作られた円筒抜き枠。 |
ぼいびんぐ |
ボイビング |
掘削底面より土留壁背面の地下水位が高い砂質地盤で、その水位差がある値に達すると、掘削底面の地盤が水圧により急激に持上がり、砂の粒子が沸立つように地盤が破壊される現象。 |
ほうかいがたじすべり |
崩壊型地滑り |
初期における土塊の移動速度が速く、崩壊の形態に近い地滑り。 |
ぼうがしら |
棒頭 |
世話役のこと。 |
ぼうけい |
棒径 |
溶接棒の直径。被覆アーク溶接棒では心線の直径。 |
ぼうげんざい |
防舷材 |
船舶が接岸するときに、船体及び係船岸の損傷を防ぎ、接岸力を減少させるため係船岸に取り付ける緩衝材。ゴム製が多い。 |
ぼうさてい |
防砂堤 |
漂砂による埋没を防ぐための堤。 |
ぼうしゃしーと |
防砂シート |
係船岸や護岸で捨石の間隔から、背後の埋立土砂が流出するのを防止するために裏込め石の背面に設ける合成繊維の布。 |
ほうしゃせんたんしょう |
放射線探傷 |
X線を照射し、内部の傷を調べる非破壊検査方法。 |
ぼうしゃばん |
防砂板 |
係船岸や護岸で堤体の間隔から、背後の埋立土砂が流出するのを防止するために、背面に取り付ける薄いゴム板。ケーソンでは、目地背面に1m巾のゴム板を帯鉄板を介してドライブイットでとめる。 |
ぼうしょうこう |
防衝工 |
船舶接岸時に、船体及び係船岸の損傷を防ぎ、接岸力を減少させるために取り付ける緩衝材のこと。防舷材もこの一種。 |
ぼうしょく |
防食 |
港湾施設において、金属の腐食を防止、減少させる対策のこと。電気防食、塗覆装防食がある。 |
ほうすいりゅうりょう |
豊水流量 |
年間の流況曲線による上位から95日目の流量。 |
ぼうせいざい |
防せい剤<corrosion inhibitor> |
コンクリート中の鋼材が、塩化物によって腐食するのを抑制させる混和材。 |
ほうせきどすべり |
崩積土滑り |
過去に変動を受けた岩片あるいは粘土で構成された土塊による地滑りで、比較的緩斜面において発生する。 |
ぼうちょうあつはさいこうほう |
膨張圧破砕工法 |
岩石やコンクリートに削孔機で孔をあけ、膨張剤を充填し、その膨張圧で破砕する静的破砕工法。 |
ぼうちょうざい |
膨張材<expansive additive> |
セメント及び水と共に練り混ぜると、水和反応によりエトリンガイトや水酸化カルシウム等を生成し、モルタル、コンクリートを膨張させる混和材。 |
ぼうちょうてい |
防潮堤 |
高潮による水の侵入を防ぐための堤。 |
ぼうちょうめじ |
膨張目地<expansion joint> |
構造物の部材又は部位に膨張、伸縮が生じても、それらによる変形が他の部材又は部位に拘束されないようもうけられるコンクリートの目地。セメントコンクリート舗装要領では、構造による分類で膨張目地、働きによる分類で伸縮目地と呼称。 |
ほうづえ |
方杖 |
梁、桁などの横架材が柱と接合する部分を補強するために、横架材から柱へ斜めに入れる部材。 |
ぼうはてい |
防波堤 |
波浪を遮断し、港内の静穏を維持して、港内施設の保全を図るために設けられる港湾外郭構造物。 |
ぼーしん |
棒心 |
世話役。作業班長。ボースン。 |
ぼーすん |
ボースン |
世話役。作業船内の世話役はボースンと呼ぶ。船舶の運航は、キャプテン(船長)が司り、作業はボースンが行う。 |
ほーるどじかん |
ホールド時間 |
重ね抵抗溶接において、溶接電流を流し終わってから電極を解放するまでの時間。 |
ほこう |
葡行 |
斜面上の地盤が非常にゆっくりした速度で移動すること。 |
ぼざい |
母材 |
切断や溶接する本体となる材料。 |
ぼざい |
母材 |
溶接又は切断される材料、金属部材。 |
ぽすとくーりんぐ |
ポストクーリング |
コンクリートの施工時、温度応力を緩和するため、打ち込んだ後にコンクリートを冷却させる方法。 |
ぽすとてんしょんほうしき |
ポストテンション方式 |
コンクリートが固まった後、部材端面でPC鋼材を緊張して止めることによりコンクリートにプレストレスを導入する方法。ポステンと略する。 |
ぽぞらん |
ポゾラン<pozzolan> |
それ自体水硬性をほとんど有さないが、水の存在下、常温で水酸化カルシウムと徐々に反応し、不溶性の化合物をつくって硬化する微粉末状のシリカ質材料。 |
ぽ−たぶるすぽっとようせつき |
ポータブルスポット溶接機 |
ガン又は溶接機全体を手で動かして溶接するような構造の溶接機。 |
ほっとじょいんと |
ホットジョイント |
幅員が広いアスファルト舗装において、フィニッシャーを2台併走させ、縦継ぎ目部を温度が高いうちに転圧して一体化させること。 |
ほっとすたーと |
ホットスタート |
アーク発生の際に短時間溶接電流が過大になるようにして行うアークのスタート方式。 |
ぽっとほーる |
ポットホール |
アスファルト舗装表面にできる局部的な小穴。 |
ぽっとらいふ |
ポットライフ |
塗料の使用可能時間。20度で硬化剤と混合してから、粘性度が初期状態の2倍になる時期。 |
ほっぱー |
ホッパー |
コンクリートや骨材、掘削土砂等を仮受けするために使うじょうご形の容器。 |
ぽっぷあうと |
ポップアウト |
コンクリート中に混入した膨張性の骨材を原因とするコンクリート表面が部分的に剥離すること。 |
ぽるとらんどせめんと |
ポルトランドセメント<portland cement> |
水硬性カルシウムシリケートを主成分とするクリンカーに適量の石膏を加え、微粉砕して製造されるセメント。 |
ぽろしてー |
ポロシテー |
溶着金属中の小さなブローホールの欠陥。 |
ぼろしん |
ボロシン |
鋼材組みで、孔合わせに使う仮に差し込む鋼製のピン。 |
ほわいとべーす |
ホワイトベース |
(white base)セメントコンクリート及びセメント混合により、安定処理を施した基礎、基盤。 |
ほんせつ |
本設 |
請負契約に示されている躯体や盛土等の構造物のこと。 |
ぽんつーん |
ポンツーン |
浮桟橋の本体部分を構成する箱形浮体。 |
ぼんどふらっくす |
ボンドフラックス |
サブマージアーク溶接用フラックスの一種で、粉状原料に液状固着剤を混合して練り、キルンなどを使用して造粒及び乾燥したうえで、ふるい分けによって粒度を整えたもの。 |
ほんならし |
本均し |
港湾構造物が直接接する基礎捨石表面の均し。特に平坦性を必要とし、一般的に、基準面に対し±5cmの精度が要求される。 |
ぽんぷしゃ |
ポンプ車 |
コンクリートポンプ車の略。 |
ぽんぷしゅんせつ |
ポンプ浚渫 |
ラダー(吸入管)を海底に降ろし、カッターを回転させて土砂を切り崩し、海水と共に大型ポンプで吸い込み、排砂管を使って運ぶ浚渫方式。 |
ぽんぷしゅんせつせん |
ポンプ浚渫船 |
船体から吊りおろした吸入口より、スラリー状の土砂を吸い込む方式の浚渫船。通常、船首にラダー、船尾にスパッドを要し、排砂管により浚渫土砂を目的地まで直接排送する。大規模浚渫に適している。 |
ほんめい |
本命 |
入札に際し、その工事を落札すると予想される業者。 |