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あの橋に会いに パート2 2014.9
 
 
道の駅大津にて。国土交通省熊本河川国道事務所では、道路標識についてアンケートを募集していました。投函箱もあり。エンドユーザーの意見を取り込もうとする姿勢に共感。

先日に引き続き、再び国道57号線。立野拡幅工事。向こうに見えるのは鋼アーチ橋

南阿蘇鉄道の立野駅
赤紫のあざやかな気動車です。




土木学会発行の「100年橋梁」の82ページに紹介されています。
(この書籍、土木学会100周年記念で発行されています。)
立野橋梁に来ました。ビュースポットまで看板が設置してくれています。

形式はトレッスル形式
有名な余部鉄橋と同じ形式です。





基礎部分の写真

写真奥にみえるのが、黒川第一発電所の水圧鉄管。





橋梁の前後はカーブが入っています。

直線の橋梁部




立野峡谷。昨日国道325号から見えた柱状節理はここだったようだ。

写真奥に見えるのが、阿蘇大橋

阿蘇北向谷自然林











阿蘇長陽大橋より、白川鉄橋を望む。一級河川白川と黒川が合流するところに架けられている。

霞んで見にくいですが、わかるでしょうか。





土石流跡が法枠で法面保護されている。

しかし、その土石流出口に民家が。
先の広島の土石流被害が頭によぎった。






白川水源・南阿蘇 2014.9

長野県御嶽山の噴火により被災された方へ心よりお見舞い申し上げます。2014.9.27
 
 
国道57号拡幅工事実施中の立野地区。
たしかに、高速を下りてからトロトロ運転が続き、かなり疲労しました。

白川水源に到着。

遊歩道を進みます。


白川水源の解説はこちらから。

水源横の白川吉見神社

水源。こんこんと湧き出ている。透明度が高い。


毎分60トンの湧出量だそう。



遊歩道の排水処理。周辺から余計な水が水源に入らないように整備されているようだ。


岩盤の露出。

駐車場に咲き乱れるコスモス。もう阿蘇は秋。

稲穂の波。


国道325号、阿蘇大橋より手前1km付近から望む風景。

柱状節理が見られる。国道57号にも近い。対策が必要なのか、昔から安定しているものかよくわからなかった。同じ位置かどうかは不明だが、熊本県庁のHPで紹介されていた

手前側の斜面では表層崩壊している。
阿蘇山のプラスとマイナス、自然の表裏を改めて考えさせられた。






行き先変更。 2014.9
 
 
成富兵庫の蛤水道リベンジ!と思っていましたが、延期。平戸へ行こう!と出発!
途中、佐世保に昼食休憩を・・・。

駅前の様子。点字ブロックや障害者の方の車の乗り降り場所は屋根が。

車いすの方や白杖を使う方は雨天時の移動が大変だと思う。このくらい気をつかってこそバリアフリーだと思う。


佐世保の海上自衛隊が見える。

佐世保市倉島岸壁では、偶然、一般公開がありました!なんてラッキー!!うちごま、海軍ファンなので、涙が出るほどうれしかった。
これは護衛艦さわぎり

これは護衛艦きりさめ
今日は護衛艦さわぎりに乗船できました!


大砲。62口径76mm速射砲

ロープはこうやって並べるのですね。

さわぎりから見るきりさめと、写真左は護衛艦あさゆき




HOS-301(C)短魚雷発射管

ヘリポート。




対岸の風景。

庁舎の売店で海軍グッズを購入。さわぎり、海軍くまもんなどのピンバッチ。
下の紙は、海軍シチューを食べたお店でもらったもの。



成富兵庫茂安を追ったのですが。 2014.9
 
 
長崎自動車道、東背振ICから国道385号を北上。これでも国道です。離合が大変。坂本峠を抜けます。

今日は再び成富兵庫茂安を追って蛤水道へいざ!と意気込んだのですが・・・。
この写真は途中の下流川の堰堤

蛤水道へのアクセスがさっぱり判らない。近くまで行けば何とかなるかと思いきや。どんどん山深くなり・・・。


九州自然歩道と一応書かれている道に入ったのですが。歩けど歩けど水の音せず。
いくらなんでも、工事のための道はこんなに険しくないはず。結局見つからず、リベンジします。

国道385号を福岡側に出た。五ヶ山ダムの建設の様子。

東脊振バイパスのトンネルが貫通していた。







トンネルを抜けると佐賀平野。広大な穀倉地帯が広がる。

法面の様子。

カントリーエレベーター(穀物倉庫)



日本物理学会の市民科学講演会。「重力とは何か」という題目で、大栗博司 氏(カリフォルニア工科大学 理論物理学研究所所長など)に参加しました。これも、かなり難しくて、リベンジはいつか頑張ります^^;

今日、唯一の戦利品。くわしくはうちごまのごちそうさまで。
東背振バイパスの途中にある道の駅吉野ヶ里で手に入れた野菜たち。




成富兵庫茂安を追う 2014.9
 
 
成富兵庫茂安の手がけた水利事業を、今後時間を見つけて巡ってみようと思っている。

佐賀県三養基郡みやき町にある千栗土居公園。ここに成富兵庫茂安公の手がけた千栗土居がある。
昔は堤防を土居といったようだ。

園内には広大な蓮池が。
左の法面が千栗土居の跡。
県道整備工事のために大半が無くなり、一部分がこのように公園として残されている。




最左の案内看板の写真でもわかるが、
当時のこの付近の筑後川は大きく蛇行しており、その右岸川沿いに千栗土居が整備された。
筑後川右岸に延長約12km整備された。
江戸初期から整備され、その後300年にわたり筑後川の水害から地域を守ったとのこと。

黄色い部分はハガネと呼ばれる粘性土。不透水層として固められている。





天端は7m程度。写真左は県道22号線。現在の筑後川はこれよりも1km程度南にある。

横断方向にみた写真。




尾道、福山、倉敷の旅 2014.9


千光寺公園からみる尾道大橋新尾道大橋

展望台からみる風景。天気がよく、四国まで見えている。すぐ近くは向島と因島。

ロープウェイで下ります。


ロープウェイからの風景。とにかくお寺が多い。

尾道駅。

駅構内。ホームの劣化は塩害だろうか。ひび割れが目立つ。







鞆の浦へ鞆鉄バスで。芦田川沿いを南下。
草戸大橋。路面はひどく痛んでいた。

ビオトープだろうか。

水呑大橋。水呑という地名から、過去の災害が気になる。



鞆港に到着。
  今日は西町のお祭りだったそうです。
 








常夜灯

付近を散策していると、ご近所の方が、ポンツーンへ案内してくれました。

ここから見る風景が最高とのこと。たしかに。
鞆港は潮待ち港だった。


船が港に静かにかえってくる。

観光地には無理矢理お店を置かず、清潔なこじんまりしたトイレを設置しているところに好感が持てる。

付近の民家の壁。塩害で鉄筋が錆びて爆裂。コンクリート片が散在していた。塩害の怖さ。







福山はバラの街だそう。

駅前のアーケードにバラ園。

ステンドグラスもバラ。


駅の真ん前に福山城。JR線と新幹線が同駅にあることがいかに大切か、近くの尾道や倉敷の駅前の様子を見るとわかる。

福山城の堀の一部が駅前に残されている。

福山城


写真奥の石積と手前は石の古さが異なる。

駅構内は補修工事されている。

耐震補強。


耐震補強にも様々な工種があるようだ。

場所によって工法が異なる。

広大な平野が広がる。


倉敷駅前。倉敷チボリ公園は今はない。

交差点。この信号機のポールは過剰な装飾だと思っていたら、以前はチボリ公園の案内看板だったそうだ。

東西用水酒津樋門


流速が早い。

この樋門から大きく二方向に分かれる。

樋門上流側。




高梁川。川幅が非常に広い。






倉敷の美観地区を散策。くらしき川の舟ながしが。

大原美術館。

美術館内の倉。倉敷の「倉」は、港で集積したものを置く蔵が多くあったことに由来することを地元の方から聞いた。




福岡でセミナーと伊万里の土木遺産 2014.8
 
家電リサイクル法小型家電リサイクル法について理解を深めようと思った次第。
レアメタルの再資源化、インジウムの回収について講演されているが、
都市鉱山と銘打つ事業であるが、市の回収品目についてはタブレットや小型ノートPCなどについて見解を示されなかった。

その他のゴミ問題についても、なんとなく物足りない。
 
とある政令市で市民講座を受講。
小型家電リサイクルやゴミ問題を説明されていた。



気を取り直して、残りの時間はやはり土木遺産巡りを!福岡前原道路の100km制限表示。大型車、牽引車、三輪車をのぞきます。


初の伊万里!

背振山地が行く手に壁のように。

馬ン頭に到着。


馬ン頭は松浦川沿いの桃川、上原地区への灌漑事業です。

佐賀の成富兵庫重安らによるものです。石碑。

サイフォン部近景


このサイトの説明がわかりやすい。この写真は堰の左岸側。サイフォンの吐口側である。
呑口側の写真は国交省のサイトに。

昔は水田への執着が並大抵では無かった事が判る。写真右奥に石碑。
美田といわれるのも納得。


伊万里駅付近。

街には至る所、道路両端に伊万里焼が。ここは女性の焼き物でお出迎え。

ここは壺。


道路沿いのお店の壁にも。

橋脚の中間にも。

この町の皆さんは、伊万里焼を誇りに思っているのでしょう。



伊万里湾大橋を渡ってみました。アーチ橋。


伊万里は、焼き物、内陸のイメージだったが、伊万里湾を日本海側に持つ街だった。






豊後高田、院内、臼杵 2014.8
   
予て計画していた豊後高田市へ。
国東半島の入り口の都市。

桂陽小学校近くの駐車場から望む豊後高田市の風景。

古い石造りの水路や石垣があります。


昭和の町展示館。無料で見学できる。

たしかに昭和の懐かしい街並み。このレトロさを売りにした豊後高田市の作戦。

単に古いだけの町は日本中至る所にあると思うが、これを残し、良さとしてアピールしている。今後の維持の仕方や手直しの方法も注目したい。


周防灘に流れ込む桂川。
海の幸、山の幸がこの町に集まるのだろう。

宇佐神宮は九州最大の荘園領主だったそうだ。

国道387号、駅館川沿い(33.489194, 131.333512)の露頭。


鳥居橋(33.478725, 131.334649)。宇佐市院内は石橋が多く、なんと75橋梁あるのだそうだ。鳥居橋は石橋の貴婦人と言われている。

駅館川をまたぐ橋が4橋一気に見える。
奥は宇佐別府道路の橋梁。

一部の水田では、もう稲穂が。


臼杵市に南下。明治橋を見に来ました。明治に架橋。メタル橋梁では日本最古と言われているそうだ。野津川に架かる。(33.033559, 131.689137)


橋脚部。

残念だが、メタル部分をじっくり見ることが出来る場所が無い。土木遺産の見学場所の確保も必要と感じた。




市指定の有形文化財、安政橋(仮屋橋)の標識があった。土木遺産
一度石組みが緩んで崩壊し、再度大正時代に架橋されたそうだ。(33.032907, 131.691136)
明治橋の上流に石橋を発見。酷く漏水しているなと思って観察していると・・・。

橋を歩いてみると納得。通潤橋のように橋梁沿いに水路を沿わせて、対岸の集落に水を




筒井大橋。下路曲弦ワーレントラス。(33.113041, 131.655753)

大分道で、AKBの指原さんのバス発見!




海の中道、志賀島 2014.8
   
お盆休みも今日で終わりということで、志賀島は賑わっていました。

博多湾

博多志賀島航路のきんいんが志賀島漁港に停泊していた。


海水浴客、観光客で賑わう島ではあるが、島を周回する県道は離合するたびヒヤッとするような狭い幅。

公共交通が十分でない島の観光にはインフラの整備が重要であることがわかる。
ゆとりのある道路幅、無電柱化が望まれる。

志賀島漁港の西側。砂浜に立つ塔のようなものは海水の取水孔なのだそうだ。


能古島が見える。

玄界島方向

防波堤の鉄筋腐食。かぶりの薄さや配置間隔からして、主筋ではないようだが、爆裂でコンクリートを破壊する様子はよくわかる。


西戸崎にもきんいんが停泊していました。

機敏な旋回で出航。

西戸崎の街は、民家の古さからも近年の開発ではないようだが、道幅がゆったりと広い。志賀島と比較して違和感を感じた。


西戸崎水処理センター付近

海の中道。昔は、大日本帝国海軍の飛行場があり、米軍博多基地とされ、返還後公園整備されたとのこと。国土地理院のサイトで戦前の航空写真を閲覧できるが、滑走路が写っていた。

歴史を知らずにここに来ると、なぜこんな広大な公園が福岡にあるのか不思議だった。
道路と併走するJR香椎線より向こう側は玄界灘。砂浜が広がる。

広島、呉、江田島へ 2014.8
   
日経コンストラクションで特集を組んでいたので、はるばるやってきたのですが。
広島都市高速3号線。

大田川大橋。道路橋に歩道が吊り橋になっている。平日、夕方近くということもあり、誰も歩いていないのは仕方ないが・・・。
通常、これだけの川幅を渡るために徒歩や自転車が多く行き交うのだろうか。あまりに人通りが少ないと、かえって治安面で歩くことに不安を覚えるのではと心配する。


今年3月に開通したということだが、
この汚れは何なのだろう。施工後10年くらい経過したような黒ずみに見える。
コンクリートの打ち方に問題無かったのだろうか。美観も耐久性なのだが。

車道部を走ってみた。

アーチの鋼材を支えるコンクリートに真っ黒な雨だれの線。2連のどちらのアーチにも。
鋼材と周辺のコンクリートが白いだけに、汚れが異様に目立つ。




被爆橋梁はこの京橋の他にもあるが、
爆心地に最も近く、2番目に古い橋梁とのこと。
夕方、散歩に京橋へ。被爆を受けた橋梁。

日が暮れ得るとこのようにライトアップされる。





右岸側は底質改良技術が施工されている。

その解説









翌日、一路、呉へ。
海田大橋 を左方向に。

海上自衛隊呉資料館に立ち寄りました。
無料で、丁寧に職員さん達が説明してくださるので、お得感あります。これは機関銃。

これはフロート。


潜水艦(船だったか?)の走る音を発信できる機械

電気を発生させるケーブル。




無人ヘリコプター

この潜水艦の中に入れます。




操縦室の風景



夜になると、このような状態にするそうです。


呉の街なみ。IHIなどの企業が海岸沿いに並ぶ。

アレイからすこじま公園から海上自衛隊の潜水隊の作業風景が見えます。

停泊中の船


花崗岩の護岸。土木遺産となっている場所か否かわからない。

石積みに鋼材の固定跡。

潜水艦


第二音戸大橋



音戸大橋と第二音戸大橋の重なり写真


早瀬大橋



江田島へ上陸。


海上自衛隊第一術科学校を見学させて頂きました。一般にも公開されています。

東大安田講堂に似ています。風格のある造りの講堂がありました。

切串港から広島へフェリーで。




猿喰新田ほか 2014.7
 
 
猿喰新田の汐抜き穴跡にきました。
北九州市が発行する「DOBOKU」を参考に。
(33.893930,130.986911)

汐抜き穴と呼ばれる樋門。江戸時代に造られたそうだ。

堤外側


堤内側。遊水池

海側を望む。

庄屋であった石原宗祐が私財をなげうってこの干拓事業をされたそうです。碑があります。


所変わって、春吉の眼鏡橋へ。(33.784581,130.847712)

子供達が川遊びしています。水もとても綺麗。

碑があります。



ひん岩や輝緑凝灰岩などのこの河川にでる石が石橋にも使われているそうだ。

アーチ部以外はかなり荒っぽい造り。おそらくコンクリートが手に入る時代の施工だろう。練り積みされていた。






使われなかった構造物 2014.7
 
 
島根県松江市の今福線コンクリートアーチを訪れました。(34.898298,132.173015)

4連アーチ。広島浜田間を結ぶ鉄道として着工されたが、太平洋戦争で工事は中断。

この4連アーチの前後にはトンネルがある。島根県技術士会が作成したマップも公開されている。



これももうひとつのトンネル。おそらくマップから今福第三トンネル。

左写真の反対側から撮影。写真右の上り坂の先にトンネルが見える。




こちらは5連アーチ。

5連アーチを拡幅して県道301号があるようだ。アーチの背面に擁壁がある。

浜田自動車道が頭上を通る。



今福第五トンネルと思われる。立ち入り禁止のJR西日本の看板。
写真ではわかりにくいが、左手に橋脚、右手に橋台跡があり、今福第五トンネルに繋がる。








所変わって、浜田港

浜田マリン大橋(34.895761, 132.063493)を渡りました。

浜田港は国際貿易港である。船が停泊中。







益田まで南下。高津川に架かる高角橋。RCローゼ橋。(34.895761, 132.063493)

一部ゲルバーが入る。

床版裏。薄鉄板を張った下面増厚工法で補修されている。



橋脚部の補修工事がなされている。

配管のため、拡幅しているようだ。拡幅部との接合のオサマリが良くなかったのか、漏水で橋脚部が痛んでいる。









中国道を走る。路面が茶色い。周辺構造物の錆が路面に流れているようだ。

フェンスの錆が欄干に流れ出す。見た目も悪い。

車線と車線の間に段差。車線変更するとガタゴトと上下振動が。利用者も少ない区間。補修費用がひねり出せないのだろうか。


鹿野SA。山口県周南市はおみくじの発祥の地。

おもしろいもの発見。自動おしぼり機。枚数オーダーすると、おしぼりが出てきます。

棒状に巻かれたおしぼりが出てきます。広げやすくて良かった。
 
今回の土木遺産巡りは、終始、満たされない思いで帰路についた。
いつもなら、土木遺産巡りのあとは、何かしらの思いを抱き、何をここに書こうかと思うのだが・・・。
その答えは翌朝。「使われていないからだ」と。
そういえばそうだ。この構造物達は、全く使われずに終わってしまっていた。
土木は使われてこそ、その存在に価値がでる。
長い期間使われる間のユーザーニーズの変化による修正や手入れの跡がない。構造物と周りの風景に一体感、完成形の風景がなく、
構造物にその地域の生活感が全く映り込んでなかった。
全く使われずに推奨遺産となったところで、構造物の時間は止まったまま。
・・・遺構として残すことに価値があると、その土地の人たちに判断されたのだろうけれど。
後継の事業者が出てこなかったため事業中断となっそうだが、せめてトンネルは歩行者道路として利用することもできなかったのだろうか。
中国道の錆びや段差については、補修に充てる費用すらままならず、今後土木はこうやって衰退するのだろうかと危機感を覚えた。




あの橋へ会いに 2014.7
 
 
今度東京に行くときには、必ず会いに行こうと思っていた清洲橋
東京駅に着いたのが夕方遅く。たどり着いた頃には照明が灯っていました。

リベットの数の多さに圧倒されながら、とにかく渡ってみたくて歩き始めました。
関東大震災の帝都復興事業

対岸へ。
清洲橋は自てい式吊り橋といわれ、一般の吊り橋とは異なる構造。


隅田川と清洲橋。もう少し天気が良ければ
向こうの東京スカイツリーがみえたのだけれど。

首都高速9号線の橋から撮影の永代橋。鋼アーチ橋。渡りたかったけれど、時間的に厳しく断念。清洲橋との対比として設計された。

聖橋。これは神田川にかかる。


ちょうど、土木学会が銀座駅コンコースでHANDS+EYESが開催されていました。東京メトロとのコラボです。

これも楽しみにしていました。
聖橋の設計図。

清洲橋。架橋90年だそうだ。現在の耐震基準にも軽微な改修で耐えうる設計であるとのこと。




設計の想定を超えるのが災害。
地域を守るということを深く考えると、
色々な形式の橋を一つの河川に架けるということは大いなる防災・減災の知恵であると思った。
永代橋。こちらも清洲橋と同様、現在に通用する設計施工がなされており、また劣化もほとんど進んでいないそうだ。

十大橋鳥瞰図。隅田川の復興事業橋梁としては10橋が対象だった。




惣郷川橋梁 2014.7
 
 
久々に山口県上陸。関門橋リフレッシュ工事も終わったようです。

山陰道は萩・三隅道路が開通しています。
ちなみに小郡萩道路も通りました。瀬戸内側から日本海側、萩へのアクセスが随分便利になりました。

国道191号。右は法枠とロックボルトで固められた急崖。ロックシェッドに左は海。過酷な条件の道路。


宇田港が見える。

惣郷川橋梁。土木遺産。山陰本線。昨年の豪雨災害で運休となっている。(34.895761, 132.063493)

RC3径間のラーメンを繋いでいる。海岸線が迫り、浸食が進んでいる印象。



地元の方にお話を聞くと、萩側に見えるトンネルは、「当初からトンネルとして設置されたのではなく、切土からの落下物を防ぐために後から設置された」ものとのこと。

昨年の豪雨により、上流側の河川は護岸が崩れ、河床には土砂が堆積。




角島大橋に立ち寄りました。

左のリンク内、二宮氏は、コンクリートひび割れ抑制の山口県方式で尽力されている、

角島灯台
周辺は全て有料駐車場で閑散としている。出店も駐車場内にある。これが観光客を減少させているのではと思ってしまう。





土木コレクションHANDS+EYES 2014.6
 
 
土木学会主催のこの催し。福岡天神大丸のパサージュ広場にて6月8日までやっています。貴重な土木遺産の図面や写真が沢山展示されてます。

学生さんや大学関係者、土木学会の方が会場におられました。できるならもう少し賑やかにやってほしかったですが。
土木のイメージも少しモダンな雰囲気?

昇開橋の図面や写真。何度も見ているので親しみのある橋になりつつあります。


白川堰堤。あの曲線美のダム。図面が残っていたなんて。

レンティキュラートトラス。この美しさも圧巻だったなぁ。

河内貯水池の図面。八幡製鉄が残していたのですね。





ほとんどの展示パネルに上げられた土木遺産は見に行った。
事前に見ておいて良かったと思った。
先日行ったばかりの第三五ヶ瀬川橋梁の図面。

方杖のめずらしい橋梁でした。配筋図。





手書きで丁寧に書かれた数字、文字。
頭をひねりながら手を動かし、複雑な計算していたのだろう。

これだけの年月を経て現れた図面。
私が今その図面をを見ながら、胸が詰まる気持ちが数度。
感極まるというのか。うれしかった。

名島橋。

お土産にいただいたクリアケースと、今なら500円で購入できるこのイベント冊子。





ゆるりドライブでもしますか 2014.5

 
 
糸島市周辺をドライブしてみました。
山に竹が鬱蒼と。手入れが追いついていない。

そういえば、福岡前原道路は制限速度が一部区間100kmの表示があった。うちごま「100km」の標識みたのは初。しかし写真が上手く撮れずでした。

麦が一面に広がる。糸島平野
あまり河川をみない。取水に苦労されたのではと思う。


船越湾のあたりと思う。

可也山。うまく写真に写ってないが、糸島のシンボル的山で、糸島富士とも呼ばれたそうだ。

玄界灘を望む


九大校舎。

学生用のマンションか?




博多港国際ターミナルを見ると、大きな船が!

行ってみました。ターミナル正面。

カウンターの様子。


位置図

コンテナを運搬する特殊車両。

サファイヤプリンセス


ターミナルの屋上ではビアガーデンが。

対岸は博多埠頭第1ターミナル

お隣はマリンメッセ福岡。


市民フォーラム参加など 2014.5


市民フォーラムに参加してきました。「災害に強い地域作り」。市民向けフォーラムで。応用地質部門の先生方の講演。会場内も地質分野の関係者が多かったそうだ。
これまでの知識の復習になったし、地形・地質からみた都市の変遷と人口分布などの変遷を重ねた話はおもしろかった。こういう話はGIS技術が土台にあればこそ比較的簡単にできるようになったのだと思う。
配布物で頂いた防災カード。携帯用に名刺サイズ。緊急時の行動など記載されている。
小さい字でかさばり、携帯には向かないと第一印象。改良の余地アリと思う。内容についても違和感。緊急時、「まずラジオを聞こう」と一般の人は思うのだろうか。
たとえば、このような情報をスマホ用のアプリにして配布するとか。


ずいぶん完成に近づきました。4月当時の様子はこちら。
一眼レフで定点観測をしている市民の方に遭遇。仮設のクレーンが見物だそう。市民の方が建設分野に興味を持ってくれているのは良いことと思う

会場近くの川に架かる水道管。

護岸に斜材をかけて管を固定。護岸の劣化が著しいのが気になる。


劇団四季、CATSを鑑賞。一度見てみたかったので。やはりメモリーの歌声には感動。

近くの櫛田神社に参拝。

櫛田神社には3つの紋がある。





  
 
東区の埋め立て地。今後の土地利用はどうなるのだろうか。広大な未利用地が広がる。

志賀島の法面の工事中。

勾配を測っている現場の皆さん。・・・。維持管理工事完成後の擁壁の勾配を?


志賀島の急崖。
福岡市全体の地盤構成は地盤工学会のこちらのサイトで。

金印通りと言われる。

志賀島の地形地質が土木学会のサイトに載っていました。こちら


志賀島の休暇村

バス停もあります。平日でも来客多いです。

この時期、海の眺めも良いです。






ゴールデンウィークの土木遺産巡りその2 2014.5.4
  
 

延岡の街並みを散策。道路幅はゆとりがあり、整備も行き届いている様に見える。

歩道に屋根を設けた形の商店街。柱をよく見ると、消火栓が沿ってある。






津波避難ビルのサインが張ってあるビル入り口。初めてこのマークを見た。震災以降、このようなソフト対策も浸透しつつあるようだ。

しかし・・・ビルのすぐ横には駐車場。黒い壁が見えるが、これが古い煉瓦積み。耐震性が気になる。




板田橋(宮崎県の土木遺産)。昭和10年にRCゲルバーが造られていた。大事に使われている。(32.5538822,131.6563925)

板田橋を渡る。


五ヶ瀬川に架かる橋梁。メンテナンス工事の看板が掲げてあった。写真奥の看板柱には「ここは標高8m」のサイン。


右岸側護岸。石積みの突堤が見える。

ゲルバーのヒンジ部(端部寄り)。

同じくゲルバーのヒンジ部(中央寄り)。ポットホールやへこみが発生。左右共に同様の現象。原因はわからず。


庄手川防潮堰(32.445968,131.6387034)

あけぼの橋。橋脚が重防食鋼管杭。

細島験潮所(32.42405,131.668256)


馬ヶ背の山頂から港を望む。(32.426060, 131.684757)
リアス式海岸。

柱状節理が迫る遊歩道

柱状節理の切り立った崖。東尋坊に勝るとも劣らない!と地元でPRされています。


ボランティアガイドの女性に教えてもらった大御神社に立ち寄る。(32.4198426,131.6284305)

海岸縁に神社がある。




さざれ石と、龍神の卵と言われる甌穴。おそらく海食甌穴。

鵜戸神社
※ここは、日南市の鵜戸神宮のように参道は整備されておらず、途中の階段は滑りやすく急なので、足の悪い方は気をつけてください。

神社の内側から外を見ると龍が昇るように見えるとのこと。




海食でここまで岩盤は角が削れるのか。






本谷昭和橋。昭和2年の架橋。(32.4315544,131.6092099)。橋のたもとには「水波売神」の石碑があった。

おそらく最近手入れされた床固めコンクリート。床固めの幅が狭い。

上からコンクリート床版を見た状況。前面が洗堀を受けている。ブロックや張石でないので追従性が無いのだろう。


護岸天端の裏込めが吸い出しを受けている。

日向市内のある道路。車道と自転車道が1車線ずつあり、自転車道の幅員が広い。

日豊本線日向市駅。ブルネル賞を受賞している。


美々津橋。(32.3374517,131.6031097)これは県道51号線になる。

大型車同時通行禁止の看板と重量制限20tの看板。







この付近、耳川の河口(美々津港)には、日豊本線の鉄橋と国道10号の橋梁がかかる。




塚原ダム。耳川上流の日本初の重力式コンクリートダム。(32.505182,131.300592)

上椎葉ダム。1955年完成。日本初のアーチダム。(32.460101, 131.150928)

このダムに至るまでの国道、県道は狭小幅員が多い。昭和初期、これらのダム建設には材料や機械搬入など、苦労されただろうと思う。


ダムの下流側を見る。

上流側のダム湖。

ダム右岸側には集落や学校、下流には生コン工場がありました。

ゴールデンウィークの土木遺産巡りその1 2014.5.3
 

宮崎には沈下橋が多い。北川町に入り、国道10号沿いに偶然見かけた沈下橋

東九州自動車道北川ICから乗る。

トンネルの出来が良いと思う。



北方ICまで開通。その後は国道218号で五ヶ瀬川沿いを上る。県道20号線トラス(32.561629, 131.519228)
しかし、様々な橋のオンパレード。(32.5753478,131.5141912)




天馬大橋(32.591658,131.495983)。下から見た写真は撮れなかったのでこちら

橋の上から下をのぞき込んだ。失神しそうだ。

干支大橋。(32.604957, 131.478615)


新西海橋を思い出した。

本日の本命。第三五ヶ瀬川橋梁に到着(32.623628, 131.419750)。
 
高千穂鉄道高千穂線は2005年の台風被害を受けてその後廃線。


この時代、H鋼はまだ無かった。北九州の南河内橋を始め、この部材の形式をよく見る。

このWikiに掲載の写真当時は線路がまだあった。

平成16年当時の時刻表が今もある。


某ラップメーカーの発電所。壁と排水口が相当古い。

木の茂みの奥に写るのが高千穂鉄道の第一、第二小崎橋梁。(32.633513,131.396437)

下が綱ノ瀬川橋梁。そして偶然のショット。上に見えるのは槇峰大橋。(32.610498, 131.450251)





延岡駅に到着。比較的建物が大きな駅です。福岡の都市部の駅に負けていません。







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