ないすいい |
内水位 |
堤内地側の河川・水路の水位。 |
ないぶまさつかく |
内部摩擦角 |
土のせん断強さのうち、鉛直応力に比例する摩擦抵抗分を表す角度φ |
なおらい |
直会 |
祭事のあと、神に供えた供物、神酒などをいただいて行う酒宴。 |
ながしとろ |
流しトロ |
石据付において軟練モルタルを合端に流し込むこと。 |
なかづめ |
中詰め |
ケーソンやセルラーの中空部に砂や石材を投入充填すること。 |
ながて |
長手 |
長方形の長いほう。 |
なかとり |
中とり |
モッコをかつぐ棒。 |
ながのべ |
長延 |
屈曲に沿って測った長さのこと。 |
なかぼりこうほう |
中掘り工法 |
先端開放型の既製杭に、オーガーを挿入し地盤を掘削しながら、杭自重、圧入または打撃を加えて杭を設置する工法。 |
ながればん |
流れ盤 |
節理の傾きが構造物に向かっている状態。 |
なげっと |
ナゲット |
重ね抵抗溶接で溶接部に生ずる溶融凝固した金属。 |
なげる |
投げる |
仕事を下請けにまとめて請け負わすこと。分割したものを「切り投げ」、全部やらせるのを「丸投げ」という。 |
ななめくぎ |
斜め釘 |
木製型枠組立てにおいて、部材どうしがゆるまないよう斜めに釘を打ちつけること。 |
なまこいた |
海鼠板 |
波型鉄板のこと。 |
なまこん |
生コン |
レディミクストコンクリートのこと。工場で練られた、まだ固まらないコンクリート |
なまざい |
生材 |
加工していない鉄筋や鋼材。 |
なみがえしこう |
波返し工 |
波やしぶきが堤内側に入り込むのを減ずる目的で、堤防の天端に突き出した構造物。 |
なめる |
舐める |
ガスで加工切断する場合、表面を火勢で吹き飛ばすこと。 |
ならし |
均し |
構築物の据付のために、捨石マウンドの表層を所定の標高に成形すること。 |
なんかてん |
軟化点 |
鋼球の重さで2.54mmアスファルトが垂れ下がったときの加熱温度。 |
なんせきりつ |
軟石率<content of soft particles> |
黄銅棒で引っ掻き、軟石と判断される骨材粒の質量和の全骨材質量に対する割合。 |
にーでぃんぐ |
ニーディング |
マカダムローラの初期転圧で生じたアスファルト舗装の密度差を、タイヤローラ、振動ローラで転圧することにより解消し、舗装表面を緻密にすること。 |
にくもり |
肉盛 |
肉盛溶接のこと。母材表面に金属を溶着させる溶接。部材の補修再生や耐食金属の溶着などの使う。 |
にげ |
逃げ |
<1>工事に必要な測量点を簡単に復元できるように工事に支障のない場所に設置する仮の基準点。<2>離間距離。 |
にげずみ |
逃げ墨 |
型枠の建て込みなどによって基準線が見えなくなるため、一定の間隔を保って引いた線。 |
にまた |
二又 |
二又式非航起重機船のこと。 |
にゅうねつ |
入熱 |
溶接部に外部から与える熱量。 |
にろく |
二六 |
2尺×6尺の定番型枠サイズ。60cm×180cm。 |
にんく |
人工 |
作業に要する人員数のこと。作業員1人が1日働くのに相当する仕事量を1人工という。 |
ぬいかえし |
縫い返し |
支保工が土圧により著しく変形したとき、変形した枠の外側を掘削して再び新しい支保工を建て込むこと。 |
ぬう |
縫う |
型枠組立、鋼材組立の際にボルトで止めること |
ぬき |
貫 |
柱を貫いて横に渡した水平部材。または、その貫に使われた幅板材。 |
ぬきいた |
貫板 |
幅60mm〜90mm、厚さ9mm〜15mm程度の杉板。丁張に使う。 |
ぬの |
布 |
布地。足場の水平材 |
ぬのぎそ |
布基礎 |
柱、壁下などに用いる帯状に連続した基礎。 |
ぬのづみ |
布積み |
石(ブロック)の辺を水平にして積み、目地が水平方向に通る積み方。 |
ぬのぼり |
布掘り |
基礎の構築や杭打ちのために、細長く溝状に地盤を掘削すること。 |
ぬれ |
ぬれ |
母材表面に溶融したろうやフラックスが広がること。 |
ねいし |
根石 |
ブロック積み、石積みの最下段の部材。 |
ねいれ |
根入れ |
杭、基礎、擁壁などの地中に埋設した部分。地表面より地中埋設物までの深さ。 |
ねがため |
根固め |
堤防、護岸工事で、波のために法先が壊れたり、基礎が移動したりしないよう重量のある岩石やコンクリート異形ブロックなどで防護すること。 |
ねがてぃぶふりくしょん |
ネガティブフリクション |
軟弱地盤に打設した支持杭において、杭周辺が地盤沈下するとき、杭にかかる下向きの負の摩擦力のこと。 |
ねがらみ |
根絡み |
足場の建地や柱、支柱などの下部を横に連結して根元を固めるための水平部材。 |
ねがらみ |
根がらみ |
建地の位置ずれによる倒壊を防止する為の足場下端の水平材。 |
ねぎり |
根切り |
基礎や地下構造物を造るために、地盤面下の土砂、岩盤を掘削すること。床掘り。 |
ねこ |
猫 |
土砂やコンクリートなどの小運搬に使う手押し車。 |
ねご |
ネゴ |
交渉、商議の意味。 |
ねた |
根太 |
型枠の床板を受ける単管パイプやタルキなどの横架材。 |
ねつえいきょうぶ |
熱影響部 |
熱により組織や機械的性質が変化を受けた溶融してない部分。 |
ねつせつだん |
熱切断 |
熱を用いて材料を溶融または燃焼させて切断する方法。 |
ねっと |
ネット |
正味量のこと。施工においては割増分を含んでの売買が多いので、量に対して割増をしているのか、金額(単価)で考慮しているのかつめておく必要がある。 |
ねまき |
根巻き |
樹木を移植する際、根の部分をわら、こもで包み縄で縛ること。木をそのままで移植することを「振る」という。 |
ねまわし |
根廻し |
大きな樹木を移植する際の準備として、移植の1〜2年前に根の周りを掘削して太根を切断、あるいは環状剥皮(樹皮を環状に剥ぐこと)して埋め戻しておく。これにより、細根の発生を促し移植の活着が高められる。 |
ねりかえし |
練返し |
凝固しはじめたコンクリートを再び練ること。 |
ねりすこ |
練りスコ |
現場で少量のモルタルやコンクリートを手練りするのに使う、小さな四角形のスコップ。 |
ねりなおし |
練直し<remixing> |
練混ぜ後、コンクリート又はモルタルが固まり始めない段階において、材料が分離した場合などに再び練り混ぜる作業。 |
ねりまぜ |
練混ぜ<mixing> |
コンクリート材料を混ぜ合わせ、均一になるように練ること。 |
ねんどかいりょう |
粘土塊量<content of clay lumps> |
骨材中に含まれる粘土塊の量。 |
ねんどめ |
粘土目 |
切羽において、粘土層が一定の厚さで表れるものをいう。 |
のづら |
野面 |
挽いたままのざらざらした木材の面のこと。切り出したままの石材の面のこと。 |
のづらいし |
野面石 |
天然玉石を大割りしたもの。又は雑石の事。 |
のどあつ |
喉厚 |
溶接継手で応力を伝達させる溶接金属の厚さのこと。直角に鋼板を溶接する際の交点から45°の厚み。 |
のどあつ |
喉厚 |
隅肉溶接の三角形でルートから表面までの長さ。等辺隅肉溶接では角から斜辺に降ろした垂線長さとなる。 |
のみぐち |
呑み口 |
管工事における入口。水道において、供給元に近い側。 |
のみこみ |
のみこみ |
仕上がったときに内部にかくれてしまう部分のこと。 |
のりかた |
法肩 |
法面の最上端のこと。 |
のりきりおーぷんかっとこうほう |
法切りオープンカット工法 |
地盤を掘削する際に、掘削の周囲に安定した斜面を残しながら掘削を進める工法。 |
のりさき |
法先 |
法面の最下端のこと。法尻。 |