かーてんぐらうと

カーテングラウト

ダム基礎岩盤にボーリング削孔し、セメントミルクを注入して設けたカーテン状の遮水部。

かーと

カート

手押し一輪車。

かいきょ

開渠

上側が空いた水路。

かいこう

回航

船舶及びケーソン等を目的地へ運ぶこと。航行距離が25海里(一平水域は除く)以上の場合をいい、これ以下は曳航としている。

かいさき

開先

溶接しようとする母材端に設ける溶接のための溝。グルーブ。形状によりI形開先、V形開先、X形開先、レ形開先、K形開先、J形開先、両面J形開先、U形開先、H形開先などがある。

かいさきかくど

開先角度

開先の母材端同士が成す形状の角度。

かいさきふかさ

開先深さ

開先における母材表面から開先形状先端までの深さ(厚み)。

かいさきめん

開先面

開先部分の表面。

かいさくこうほう

開削工法

地表から掘削を行っていく工法。オープン工法。

かいしつあすふぁると

改質アスファルト

耐流動性、耐摩耗性を向上させるため高温空気を吹き込んで改善したアスファルト。ゴムや樹脂を添加して改善したアスファルト。

かいしょぼり

会所掘り

トレンチで、継手箇所を一般部より大きく掘ること。

かいしょます

会所桝

雨水・汚水の流路における合流点点などに設ける桝。

かいず

海図

沿岸及び海洋の自然条件(水深、海岸線の種類など)を示した絵。使用目的によって、航海用海図、水深図、海底地形図、底質図、海流図がある。一般にメルカトール投影法で描かれている。

がいすいい

外水位

本川側・堤外側の水位。

かいすいろ

開水路

自由水面(大気に接し、拘束を受けない水面)を持つ水路。

かいせつ

回折

波の進行が防波堤や島などに遮られても、裏に回り込んで伝わっていく現象。

かいほうおんど

開放温度

アスファルト舗装後、車両を通行させてもよい表面温度。温度が下がってから開放しないとわだち掘れが発生しやすい。一般に50°以下としている。

かいりゅうどあすふぁると

開粒度アスファルト

滑り止め舗装に使用される粗い舗装面のアスファルト混合物。2.36mmふるい通過質量率15〜30%でアスファルト量3.5〜5.5%

かうんたーうえいと

カウンターウエイト

荷を吊り上げた時のバランスをとるための錘。

かえり

かえり

穴あけで、鋼材裏側の穴のまわりに生ずる突起

かえりすみ

返り墨

通り芯、壁芯、柱芯などから、一定の幅を保って打たれた墨。一般に1000mm(1m)返り、100mm返りが使われる。

かがくてきあんていしょり

化学的安定処理

土質安定処理工法の一つで、石灰やセメントなどの化学的安定材を添加、混合して土を処理する事

かがくてきさんそようきゅうりょう

化学的酸素要求量

「COD」。水中の汚濁物質が酸化されるのに要する酸素量を1リットル当たりのmgで表す。100℃での過マンガン酸カリウムによる酸素要求量を用いる。

かがみ

鏡板のこと。杭打ちハンマーのキャップ上部分。

かがみきり

鏡切り

シートパイル土留立坑の側面に開口部を設けるため、ガス切断すること。

かかりだか

掛かり高

作業別、工種別の実施工に掛かった費用。「原価」

かくおとし

角落とし

角材を積み重ねることにより締め切る水門や護岸開口部。その仕組みのこと。

かくすこ

角スコ

先が四角なスコップ

かくへき

隔壁

 ケーソンにおいて剛性や構造強度を向上させるために設ける内壁。箱桁における橋軸直角方向の壁ケーソン基礎内側の壁。

かけいしきみきさ

可傾式ミキサ<tilting mixer>

とっくり形の混合胴の回転によりコンクリートを練り混ぜ、混合胴を傾けて排出する重力式ミキサの1種。

かけいた

掛板

トンネル支保工建て込み後、支保と地山の間に差し込む松矢板の事。

かけはらい

掛け払い

足場や山留の組立て(掛け)と撤去(払い)作業のこと

かけや

掛け矢

木杭を打ち込むときに使う大きめの木製ハンマー。

かこいぐい

囲杭

重要な杭を守るため、囲うようにその周囲に打たれる杭のこと

かさいし

笠石

<1>石積み天端の石。<2>ブロック塀などの天端の石。

かさねつぎて

重ね継ぎ手

 2本の鉄筋を一定長重ね、結束線で結ぶ継ぎ手。コンクリートの付着を介して鉄筋に作用している力を他方に伝える。

かさねていこうようせつ

重ね抵抗溶接

スポット溶接、プロジュクション溶接、シーム溶接などのように重ね合わせた継手の両側から加圧して行う抵抗溶接。

かさひじゅう

嵩比重

砂利を自然に積んだ場合の比重。単位体積重量。

かしたんぽ

瑕疵担保

引き渡し時に発見出来なかった欠陥が後で判明した場合、請負者が無償修理を保証すること。瑕疵とは欠陥があり、使用するに足る性能を有さないことをいう。瑕疵担保責任は無過失責任であり、発生時期は引き渡し時である。

かしたんぽきかん

瑕疵担保期間

工事目的物に瑕疵のあったときを想定して相当期間を定めて補修を請求する期間を言う。

かじや

鍛冶屋

<1>バール。大型の釘抜き。<2>溶接工の俗称。溶接作業のことを鍛冶屋仕事という。

かしんようせつ

下進溶接

立向姿勢で、上から下方向にビードを盛る溶接。

がすあっせつ

ガス圧接

接合する鉄筋の切り口を合わせ、押さえつけながら酸素とアセチレンガスの熱で溶かして接合する方法。

がすがうじんぐ

ガスガウジング

ガス炎と酸素を使って行う溝掘り。

がすし−るどあ ーくようせつ

ガスシールドア−ク溶接

炭酸ガス,アルゴンなどのガスによりアーク及び溶着金属を大気から遮蔽しながら行うアーク溶接。

がすせつだん

ガス切断

ガス炎で加熱し金属と酸素の急激な化学反応を利用して行う切断。酸素・アセチレン切断、酸素・水素切断、酸素・プロパン切断などある。

かすみてい

霞堤

急流河川において、堤防が不連続に築造され、下流側の堤防は上流側の堤防の堤内側に延長されて二重、三重になっているもの。

がすようせつ

ガス溶接

ガス炎の熱で行う溶接。

かせつ

仮設

工事目的物を造るために必要となる道路や仮締切り堤、用排水設備等のことで、工事終了後に撤去されるもの。

がせっとぷれーと

ガセットプレート

部材接合用鋼板

かぜをひく

風邪をひく

セメントが湿気を吸収し、水和反応が進行して使用不能になること。

かせんくいき

河川区域

川の流れのあるところ、草木が茂っているが流水区域に類する状況を呈している区域を1号地とする。河川管理施設(ダム、堤防)の敷地区域を2号地とする。堤外の区域のうち1号地と一体的に管理を行う必要がある土地を3号地とする。

かせんほぜんくいき

河川保全区域

河川区域に隣接する区域で河川区域境から50m以内。河川管理者は、必要があるとき、必要最小限度の区域を指定することができる。

かそうろばん

下層路盤

路盤を2種類以上の層で施工するときの下の層。作用する応力が小なので再生クラッシャーランや地域産材料等安価な材料を使用。

かた

潮の干満により地表面を出したり海面下に沈んだりする土地。「干潟」

かたおし

片押し

区画の一方向から作業を行うこと。

かたがわようせつ

片側溶接

突合せ継手を片側だけから溶接すること。T字継手で片側からだけ溶接すること。

かたこう

形鋼

特定の断面形状に熱間圧延された鋼材。

かたす

片す

片付けること。

かたせつだん

形切断

材料を図形にならって自動切断すること。

かたもち

片持

片方に張出した丁張。

かたわく

型枠

生コンが固まるまで保持する枠。

かたわく

型枠<form>

打ち込まれたコンクリートを所定の形状や寸法に保ち、コンクリートが適当な強度に達するまで支持する仮設構造物の総称。

かつざい

滑材

 ソケット付きヒューム管やダクタイル鋳鉄管の接合において、挿入時の抵抗を少なくするために塗るもの。推進工法においても使う。

かっすいい

渇水位

1年のうち355日はこれを越える水位。

かっすいりゅうりょう

渇水流量

年間の流況曲線による上位から355日目の流量。

かったー

カッター

 ポンプ式浚渫船の地盤掘削を行う部分。カッターヘッドはその構造により、クローズド型、オープン型に大別される。 

がっちゃ

ガッチャ

荷締め器のこと

がっとせん

ガット船

グラブ付き揚貨装置を持つ自航式石材運搬船の事。砂を運ぶ「砂ガット」捨石を運ぶ「石ガット」がある。

かていざっぱいすい

家庭雑排水

家庭から排出される汚水のうち、し尿を除いたものの総称。

かなしき

金敷

鍛冶工が鉄をたたき延ばす際に使用する台

かにつめ

蟹爪

解体作業に使う、鋏状のバックホウのアタッチメント。

かぶと

ヘルメット式潜水器具のこと。又、それを使用して行う潜水方法のこと。

かぶり

被り<cover>

鋼材、シースの表面とそれらを覆うコンクリートの外表面までの最短距離。

がま

ガマ

扇状地付近の平野部で見られる自然水の自噴する場所。洪水時にの堤防から離れた場所で水と土砂が吹き出す場所。

かまば

釜場

湧水を集めるために設けるくぼみ

かまぼこ

蒲鉾

築堤の天端を中高山形に仕上げること。

かめ

重機が泥濘(ぬかるみ)に入り込み、自力では動けない状態。

からーちぇっく

カラーチェック

浸透探傷試験のこと。

からーつぎて

カラー継手

カラー(接続環)を持つ管の継手。

からす

技能未熟なとび職を指す隠語。

からつみ

空積み

石積み擁壁において、積石の間隙を充てんする胴込めコンクリートを用いない形式のもの

からばり

空張り

モルタル等で固めずに割栗石を敷き並べただけの法面覆工。

からぶせ

空伏せ

<1>モルタルを用いず石を張りつめること。<2>推進工法において圧入せず管を布設すること。

かりしめきり

仮締め切り

ドライワークが要求される場合、内部を排水するために鋼矢板、鋼管矢板などを打ち込んで築造する仮設構造物

かるばーと

カルバート

盛土の下部を横断する内空構造物。ボックスカルバート(函渠)のこと。

かんいすいどう

簡易水道

給水人口が、5,000人以下の水道。

かんかん

カンカン

大型の秤で、車重を測ること。又、その大型はかりのこと。警察の過積載取締まりの隠語。

がんがん

がんがん

石油一斗缶のこと。又、それを半分に切って作った物入れ。

かんきょ

管渠

開渠と暗渠の総称。

かんげきすいあつ

間隙水圧

土を土粒子と間隙流体(水+空気)に分けるとき、間隙流体の有する圧力を間隙圧という。飽和土の場合、間隙水圧となる。

かんげんえん

還元炎

アセチレン量が多く還元性をもっているガス炎。

がんさい

岩砕

原石を破砕したもの。仮設道路等に用いる。

かんざし

小型横桁、導枠H型鋼を載せる導杭間の鋼材。

かんさんおきなみ

換算沖波

地形変化が及ぼす波の屈折や回折の影響を考慮した仮想の沖波

がんすいひ

含水比

土を構成している土粒子、水、空気のうち、水の質量と土粒子の質量との比。水の質量/土粒子の質量。

がんすいひちょうせい

含水比調整

最適な締固めをおこなうため、乾燥時には加水し、湿潤時には曝気などにより土の含水比の調整を行うこと。

がんすいりつ

含水率<percentage of total moisture content>

骨材の内部空隙に含まれる水と表面水全量の、絶対乾燥状態の骨材質量に対する百分率。

かんすいろ

管水路

自由水面をもたずに圧力を受け、満流状態で流れる水路。

がんずめ

雁爪

砂利をかきよせるのに使う道具。

かんせいこうじみしゅうにゅうきん

完成工事未収入金

完成工事の請負代金のうち未収入の金額

かんせいこうじみばらいきん

完成工事未払金

完成工事の工事原価として計上された金額のうち未払いの金額

かんそうしゅうしゅく

乾燥収縮<drying shrinkage>

硬化したコンクリートが乾燥によって収縮する現象。

かんそうみつど

乾燥密度

土の単位体積当たりの土粒子の質量。土粒子質量/土体積。

かんたぶ

カンタブ

生コンクリート中の塩化物量測定に使う試験票。3本の読値から塩素イオン濃度の平均を求め、生コンクリートの単位数量を剰じて塩化物含有量を求める。(株)小野田の製品。

かんち

換地

土地区画整理において、整理以前に保有していた所有権、借地権のある土地に代わって、整理後に権利を所有することになる土地。

かんちゅうこんくりーと

寒中コンクリート

日平均気温が4℃以下の気象条件で施工するコンクリート。コンクリートの打ち込み前後の気温が低いと硬化までの間に水分が凍結し、十分な強度が出なかったり耐久性の悪いコンクリートができるおそれがある。

かんちょう

感潮河川

海の潮汐の影響により河川水中の塩分・水位・流速などに周期的な変化を受ける河川。

かんてき

カンテキ

アスファルト舗装工事において、スムーザーやタンパ等の小道具を加熱するストーブ。

かんと

カント

(cant)傾斜のこと。車輌が曲線部を走行する時に遠心力により軌道を逸脱するのを防ぐため傾斜させる高低差のこと。

がんとちゃーと

ガントチャート

作業の日程計画や管理に用いられる横棒表示の工程表の一つ。見易く、概略の工程内容を理解し易い。

かんなわ

間縄

平板測量で使われる10cm目盛りの合成樹脂テープ。

かんにゅうしけん

貫入試験

土に円錐または円柱を押し込むことにより土の強度を求める試験。

かんりぎじゅつしゃ

監理技術者

特定建設業者が下請けを使って施工する場合(下請け金額が建設業法施工令で定める額以下は除く)、当該工事現場に置くことを義務づけられている技術者。

がんりょう

顔料

塗料を構成する成分。色付け等に使う微粒子で溶剤に溶けない。

かんわきょくせん

緩和曲線

カーブにおいて、直線と曲線の間に挿入される曲線。これによりスムーズな走行が確保できる。

きーすとんぷれーと

キーストンプレート

軽量形鋼の一種で、凹凸の付いた鋼板。

きおうさいこうちょうい

既往最高潮位

過去に起きた最高潮位。HHWLで表す。

きかいつぎて

機械継ぎ手

金物を介して2本の鉄筋を接合するもの。

きかん

軌間

レールの内面最短間隔。JR在来線は1067mmで狭軌、新幹線は1435mmで標準軌間。

ぎぎょうけつ

偽凝結<false set>

セメントと水を練り混ぜているとき、又は練り混ぜ終えて間もない時期に、正常な水和反応に因らないで、一時的にこわばり、又は凝結したような状態を示す現象。

きじゅうきせん

起重機船

起重機を備え付けた専用船。海上工事で重量物の運搬、据付に使用される。

きじゅんあな

基準孔

鋼材の組立ての際、孔合わせのための基準となる孔。パイロットホール

きじゅんしけん

基準試験

(standard test)<1>使用材料や使用機械が施工可能か否かを確認する試験。<2>アスファルト混合物の配合を決定し、管理基準値を確認する試験。

きじょう

機場

揚排水施設のうちの基礎、吸水槽、建屋を含めた施設。

きしょうちょうしんどかい

気象庁震度階

地震の強さを人の感覚や周辺の物、構造物、自然界への影響の程度を段階に分けて表したもの。8階級の震度である。0無感、1微震、2軽震、3弱震、4中震、5強震、6烈震、7激震。

きそう

基層

アスファルト舗装において路盤の上にある粗粒度アスファルト層。路盤の不陸を平滑化し、表層からの荷重を均等に下に伝える。

ぎそう

艤装

航海、回航、曳航などに必要な設備や装置を取り付けること。

きっくれすけーぶる

キックレスケ−ブル

ポータブルスポット溶接機の二次ケーブルにおいて、通電時の頻繁な反発力によるケ−ブルの素線断線を防ぐため往復導線を絶縁して同一の可とうホース内に納めたケーブル。

きっすい

喫水

水面下に没している船の部分の、水面からの最大垂直距離。

きほんすいじゅんめん

基本水準面

海図に示されている水深の基準面。

ぎゃくか

逆火

炎が火口の中に入る現象。

きゃくちょう

脚長

継手のルートから隅肉溶接止端までの長さ(mm)。leg。

ぎゃくひずみ

逆歪

溶接による歪を予測して逆方向に与えておくズレ。

きゃた

キャタ

ブルドーザーなどの履帯を指す俗語。CATERPILLARは、米国の建設機械のメーカー名。

きゃっとうおーく

キャットウォーク

吊り橋でケーブルに沿った下側の吊り足場。一般の橋で端部に設けられる作業通路。ダム中腹外面に設けられる通路。

きゃっぴんぐ

キャッピング<capping>

供試体に均等な荷重が加わるよう、セメントペーストなど適当な材料を用いて載荷面を平滑に仕上げること。

きゃっぷ

キャップ

杭打ちハンマーの打撃力を杭に均等に伝えるための鋼製部材。

ぎゃっぷりゅうど

ギャップ粒度

アスファルト混合物の粒度で不連続粒度になっているもの。600μm〜2.36mmを不連続化させ滑り抵抗を上げる。

きゃんばー

キャンバー

<1>くさびのこと。<2>橋梁や道路に付ける上向きの反りのこと。

きゅうけつざい

急結剤<quick setting agent>

セメントの水和反応を早め、凝結時間を著しく短くする混和材。

きゅうしーばん

QC版

コンクリートの品質管理を行う時に供試体を識別するために貼るシート。Quality Control。

きゅうすいりつ

吸水率<percentage of absorption>

表面乾燥飽水状態の骨材に含まれている全水量の、絶対乾燥状態の骨材質量に対する百分率。

きゅーびくる

キュービクル

高圧受電設備。閉鎖配電盤。cubicle switchgear

きょうかいせき

境界石

行政界及び官民、民民の用地境界を明示するための石

ぎょうけつ

凝結<set>

セメントと水を練り混ぜ、ある時間を経た後、水和反応によって次第に流動性を失い硬くなること。

ぎょうけつちえんざい

凝結遅延材<retarder>

セメントの水和反応を遅らせ、凝結に要する時間を長くする混和材。

きょうしたい

供試体<test piece>

各種試験を行うために所定の形状寸法になるように作成したコンクリート及びモルタルなどの試験用成型品。

ぎょうしゅうざい

凝集剤

粒径を大きくし沈降促進を図る添加剤。

ぎょうしゅうちんでん

凝集沈殿

水中に混濁している浮遊物質を、凝集剤を用いて沈殿分離すること。

きょうせいねりみきさ

強制練りミキサ<forced mixing type mixer>

羽を動力で回転させ、コンクリートを強制的に練り混ぜる方式のミキサ。水平1軸形、水平2軸形、パン形、パドル形等がある。

きょうせいはいすいこうほう

強制排水工法

地下水をポンプ揚水し、水位の低下を図る工法

きょうつうしようしょ

共通仕様書

発注者ごとに定めている工事に共通して適用される仕様書。

きょうていしょ

協定書

建設共同企業体において、構成員、代表者、出資割合、運営委員会、施工委員会、決算などについてメンバーが取り交わす協定書のこと。

きょうどうこう

共同溝

電気、ガス、水道等を2種類以上収納する道路下の函渠施設。

きょうねつげんりょう

強熱減量<ignition loss>

試料を一定温度で強熱した場合の質量減少量。セメントの場合は風化の程度を、人工軽量骨材の場合は焼成の完全さを確かめる指標となる。

きょうへき

胸壁

<1>波返し。パラペット(parapet wall)。<2>橋台の壁部分。

きょうめんほそう

橋面舗装

橋梁床版の上に施工する舗装。

きょうようせいしすう

供用性指数

(PSI)供用開始後の道路舗装の傷みを示す指標。D=轍掘平均深さcm、C=ひび割れ率%、σ=縦断方向不陸標準偏差mmから求める。PSI=4.53-0.518logσ-0.317*C1/2剰-0.174*D2剰。PSI=2以下でオーバーレイ。

きょくちゅう

曲柱

係船柱のうち、曲がった形状のもの

ぎょしょう

魚礁

魚集、培養、幼稚仔保育のために沿岸に設置する人工礁

きよせ

木寄せ

木材の所要量を算出すること。

きりつけ

切り付け

土の切り崩し面

きりなげ

切り投げ

自分で請負った仕事の一部をさらに下請けに行わせること。

きりは

切羽

トンネル掘削の最先端箇所。

きりばり

切梁

山留において、腹起こしを支持する水平部材。

きりまわし

切り回し

道路や下水管などを一時的に迂回させること。

きりもり

切盛り

計画高さより高い地盤を切り、隣接する低い地盤に盛ること。

きりん

キリン

キリンジャッキのこと。ネジの回転を利用するジャッキ。

きんく

キンク

ワイヤーロープなどが、捻れたりよじれていたりする状態。

ぎんてん

銀点

銀白色の魚の目のような、溶着金属表面に現れる欠陥。

きんねん

金車

ワイヤーロープ用のスナッチ式一輪滑車。

くいっくさんど

クイックサンド

掘削底面付近などで、有効応力が減少して液状になった砂。

くいとう

杭頭

杭の上端部

くいふせ

杭伏せ

施工する杭の平面的な位置を示したもの。

くいまざらい

杭間浚い

杭と杭の間や周辺地盤の盛り上がった土を取除き平にすること。

くいわり

杭割り

杭の打つ箇所を現地で決めること。

くうきりょう

空気量<air content>

コンクリート中のセメントペースト又はモルタル部分に含まれる空気泡容積の、コンクリート全容積に対する百分率。

くうげきりつ

空隙率

混合物中の空隙の割合。

ぐーすあすふぁるとほそう

グースアスファルト舗装

空隙率極少の加熱流し込み施工のアスファルト舗装。耐水性、耐摩耗性、耐久性に優れる。鋼床版舗装下層に使用される。専用運搬車(クッカー車)やフィニッシャーが必要。

くぎじまい

釘仕舞

脱枠後の木製仮枠材の釘を抜くこと。転じて、型枠の後片付け。

くっさくちかん

掘削置換

地盤の軟弱部分を掘削し、良質土に置き換えること。

くっしょん

クッション

杭打ちにおいて、衝撃を和らげる為に使う樫木。

くっせつ

屈折

斜めに波が入射するとき、水深変化に伴って波速が変化するために、波向きが変わる現象。

くびした

首下

ボルトの頭下端から先端までのこと。

くぼみ

窪み

電極チップやローラ電極によって生じた母材表面のへこみ。

ぐらうてぃんぐ

グラウティング<grouting>

グラウトを注入又は充填する作業。

ぐらうと

グラウト<grout>

空隙目地、ひび割れなどの細かい隙間を充填するために、注入用材料として用いるセメントペースト又はモルタル。

くらっしゃーらん

クラッシャーラン

原石を砕いて造った石。砕石プラントで粗砕、中砕、細砕により製造される。

ぐらぶ

グラブ

グラブバケットのこと。プレート型、ハーフタイン型、ホールタイン型がある。

ぐらぶしゅんせつ

グラブ浚渫

グラブバケットで土砂をつかんで行う浚渫。硬岩からヘドロまで土質の適用範囲が広い。中小規模の浚渫向き。

ぐらぶしゅんせつせん

グラブ浚渫船

グラブバケットを使い浚渫する作業船。自船泥艙または土運船に、堀上げた土砂を積み込む。

ぐらぶわく

グラブ枠

汚濁防止枠のこと。枠から布を海中に吊り下げて、汚濁物質が拡散しないようにしたもの。

ぐらべるどれーんこうほう

グラベルドレーン工法

液状化対策の一つ。緩い砂質地盤中に砕石柱状体を設け、地震時に発生する過剰間隙水を速やかに排水する工法。

ぐらべるまっと

グラベルマット

 捨石基礎の法尻外側に、基礎捨石よりも粒径の小さい、比較的小断面の捨石を行うもので、この捨石を在来地盤になじむ形で安定させ、本体の基礎捨石の洗掘を防止する。

くらむ

クラム

クラムシェルバケットのこと。吊ったバケットを口の開いた状態で落下させ、それを閉じて土砂をつかみ取る。

くらんぷ

クランプ

単管パイプの組立てに使用する結合金物。

ぐりいし

栗石

10〜15cm程度の丸みを帯びた川石。原石を破砕して作ったものを割栗石という。「ぐり」とも言う。

くりーぷ

クリープ<creep>

応力を作用させた状態で、弾性歪み、及び乾燥収縮歪みを除いた歪みが時間と共に増大してゆく現象。

ぐりーんかっと

グリーンカット

打継ぎコンクリートとの付着をよくするため、十分固まっていないコンクリートの表面をワイヤーブラシや高圧水で目荒らしを行うこと。

くりこ

くり粉

削岩機で孔をあけるときに出てくる岩石、コンクリート等の粉末。

くりすます

クリスマス

ポンプ浚渫船をアンカーワイヤー係留するときに使う装置。クリスマスツリーに似ているから。

くりっぱー

クリッパー

番線などを切断する工具。

くりっぷ

クリップ

ワイヤークリップの略。ワイヤーロープを留めるときに用いるU字形のボルト。丸い方がしって側。

くりてぃかるぱす

クリティカルパス

パート(PERT)手法において、余裕日数のない作業を結んだ一連の経路。

ぐるーびんぐ

グルービング

滑り止めとして舗装面に3〜4mmの溝を切削施工すること又その工法。

くるまどめ

車止め

 岸壁、物揚場の端部に設置し、車輌の海中落下を防止するもの。 金属製で中にコンクリートを詰める方式が一般的。

くれーたー

クレーター

アーク溶接ビート終端部に出来やすい窪み。溶接欠陥部位。

くれーんつきだいせん

クレーン付台船

 クローラークレーンを艤装した非航式の鋼製箱形台船。

くろーらー

クローラー

ブルドーザーなどの走行装置。接地圧が小さく、軟弱地盤、不陸地などの走行が可能。履帯。

くろかわ

黒皮

鋼材を熱間圧延するときなどに生じる酸化被膜「ミルスケール」。メッキなど表面処理を施していない鋼材。黒皮メタル(フォーム)などと使う。

くろすわいやようせつ

クロスワイヤ溶接

ワイヤ、丸棒などを交差させて行うプロジェクション溶接。

ぐんぐいこうか

群杭効果

杭間隔がある限界以内となると、一つの群として働き、支持力や変形の性状が単杭の場合と異なってくるような現象。

けあがり

蹴上

<1>アジテータやダンプトラックの排出口高さを上げる目的の斜路<2>階段の踏板間の垂直距離。

けいかくたかみずりゅうりょう

計画高水流量

基本高水を基にした設計用の基本流量。

けいかくちょうごう

計画調合<specified mix proportion>

所定の品質のコンクリートが得られるように、配合で、仕様書又は責任技術者によって指示されたもの。コンクリートの練り上がり1立方の材料使用量で表す。

けいかん

径間

橋構造物の支点と支点の間の部分。その距離。

けいさ

珪砂

石英粉末。現場締固め試験やコンクリートの補修に用いる。

けいしゃてい

傾斜堤

石材、異形消波ブロックで造られた台形の堤。

けいしん

経審

経営事項審査の略。公共工事の入札に参加希望する建設業者を対象に、許可行政庁が経営に関する審査を行うこと。

けいせんがん

係船岸

係船施設のうち岸壁、桟橋、ドルフィン、浮桟橋、物揚場等直接船舶が接岸、係船する構造物の総称。

けいせんちゅう

係船柱

船舶を係船岸に係留するためのもので、直柱及び曲柱がある。

けいせんふひょう

係船浮標

泊地において、船舶を係留するために設置されたブイ構造のもの。

けいどふう

傾度風

気圧傾度による力がコリオリの力と遠心力との合力とつり合って定常的に吹いている風。傾風度は等圧線に沿って吹く。

けいやくやっかん

契約約款

建設工事契約を締結する時、設計図書とともに契約書に付する書類「工事請負契約約款」の事。

けいりゅう

係留

係船岸、係船杭、係船浮標などに係留索を使用して船を繋ぐこと。

けいりょうこつざい

軽量骨材<light-weight aggregate>

コンクリート質量の軽減や断熱などの目的で用いる、普通よりも比重の小さい骨材。

けいりょうこつざいこんくりーと

軽量骨材コンクリート<lightweight aggregate concrete>

軽量骨材を用いて、単位容積質量を小さくしたコンクリート。

けいりょうこんくりーと

軽量コンクリート<lightweight concrete>

軽量骨材を用いたり、多量の気泡を含ませたりして、単位容積質量を小さくしたコンクリート。

けいりょうもりどこうほう

軽量盛土工法

盛土材に発砲スチロールを用いて荷重を軽量化することにより盛土の安定を図る工法。

けーそん

ケーソン

<1>岸壁や防波堤で使う上側が空いた函状構造物。<2>深礎に使われる函状構造物。底部を掘削し、支持地盤まで沈下させる。上側解放であればオープンケーソン、塞がっていれば圧気で浸水を止めるニューマッチックケーソン。

けーち

K値

平板載荷試験により求める地盤の支持力係数。

げか

下架

船舶を造船所の架台から降ろすこと。

けがき

罫書き

鋼材の加工において、表面に型板や定規で切断線やボルトの位置を記入すること。

げた

下駄

<1>重量物の下に敷く木材。高さを調節するために下に物を咬ますこと「下駄をはかす」。<2>クローラ(無限軌道式走行装置)の板の呼称。

けたしたくうかん

桁下空間

橋梁の桁の下側空間。

けっそくせん

結束線

鉄筋組み立てに用いる0.9mmなまし鉄線。

けつわり

尻割り

請け負った仕事を完成させずに途中で投げ出してしまうこと。

けみかるあんかー

ケミカルアンカー

[chemical anchor] 樹脂系の接着剤によりボルトを定着させるアンカー。

げるきょうど

ゲル強度

注入材を砂に浸透させて硬化させた固結物(サンドゲル)や注入材だけを硬化させた固結物(ホモゲル)の強度。

げるたいむ

ゲルタイム

[gel time]注入材が流動性を失い、粘性が急激に増加するまでの時間。

けれん

けれん

<1>型枠に付着したモルタルかすなどを落とすこと。<2>塗装前に素地調整としてペンキ、錆などを剥がすこと。

けんじゃく

検尺

実際の材料長さを確認すること。掘削孔の深さを測定すること。

けんしゅう

検収

納入される材料が注文通りの数量、規格、品質であるか否か検査したうえで引き取ること。

げんすいざい

減水剤<water reducing agent>

所用スランプを得るのに必要な単位水量を減少させるための混和材。

けんすこ

剣スコ

先がとがったスコップ。地山を掘るのに向いたスコップ。スコップの事をショベルと呼ぶ。

げんすん

原寸

鋼板加工において、1/1の縮尺で描かれた部材寸法や型板のこと。

げんせつ

現説

現場説明の事。図面や仕様書だけではわかりにくい現場条件等について発注者が説明する。

けんそう

研掃

鋼床版舗装で、接着層の施工前に鋼床版上の錆や有害物を、除去清掃する作業。

けんちいし

間知石

一定の寸法に割って作った石積用の石。

けんちくげんかい

建築限界

鉄道、道路などにおいて、安全に通行するために設けた寸法(幅、高さ)上の制限。内側には、建造物が造れない。

けんちょう

験潮

ある地点での潮汐を知る目的で、少なくとも1カ年以上にわたって定点で潮高を観測する事。

けんづな

検綱

浚渫工事や捨石基礎の施工管理で、レッドを用いた深浅測量のときに使用する測深用の目盛付きのロープ。

けんなわ

間縄

平板測量に用いられる10cm目盛の測距テープ。

げんのう

玄翁

大型の鉄槌。頭の両端が尖らないもので、多く石を割るのに用いる。

げんばしーびーあーる

現場CBR

 現場試験で求める路床、路盤の支持力を表す指標。設計CBRとの相関関係はない。

げんばすいちゅうようじょう

現場水中養生<underwater curing at job site>

現場において水温が気温の変化に追従する水中でおこなう供試体の養生。

げんばだいりにん

現場代理人

元請業者を代表して、請負契約履行のため現場に常駐する人。請負契約者の現場での代理人。

げんばちょうごう

現場調合<mix proportion at job site>

示方配合のコンクリートを得るべく、現場における材料の状態及び計量方法に応じて定めた配合。

げんばはいごう

現場配合<mix proportion at job site>

示方配合のコンクリートを得るべく、現場における材料の状態及び計量方法に応じて定めた配合。

げんばふうかんようじょう

現場封かん養生<sealed curing at job site>

現場においてコンクリート温度が気温の変化に追従し、且つ、コンクリート表面からの水の出入りが無い状態に保っておこなう供試体の養生。

げんばようせつ

現場溶接

現場で行う溶接。工場であっても屋外で行う溶接は現場溶接。

げんぶ

減歩

土地区画整理事業において宅地面積が減少すること。減少した面積のこと。減少した面積は公共施設用地に回されたり売却されて事業費となる。

こあ

コア

地質調査ボーリングで求められる円筒状のサンプル。

こあさいしゅりつ

コア採取率

実質のコア長÷実質掘削長×100。断層破砕帯、風化変質帯ではコア採取率が低下する。

こうあつじょうきようじょう

高圧蒸気養生<autoclave curing>

高温・高圧蒸気釜(オートクレーブ)の中で、常圧より高い圧力下で発生する高温の水蒸気を用いておこなう養生。

こういきかんいすいどう

広域簡易水道

2つ以上の簡易水道を連絡管でつなぎ、単一の水道としたもの。給水人口は5,000人以上。

こうおんわれ

高温割れ

高温の凝固温度近くで生じる割れ。

こうか

硬化<hardening>

セメントが凝結した後、時間の経過に伴って硬さ及び強さが増進する現象。

こうかそくしんざい

硬化促進剤<accelerator>

セメントの水和反応を早め、初期材齢の強度発現を大きくする混和材。

こうかんぐい

鋼管杭

鋼管を用いて杭としたもの。鋼杭と略す。

こうかんやいた

鋼管矢板

鋼管に継手を付け、締切りなどとして利用するもの。

こうきょうげすいどう

公共下水道

原則として市町村の区域内において下水を排除、または処理する下水道であり、その管理を市町村で行うもの。

こうきょうせん

公共栓

公衆の用に供するために設けた水栓。公園の水飲み場、公衆便所の手洗い場など。

こうさい

鉱滓

溶鉱炉などで溶錬する際に生じる非金属性の不純物。スラグ、のろなどの総称。

こうじかんせいほしょうにん

工事完成保証人

請負業者がその工事の完成を果たせ得ない場合、代わりにその債務を履行する者。

こうしゅうはていこうようせつ

高周波抵抗溶接

継手を加圧しながら高周波電流を母材に流して行う抵抗溶接。

こうしゆうはゆうどうようせつ

高周波誘導溶接

溶接継手を加圧しながら高周波誘導加熱を利用して行う溶接。

こうじようきじゅんめん

工事用基準面

W.D.L。港湾工事を施工する際の基準となる水面で、海図の零位(C.D.L)と等しい。工事用基準面については、「港湾工事に伴う水路図誌の補正及び港湾工事用基準面等の取扱いについて」(昭和47年4/15付運輸省湾建第62号)によるものとしている。

こうじょうけんさ

工場検査

工場製作部材を工場において、形状、品質などの検査を行うこと。

こうしょうばんほそう

鋼床版舗装

 一般に下層にグースアスファルト舗装、上層には改質アスファルト舗装を用い、舗装厚は6〜8cmで構成される。ゴム入りアスファルト乳剤などによる接着層を設けることが必要。

こうじょうようせつ

工場溶接

工場の屋内で行う溶接。

こうしんようせつ

後進溶接

溶接進行方向がトーチの進行方向と逆の溶接。

こうせいけーそん

鋼製ケーソン

鋼材を使ったケーソン。「鋼殻ケーソン」のこと。

ごうせいげた

合成桁

鉄筋コンクリート床版をジベルでフランジと固結し、圧縮部材としたプレートガーター。一般的プレートガーター橋よりコストダウンが図れる。

こうせいのうえーいーげんすいざい

高性能AE減水剤<air entraining and high-range water reducing agent>

空気連行性能を持ち、AE減水剤より高い減水性能と良好なスランプ保持性能を有する混和材。

ごうせいほそう

剛性舗装

舗装版の曲げ応力で抵抗する舗装。コンクリート舗装のこと。

こうせきは

航跡波

船舶の航行によって生ずる波。

こうつうかいほうおんど

交通開放温度

初期轍掘れを防止するため、アスファルト舗装舗設後、表面が一定温度以下に冷えてから交通車両を通す温度。一般に50℃。

こうていひょう

工程表

工種別、作業別などに、所要日数や順序を整理して工事の完成までを表示した図表。

こうへき

孔壁

爆薬やロックボルトを挿入するため穿岩機で削孔した孔の壁。

こうもん

閘門

船舶を高低差の大きい水面に昇降させる装置。

こうゆうすいめん

公有水面

国の所有に属する水面をいい、河、海、湖、沼、その他公共の用に供する水流または水面をいう。

こうりゅうあーくようせつ

交流アーク溶接

交流電源を用いるアーク溶接。

ごうりゅうかんきょ

合流管渠

汚水と雨水を一緒に集め、移送する管。

ごうれい

号令

隧道掘削工事の世話役。

こうろ

航路

船舶の運行に供するために設定された水路。一定の幅と水深が保たれている。

こうろすらぐ

高炉スラグ

銑鉄を製造するときに発生する鉄鋼スラグ。冷却の違いにより高炉徐冷スラグと高炉水砕スラグに分けられる。高炉水砕スラグは高炉セメントの原料。

こうろすらぐびふんまつ

高炉スラグ微粉末<ground granulated blast-furnace slag>

急冷した高炉スラグを粉砕してつくる微粉末。シリカ、アルミナ、石灰などの化合物からなる。

こうろせめんと

高炉セメント<portland blast-furnace slag cement>

急冷された高炉スラグを混合材として用いた混合セメント。

こうわんくいき

港湾区域

港湾管理者が港湾として管理する水域。運輸大臣または都道府県知事の認可を受けて成立する。

こうわんこうじようきじゅんめん

港湾工事用基準面

港湾施設の設計、施工に際し基準となる水面で、海図の零位、すなわち海図に示されている水深の基準値である基本水準面とすることに定められている。

こーぴんぐ

コーピング

鋼矢板及び鋼管矢板式岸壁で矢板頭部を巻き込んで打設する上部コンクリート。

こーるどじょいんと

コールドジョイント

コンクリートを打ち込むまでの時間がたちすぎて先に打ち込んだコンクリートが硬化を始め、そのためこれらの間を締め固めても十分一体化できないために生じる継ぎ目。

こーるどじょいんと

コールドジョイント<cold joint>

先に打ち込んだコンクリートと後から打ち込んだコンクリートとの間の完全に一体化していない継目。

こーんしすう

コーン指数

コーンペネトロメーターを人力で地中に押し込み、コーン(円錐)状のロッド先端部の抵抗により算出したコーン断面積当たりの貫入値をいう。

こかざい

固化材

路床、路盤、の安定処理を目的に、土などに添加するセメント系あるいは石灰系の安定材。

ごがん

護岸

<1>港湾施設及び背後地を高潮、津波及び波浪から防護するために設けられるもの。<2>洪水から堤防、河岸を防護するために設けられるもの。

こしせん

腰線

トンネルを掘削する時の高さの目安。通常、掘削盤から1mの高さに、支保工やトンネル壁に印す。

こそく

こそく

爆破後の浮石をとること。

こたたき

小叩き

石材の表面仕上げの一つ。ビシャン叩きの次に両刃で石面を軽く叩いて仕上げる。

こつざい

骨材<aggregate>

モルタル又はコンクリートを造る上で、セメント、水と練り混ぜる砂、砕砂、砂利、砕石、スラグ骨材、その他類似の材料。                      さいこつざい

こてはんだづけ

小手ハンダ付

(電気)小手を使って行うハンダ付。

ごとんかんさんりんすう

5t換算輪数

 5t輪荷重が舗装を破壊する程度を1とし、対象車両の輪荷重が舗装を破壊する割合を輪数で表す。

ごねつ

後熱

溶接などで熱の影響を受けた部分の残留応力除去のため、後からその部分を加熱すること。

ごねつ

後熱

溶接部に後から熱を加えること。溶接部や溶接構造物に入った応力を除去するため行う熱処理のこと。

こはぜ

こはぜ

こはぜ継ぎの事。鉄板の折った部分を相互にはさみ合わせるつなぎ方。

こまどめ

駒止

車の転落防止柵。車道と歩道の分離柵。

こまわり

小間割

作業員一人当たり1日分の作業量を決めて請け負わせること。

ごむすりーぶ

ゴムスリーブ

排砂管を接続するゴム製接続具

こめぼう

込め棒

発破作業において、削孔された孔に火薬類を挿入する際に使用する木製の棒。

こるげーと

コルゲート

(Corrugated Pipe)たわみ性カルバートとして使用される波形の鋼製フレキシブルパイプ。大口径仮設管、骨材のサイロなどに用いられる。

ころがし

転がし

短い丸太材。足場組みで、足場板を支える短い単管。ころばし。

ころなぽんど

コロナポンド

重ね抵抗溶接においてナゲットの周辺に生ずる固相溶接された環状の部分。

ころび

転び

勾配、傾きのこと45゜(1:1)の傾きを1割勾配、その半分を5分勾配、倍を2割勾配という。

ころもつち

衣土

透水性の悪い礫分の無い山土。堤防の上部に厚み30cm程度の盛土に用いて雨水の浸透を防ぐ。芝の目土にも使う。

こんくりーと

コンクリート<concrete>

セメント、水、細骨材、粗骨材、混和材料(必要に応じて加える)を構成材料とし、これらを練混ぜやその他の方法によって、一体化したもの。

こんくりーとぷれーさ

コンクリートプレーサ<concrete placer>

フレッシュコンクリートを圧送空気によって輸送管を通して送り出す装置。

こんくりーとぽんぷ

コンクリートポンプ<concrete pump>

フレッシュコンクリートを機械的に押しだし、輸送管を通して送り出す装置。

こんくりーとみきさーせん

コンクリートミキサー船

海上にてコンクリートやモルタルを製造する非自航式船舶。

こんごうしつ

混合室

トーチの内部で燃焼ガスと酸素とを混合する部分。

こんごうせめんと

混合セメント<blended cement>

ポルトランドセメントに、ポゾラン、急冷高炉スラグなどのシリカ質、石灰質を主成分とする混合材を予め混合したセメント。

こんしすてんしー

コンシステンシー<consistency>

変形又は流動に対する抵抗性の程度で表されるフレッシュコンクリートの性質。

こんせいてい

混成堤

台型の基礎部(捨石マウンド等)に直立した堤体を設けた防波堤。

こんそり

コンソリ

コンソリデーショングラウト(consolidation grout)の略称。支持力増加と透水係数減少のためダム基礎部におこなうグラウト。

こんたーらいん

コンターライン

等高線のこと。

こんたくとちっぷ

コンタクトチップ

電極ワイヤを案内するとともに溶接電流を供給する円筒形の導体。

こんでんさしきすぽっとようせつき

コンデンサ式スポット溶接機

コンデンサに電気的エネルギーを蓄えておき、加圧しながら変圧器を介して瞬間的にそのエネルギーを放出してスポット溶接を行う溶接機。

こんぱね

コンパネ

コンポジットパネルの略。型枠に使用する合板。

こんぽじっとほそう

コンポジット舗装

アスファルト混合物の直下にセメント系の舗装版を用いた舗装。コンクリート部分をホワイトベースという。

こんわざい

混和材<mineral admixture>

比較的使用量が多く、それ自体の容積がコンクリート練上がり容積に算入される混和材料。

こんわざいりょう

混和材料<admixture>

コンクリートなどに特別の性質を与えるため、セメント、水、骨材以外で、打ち込み前までに必要に応じて加える材料。

 
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