2021熱海土石流災害の報道リンク
静岡県や熱海市と違い、国交省は強力に政策を進めている(盛土の調査や対策から地球温暖化対応まで)(u.yan)
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「熱海」で変わった残土規制の全容、不適切な投棄の標的をつくらない(日経) 盛土規制法は、(1)全国一律、(2)土地の用途に関わらず、(3)安全性の確保。盛土「行為者」だけでなく土地所有者にも責任
2024/07/03
帰還諦め戻らぬ住民。復興工事、用地取得が難航―熱海土石流、7/3で3年(時事)
社整審・交政審小委、建設リサイクルの質向上。検討事項に8項目、発生土の工事間調整など整理(建設通信) 「建設発生土の工事間利用調整の促進」「建設汚泥の現場内利用の促進」ほか
2024/05/31
建設発生土の搬出先確認、6/1から義務化(建通)
国交省、建設発生土の最終搬出先確認6月から義務化、ストックヤード登録で負担軽減(建設工業) 資源有効利用促進法の省令改正で、元請に土砂の搬出先を記載した「再生資源利用促進計画書」の作成と保存を義務付け
香川除く46都道府県に存在、国交省登録ストックヤード(建設通信)
10/10
ストックヤード登録制度、猶予はあと8カ月(建通) 静岡県熱海市伊豆山で27人もの死者が出た盛土崩落による大規模土石流災害を教訓にした取り組み
9/23,24
これが静岡県の実態。川勝知事の本性。
【リニア】「あまりにもひどいですよ」静岡市長vs静岡県、どちらが正論?(テレビ静岡) 元国交省技官で土木工学スペシャリストの難波喬司静岡市長=「事業者が行う環境保全措置は、事業による現況からの変化量を回避したり低減したりするもので、環境保全措置を県がJR東海に求めるのであれば、河川管理者である県が現況の盛土(土砂置き場)なしの状態で、広域的・複合的なリスク(同時多発的な土石流等)に対する現在の河川管理の状況、どの程度の安全水準を確保しているか示すべきである。県がそれを行うことなく、JRに対し広域的・複合的リスクについて、盛土がある場合の河川水位や土石流の変化を示して安全確保を求めるのであれば、その妥当性については疑問がある」 静岡県リニア対策本部・本部長代理・政策推進担当部長=「大井川は一級河川で管理者は国土交通省大臣。その区間の一部を知事が管理している。河川法の目的は流水、水がどう流れるかが主眼の立て付けになっていて、土石流や斜面崩壊、深層崩壊を考えるような立て付けになっていないと我々は考えている。基本的には水系ごとに国が整備の指針をつくって、それに基づいて河川管理者が管理するという立て付けになっているので、その中に土石流や土砂移動に関するリスクを考慮しろという立て付けにはなっていないので、その国の方針に基づいて県は管理している」 市長=「ここで こんなことを問題にするつもりはないが、熱海土石流であんなことが起きて、よくそんなことが言えますね。あれは県が(土石流が流れ下った逢初川の)河川管理者として問題がなかったとおっしゃるのですか。それはここでいうべき話ではないと思います。これ以上ここで言いませんが、今の回答はあまりにもひどいですよ。河川管理者としての責任を放棄しているわけですね。『河川法のなかで流水について書いてあるから、土石流は考慮しなくてもいい』なんてことを、世の中で言えますか。言うんだったら言ってもらっていいですが、それは世の中で評価されないですよ」 |
行政の検証逃れ、県庁守って人災防げず。熱海土石流2年(静岡) 行政対応検証委員会(第三者委)に関連情報が提供されず、ほとんど検証されなかったことが発覚 県は、専門家が首をかしげるような論法で法的問題がないと結論付け「検証された」と主張 行政対応の再検証を表明した川勝知事は「検証逃れの意図はさらさらない」と強調していたが、県議会で説明された再検証の中身は事実上の「当事者検証」だった |
パブコメ 「宅地造成、特定盛土等又は土石の堆積に伴う災害の防止に関する基本的な方針(案)」に関する意見募集 令和三年七月に静岡県熱海市において発生した土石流災害では、多くの貴い生命や財産が失われ、上流部の盛土が崩落したことが被害の甚大化につながったとされている。 このほか、全国各地で人為的に行われる違法な盛土や不適切な工法の盛土の崩落による人的・物的被害が確認されており、宅地造成、特定盛土等又は土石の堆積(以下「盛土等」という。)に伴う災害の防止は喫緊の課題となっている。 今回の災害を教訓として、盛土等に伴う災害の防止に向けた対応にしっかりと取り組まなければならない。 |
「建設業者の不正行為等に対する監督処分の基準について」の一部改正案に関する意見募集 監督処分基準において、建設業者が廃棄物処理法に違反した場合の処分の基準として位置付けられている「役員等又は政令で定める使用人が懲役刑に処せられた場合は7日以上、それ以外の場合で役職員が刑に処せられたときは3日以上の営業停止処分を行うこととする。」について、「7日以上」を「15日以上」に、「3日以上」を「7日以上」に、それぞれ引き上げることとする。 |
土砂災害に有効な「砂防」について 水は高いところから低いところね流れる。 水の動きで山腹や斜面の固結してない土砂が動く。 温暖化で"物理的当たり前"が大きな災害を引き起こしている。(u.yan) 江戸幕府の崩壊招いた「災害連鎖」対応に学ぶ教訓。現代にも通じる先人の危機管理体制の実態(藤田達生) 砂防法 国交省砂防部 土砂災害警戒区域等の指定状況(国交省) 土砂災害をふせぐ砂防(土砂災害防止広報センター) 過去の土砂災害事例(損害保険料率算出機構) 毎年1,000件 災害関係データ(内閣府) 水管理・国土保全局関係予算での砂防事業費(国交省) 多いですか? 砂防ダムで被害防げず。熱海土石流、大量土砂想定超す(日経) 反対意見もあります:砂防ダム建設反対!!(kaigan.civil.tohoku.ac) |
奈良県はリニアによる排出土砂を利用して、南海トラフ巨大地震に備えた、2,000m滑走路付き大規模広域防災拠点を造る計画を立てている。 このような土の利用が望ましい。(u.yan) |
“盛土”に潜むリスク(NHK) 東京電機大 安田進名誉教授、崩れた斜面から水が噴き出していることから盛土によって地下水の流れが塞がれ、大量の雨で水圧が高まって土砂を押し出したと分析。 関東学院大 規矩大義教授「盛り土を行う際、対策は行うことになっているものの、もともとの地盤と盛土の接続部分に水がたまりやすく、大雨が降った場合、不安定になって崩れやすくなる。こうした盛土が行われている場所は全国に広がっていて、どこでも同じようなリスクがあると考えてほしい」 |
開発許可の担当は、「熱海土石流」の報道を見て「怖さ」を感じているのではないか。 「怖い」と思うことが正しい。 地図や航空写真を見ても分からないから現地確認しようと思うことが正しい。 書類が揃っているから←人生賭けてね。(u.yan) |