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師匠からの命題



   師匠からの命題
    


2016.3.6

http://www.decn.co.jp/?p=63266
大震災5年−これまでとこれから:産官学の調整が技術者の役割。インフラの多面的利用重要に(廣瀬典昭)


構造物の設計、現象を理解するだけでは土木技術者としては不十分だ。
生活する人の身を守ることを考え、対策をどう選択するかが重要であり、土木技術者の役割が問われる。
土木の本質は利他である。築土構木の精神。
発注サイドは、全ては市民のために。世のため人のため地域のためである。
民間業者であれば、クライアントの向こうにユーザーが居る。こちらも世のため人のためである。

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2015.6.13

世のため人のために働いていこう。土木をやろう。
より多くのアウトカムを世の人々に。

今よりも少しでも良いものを作る。
そこに住んでいる人が少しでも良い形になるようにする。し続ける。

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 2015.2.11

インフラの第一義は、その機能によるストック効果にある。
そして、その機能を定めるのは、基本的にユーザーである。
ユーザーニーズの代表値が民意であるならば、
インフラ整備を行う「土木」は、正しく政治やその執行機関たる行政に働きかけなければならない。

ユーザーはインフラの機能をとりたてて意識しないが、満足感には敏感である。
民意=真理ではない。また、民意はブレを持つ。

インフラは人が生きていく上で、優先順位の高いものである。
そして、順位が高いために、意識されることは少ない。まるで空気と同じように。

その物が便利であれば、サービスであれ、工業製品であれ、農産物であれ、構造物であれ、ユーザーは文句を言わない。
ただし、コストが見合えばである。
インフラ整備やメンテナンスなどに対し、国民が全て嫌悪感を持っているとは言い難い。
OBへの無駄遣いや省益優先によるコスト増に納税者として当たり前の正義感で反発しているだけである。

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2013.2.24 使う側からの土木 

土木の語源となった築土構木であれ、英語のCivil Engineeringであれ、土木は使う者側からの視点で考える事を示しているのではないだろうか。
統治や軍事を目的とした土木構造物はあっただろうが、平時において民用に使われたローマの古代道がある。
民が安らぎ、豊かであることが、古代より国家の礎であった事は真理とも言えるほど間違いは無く、現在の土木目的である、防災と繁栄の基礎づくりと同一線上 にある。そしてこの方の土木の利用こそが世界各地、各国において土木が行われている理由ではないだろうか。
民のための土木を行うにあたっては、使い勝手や利便性、効用の確実さを求められることは古代も現代も同じであろう。なぜならば、人の欲求やニーズの本質 は、人種として共通に持っているものであると言えるからである。生存欲、名誉欲は古くより同じである。
つまり、土木は使う者側の視点で考える必要があることは歴史的に正しいのである。
一時の戦乱において、土木技術から応用されることはあるが、国家の歴史の長さにおいて、戦時の期間が全てとは言えないからである。
平和と有事の両面で効用を発揮するインフラの整備は行われてきたが、戦争のためだけの土木は永くはない。
土木を行う者は、使う者側の視点を意識しておかなければならない。それこそが正しい土木の道につながる。フロー効果よりストック効果が大切であることも、 この論より推測できる。

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2013.1.22 『何のために』からの発想


人財  日本の資源は人である。

防災  生き残り、生き抜く

土と情報  GIS

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2012.4.2 人物と説得性

近代日本において「人物」と言われた者が果たした役割は大きい。
例えば坂本龍馬、西郷隆盛であり、彼らの持つ「説得性」である。
論理的思考や合理的行動であったにせよ、「人物」のもつ「説得性」が無ければ明治はも少し遅かっただろう。
現在の土木が不足するものに「説得性」がある。巨費が動くため、不透明感は昔からあることである。
そしていつの世にも、仕事に真面目でない技術者はいただろう。にもかかわらず、長きにわたり改善され続けたのだろうか?

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1988.3 父からの言葉

初心忘るべからず