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長崎 帆船まつり その2 セイルドリル 2015.4 
       
長崎市内のある電停。
観光地である長崎で高齢化社会を迎え歩道橋を使うしか路面電車の停車場にアクセスできないというのはいかがなものか。

そう思うには理由がある。
街のあちこちにベンチがある。そこで休んでいる方も多い。強いギャップを感じた。




長崎はすり鉢状の街。
急傾斜地に住宅地が展開する。

左下から斜めに走るのが路面電車と幹線道路。道路正面が長崎駅。

右手方向に稲佐山。浦上川両岸を結ぶ橋。
幅広く造られている。


帆船まつりの一コマ。

長崎なのですが、佐賀三江津の宣伝がされていた。

日本丸。後ろはロシアの帆船ナジェジュダ。


ロープ結び教室がありました。もやいむすびを練習させてもらいました。

岸壁のそばの芝生では、吹奏楽団とフラッグの演技。

ロシアの帆船がセイルを張りました。


日本丸のセイルドリルの様子。








ロシア帆船からみた日本丸(右側)

左がロシア帆船。右が日本丸。セイルドリル完了です。2時間40分近くかかっていました。4月から入った訓練生でした。



長崎 帆船まつり その1 夜の部 打上花火 2015.4 
       
女神大橋のライトアップです。

ライトアップされた日本丸。

観光丸


ロシア帆船ナジェジュダの上に打ち上げ花火。

緑色にライトアップされた日本のみらいへ。

ライトアップ全景




会場にいくフッシャーマンズワーフ。






熊本美里 二俣五橋、霊台橋 2015.4
       
二俣福良渡
奥に見えるのがコンクリート橋。

左側が石橋。右側がバス道路としても使われているコンクリート橋。

コンクリート橋には手の込んだ装飾がされている。


コンクリート橋のアップ。傷みが出始めている。

左が二俣福良渡。右が二俣渡。
ほぼ直角に架設二つの橋が架設されている。






二俣渡の上流側の状況。
スチール橋とコンクリートアーチ橋がある。





所変わって大窪橋。歩道として使われている。

大窪橋の周辺の田園。




また移動して霊台橋。

右岸から左岸方向を望む。

橋の上。歩いてわたれます。


霊台橋のすぐ横、上流側にかかるスチール橋。
重要文化財の碑

霊台橋の上流側には緑川ダムがある。


鹿児島 鶴田ダム再開発事業、曽木発電所遺構 2015.4
       
九州自動車道宮原SA。EVが充電中。

川内川沿いを走る。
シラスの急斜面が見られる。

曽木の滝の休憩所でお出迎えしてくれたにゃんこ。なんと、帰りの駐車場ではお見送りまでしてくれました。ありがとう^^


曽木の滝は3年半ぶり。東洋のナイアガラ。ものすごい流量と風景が圧巻。
背後では曽木大橋の撤去工事中。

甌穴がみられる。

滝の近くのあったらし村のビオトープ。これは偶然見つけた。


新曽木大橋

曽木発電所遺構。
ダムの湛水時期ではなかったため、全貌を見ることが出来て感激。

遺構の展望台入口の駐車場の掃除をされていた地元の方と少しお話。
遺構の全体を見ることが出来た感激をお伝えしました。


鶴田ダムの再開発事業
この紹介のPDFも事業内容がわかりやすい。

仮設の構台。

ダム貯水池側




ダムへ繋がる道の吊橋。
ワイヤーとアスファルト舗装面が新しくなってました。ペンキも塗り替えられたように新しいです。






川内駅は新幹線が止まる、近代的な大規模な駅に変身。

新幹線と肥薩おれんじ鉄道が乗り入れている。

川内は綱引きで有名とのこと。

鹿児島川内の長崎堤防 2015.4
       
川内川河口に近づくと、長崎堤防がある。



左手川内川。右手干拓地。



堤内地は高江の干拓地。写真左は国土交通省の排水機場。

広大な水田が急峻な山々まで続く。





途中で見かけた東郷橋

リベット接合で鋼材の使い方も相当昔のもの。そう思い、後に調べると、やはり昭和初期の施工だった。




佐賀川上の鯉のぼり 2015.4
       
佐賀県佐賀市大和町の嘉瀬川に架けられた鯉のぼり。



船も出ているようです。


嘉瀬川沿いを上ると三瀬トンネルの手前で珈琲店が。

建物や家具が特徴的。

器も一風変わっています。


三瀬トンネルは通行料金がかかる。

福岡から佐賀市を結ぶ九州自動車道があるが、日常的に両市を結ぶルートとなっている実情を考えれば、料金徴収は利用のボトルネックになるだろうと感じる。




三瀬トンネルは福岡市と佐賀市の間に横たわる背振山を抜いたものである。

名物、背振山を超えて福岡側にはループ橋。





レンティキュラートラス 2015.4
       
河内貯水池にお花見。
桜と レンティキュラートラスと。
以前は秋に訪れました

河内貯水池堰堤と桜。

中河内橋と桜。
これだけの貴重な土木を残してくれた八幡製鉄の力を感じます。


車で少し移動して小倉の合馬竹林公園。
山野草の展示会が開催中でした。

施設背後の竹林。

これは河内に抜ける沿道の竹林。

  
展示されてた山野草。

山野草の花々が鉢に収まると高級感漂ってます。
野に咲いていると、見逃しているんでしょうか。山を愛する地元の方々。


ボランティアの方に美味しい珈琲を入れて頂き、合馬の筍料理や歴史についてお話していただきました。
竹細工。手先が器用ですね。

これ、竹で出来た沢ガニです!



 西海橋と再会(洒落ではない^^)。お彼岸。 2015.3
 
  
青空最高!暖かくて、セーターを脱ぎました。
春です。

新西海橋と西海橋のコラボ。
良い写真が撮れる展望台が整備されています。
広大な芝生の公園があり、歩くと気持ちいい。

丁度、潮の合間に西海橋を漁船が走って行きます。



沢山の人出でした。お花見客、散策を楽しむ人。やはり長崎県は人を呼ぶのが上手いなと感じます。
交通誘導も若干行き届いてない箇所がありましたが、特に大きな問題ではなく、皆さん楽しんでおられました。

新西海橋は上路橋下部に歩道があり、明石大橋のように下をのぞき込むことが出来ます。



さて、お彼岸を少し過ぎて墓参り。
お目当ては満開の桜のアーチです。


福岡県地域防災シンポジウム 2015.3

今月は福岡県西方沖地震から10年ということもあり、多くのシンポジウムなどが開催されていました。

この日も大学教授や気象官、防災士、行政職の方パネリストを招いて議論がなされていた。
災害当日の苦労や事前の地域防災に対する取り組み、災害そのものに関する知見など多くが議論された。
しかし、防災・減災の原点である「ここに住んでは危険だ、このようなリスクがある」という情報発信が相当に不足している形で話が進んでいると感じた。
地形地質を読み取る知識、危険な土地であることなど、ネガティブな情報を積極的に発信するシステム、またそのようなリスクを負ってでもその土地に住みたいと思うだけの魅力的なまちづくりは課題だと思う。




福岡西方沖地震の教訓 2015.3


福岡県西方沖地震が平成17年3月20日に発生からもう10年が経とうとしています。
あるフォーラムに参加しました。
玄海島の被災と復興に関しての発表がありました。
スピーディーな復興への道のりは、「復興への思い、意気込み」などの感情論もさることながら、「土地所有権」の課題を突破する速さにあったのではと思う。それは市が復興区域の土地建物を買い上げたことだ。
離島、居住者数など、条件は様々あるとしても、この復興手法は、今後の大規模災害の教訓になると考える。
加えて、今後注視すべきは警固断層(南端部)の地震。その断層範囲、危険の及ぶ範囲、強度が想定できるのであれば、次は復旧、復興への準備であろう。地籍測量、所有権、財産の把握等はされているのだろうか。
発災後の対応方法をアピールすることも大切だが、50年後、100年後の将来を見据えた復興計画と、それを実現するための根本である「土地の所有権」の整理は喫緊の課題ではないかと感じた。




地域コミュニティ
 2015.3


御町内で春祭り。高齢化が進む自治会ではありますが、毎年趣向を凝らした出し物をされる自治会は素晴らしいと思います。
毎年音楽系が多かった中で、今年はお笑い。
御年89才のマジシャン、南京玉すだれを演じる60才超の女性など。
お腹を抱えて笑う・・・というよりは、「そのお年でそこまで出来るのですね!」という感動を与えて頂いた感あり。
とにもかくにも、毎年こうやって御町内の皆さんが一同に会するのも良いですね。



牛尾梅林 2015.3
      
 



牛尾梅林に行ってきました。
駐車場からはシャトルバスが出ていました。

佐賀県小城市は、かの有名な?竹下のブラックモンブラン発祥の地なんですね。屋台が出てました。




白梅が多いのでしょうか。絶景でした。






約1万本の梅林だそうです。

小城市三里牛尾梅まつりの真っ最中でした。

牛尾神社境内では、カラオケ大会が。
完全に地元の村祭り的な感じです^^






小柳酒造さんのお店で、蔵出し原酒「高砂」を購入。お店の方おすすめでした。

お祭りの雰囲気を見ると、「この牛尾梅林で全国各地から観光客を集めよう!」・・・というような、強烈な観光PRはなく、
「村祭り」のような昔懐かしさを思わせる風景だった。
手作り感が強く、これはこれで好感が持てるし、逆に開き直って手作り感満載!も良いと思うが、
現実には県外から多くの観光客が来場している。
駐車場への案内、誘導員の配置、沿道を散策する歩行者の交通誘導、トイレ、シャトルバスの台数、バス待ちの環境客の待機所
(特にお年寄りや体の不自由な方向け)など、配慮が十分でなかったと感じる。
今後もこれだけ多くの来場者を迎えるのであれば、イベントのプロから会場の設営方法など、教育を受けることも必要ではないかと感じた。


長崎ランタンフェスティバル 2015.2
 
 
長崎ランタンフェスティバル。
あいにくの雨模様でしたが、この華やかさ。綺麗!

ランタンは、スチールの骨組みに布を張り、明かりを中から照らしています。




三蔵法師ですか?

阿吽

四天王




通りに飾られたランタン






大分川ダム現場見学 2015.2
 
 
大分川ダムのダムサファリにやってきました。

ななせ館に集合です。

庭で使うソーラーライトを使った点滅灯




おそらく一生かぶれることはないこのヘルメット!記念になりました^^




50t重ダンプに乗れました!


















ななせ館には事業説明のコーナーもあります。









写真奥に見えるのが原石山








見学会終了時には、職員の皆さんがダムカードと記念写真をビニールにパックして一人一人にプレゼントしてくださいました。
きっと、雨模様だった当日の天候や、見学者が手足に泥をつけているだろうとの配慮でしょう。
素晴らしいおもてなしに、感動しました。


職員の方の丁寧な説明





アザメの瀬 2015.2
 
 

佐賀県唐津市のアザメの瀬に行きました。
手前から交通案内が出ています。

しかし、近くまで来ると、小さな看板が二カ所。どこから入るのが正解なのかよくわかりません。
結局は二つの入口は繋がっています。




写真では比較的大きく見えると思うのですが、実際は矢印や文字が読みにくく、車で通り過ぎてしまいます。
もう少しアピールがほしいところ。



右岸側。一級河川松浦川の看板。


主要地方道相知山内線の橋梁から上流を望む。






左岸側の土堤が右岸側より高い。

右岸側。天然の湿地。
山の水が湧き出しているのか、たまるのか。

アザメの瀬自然環境学習センターが棚田の上に見える。
この棚田も整備で造られたようだ。


アザメの瀬、観察デッキから上池を望む

通路沿いのクリーク

遊歩道が整備されており、散歩する方もいます。


皇太子が来られた記念碑があります。
立派な切り株。持って帰りたいですね。

入り口。今日はお休みのようです。
様々な行事をするのでしょう。網などが沢山保管されています。



<参考資料>

アザメの瀬自然再生事業
河川生態ナレッジデータベース
アザメの瀬副読本
アザメの瀬図鑑
木で造られた階段。木に凹が切られており、滑り止めになっている。

施設からアザメの瀬を望む





雨水活用のためのミニダム。

雨樋からためています。


学習センターより山側にはため池



ため池とセンターの間にハナ蓮公園


アザメの瀬から上流へ移動



松浦川沿いには筑肥線が。



このあたりの田園風景は、天然のワンドなのでしょう。

鉄道橋のふもとにJA唐津逢地の里直販所




入り口からの「のぼり」の宣伝、店内のディスプレイ、新鮮野菜や生鮮食品などは道の駅に負けないと思います。
値段は、スーパーと比較して特に安くもなく、高くもないという印象でしょうか。
商品説明もユーモアあって、楽しいです。
  
道の駅は、単なるドライバーの休憩所のみならず、
本気で道の駅を地域振興の起爆剤としたい戦略ならば、
JA単体のこのような直販所と代わり映えしない道の駅では意味をなさないだろう。
「また来たい道の駅」と思わせるリピーターを増やすには、工夫の余地はある。

この写真はおまけ。

ある有名アイスクリーム屋さん。

たくさんのアイスが陳列するショウケースに張り付いて、
どのアイスにしようかと迷っている小さなお嬢ちゃん。
おそらく、ママから選んで良い数を命じられているのでしょう。なかなか決められません。

魅力ある商品は人を釘付けにします。そして、「また行きたい」と思わせます。
どうすれば、このようにリピーターを増やせるのだろうか。のヒントになるのではないでしょうか。



菊川断層帯のトレンチ調査 と 道の駅めぐり第二弾 2015.2



山口県下関市、菊川町を通る菊川断層帯のトレンチ調査が一般公開されているとのことで行ってきました。

現地への途中です。斜面が崩れています。




うちごま、土質屋さんではあるものの、地質的な知見不足。これだけ大規模のトレンチは初めてでは無かっただろうか。

菊川断層は、響灘から菊川町にかけて通る活断層です。グーグルマップの航空写真で見ると、とてもよくわかる断層です。
左横ずれ断層で、将来起こる規模はM7.6以上、発生確率は不明だそうです。丁寧な説明や資料をいただきました。

福岡の新聞社の方も、福岡西方沖地震から地震関連のネタを追いかけているらしく、産総研の方にインタビューされてます。


今日は季候も良く、見学者も多数。

黒色の層は腐植土層とのこと。触れると非常に柔らかい。

礫は角が取れ、削られていたり、高圧がかかったのか薄層に押しつぶされているものもあり。







さて、次は豊田町にある道の駅西の市

こういう和風テイストが道の駅では流行なのでしょうか。

隣地には豊田ホタルの里ミュージアムがあります。


先日の道の駅「うきは」と同じように、立派な木で柱や梁が造られています。案内所の方にきくと、建物部分だけで10億円程度かかったそうです。



やはりパンフレットがてんこ盛りに置かれている感がありますね。
土地勘のない来訪者がパッと選択しやすいような分類に分けるという配慮はどこも道の駅もあまりないかも知れません。


柱基礎は黒御影石でしょうか。

中庭には火の見櫓や舞台も。

温泉まであります!来客も多かったです。
 
 
中庭周りの通路に土産物屋の商品が並んでいます。本来は車いすの方などが通りやすいように、通路部への陳列は避けてほしいものです。

豊田は焼き物のまちなのでしょうか。

野菜や生鮮食品が並ぶ市場へ。この道の駅も農協などが参入しているそうですが、「うきは」とイメージが随分違います。「うきは」は地域密着スーパー化しているところもあるようでした。



整然と商品が並び、売り子さんも少なめ。陳列も商品も選択しやすく、高級感もあるように見えます。






さて、お土産物売場へ。

併設されている喫茶スペース。
商品が高く所狭しと置かれ、トイレへの動線もふさがれてしまっている。

このあたりは、豊田、山口県を強くアピールしていると思いにくいものが多く、あまりお客さんも手に取っていかないように見えます。


本来の通路スペースにテーブルを並べ、陳列しているため、通路スペースが狭い。
食べ物の横にキャラクター商品の靴下なども並べられている。
客の側からすると、気分が萎える。

車いすの方が陳列の間を通行するには余裕が十分ではない。
杖をついたお年寄りも多く見かけたが、すれ違う通行人とぶつかりそうになっている。
高齢化社会が進んで車いすの方と杖をついたお年寄りがすれ違うことも多くなると思う。

当初設計とは全く違う陳列を、店側がしてしまっているのではと思う。
ひとたびレジに人が並ぶと、通行人が皆止まってしまう状態。
快適な買い物のためにも、元のような通路幅を確保するようにしてほしい。


駐車エリアとは思えない建物の脇に車が並ぶ。

正面入り口をふさぐように屋台が出ている。
せっかくの動線をゆがめている。これは是正すべき。
これは緊急時に屋外に出る場合など、支障になるのではないだろうか。
指導などないのだろうか。

EV車専用充電スタンドありました!次は水素スタンドかな?







高杉晋作由来の東行庵に立ち寄りました。

高杉晋作の銅像。

梅の蕾も膨らんできています。
春はもうすぐです。
重点道の駅を2カ所見ました。
いずれも共通することに、弱者への配慮や、初めて立ち寄る客へのアピールなどが足りない気がした。
素晴らしい建物が用意されているにもかかわらず、本来の施設設計者の描いていたコンセプトが消され、
肝心の利用者にとっては、使い勝手の悪い施設になってしまっていたり、あまりその土地の良さが解らないまま帰る客も多いのではないだろうか。
お客様優先よりも、店側の目先利益を追う姿が露骨に目立った。


道の駅とサービスエリア 2015.2
 
  今日は、道の駅を見る目的です。
重点「道の駅」が選定されたということで、
その内の一つを見にいきました。

その前に、高速道路のサービスエリアとどの程度違いが見られるか、予習を。
大分自動車道 山田サービスエリア(下り)

メガソーラーが斜面に。電力の自給自足ができるのだそう。




SAのお土産物コーナーも、ご当地の名産品がキレイに並んでおり、ディスプレイもキレイです。

農産品、生鮮物、バリエーションも豊富。

店の壁際に沿ってベンチが。これはどこでも座ることが出来、お年寄りなどには大変良いと思う。


さて、本命の今回重点道の駅に選ばれた「うきは



第二駐車場から施設までが遠いですね。




以下、厳しめの感想が続き、不快と感じる方もおられると思いますが、正直な感想です。


車いすマークの車輌は一台分です。
これだけのスペースがあれば、もっと沢山ほしいところですね。

道の駅の全体図。緑のゾーンが地域振興施設(農林水産省補助)。レストランや農産物販売所などがあります。赤のゾーンが駐車場やトイレの施設とのこと。




道の駅は小高い丘の上にあり、うきは市の集落が一望できる。



せっかくの絶景が、正面のこの大きな看板達に遮られてかなり残念。



この案内マップは、高い位置にあり、背の低い人や車いすの方、お年寄りは見上げてみる形になる。
マップ下部の凡例が地図部分を押し上げており、一層見つらい。

うきはではひな祭り飾りが有名だそうです。




観光案内所に設置された公衆電話。
低い位置に設置され、配慮がある一方、
ここはスロープ状になっており、おそらく車いすの方はブレーキが必要だろう。

観光 案内所の中は、うきは周辺のPRパンフレットが多くあるが、わかりやすく分類されていない。(あるもの全て置いているというイメージ)


何がPRポイントなのか、どういう歴史があるのかなど、もっと魅力あるディスプレイが出来るのではと思う。


レストラン内部。耳納いっーとん米という耳納の豚の堆肥からお米ができるまでの紹介。
循環型の仕組みをPRしているのだが、内容がわかりにくい。おそらく、各言葉の定義(解説)不足なのだろうと思う。

柿豚。柿を食べた耳納いっとん豚を使っているそうです。
他にも桃豚、葡萄豚などあるそうです。
うーん。その辺の説明ももう少し強く出して良いのでは。

窓から見える景色を筆ペンで解説した絵が柱に貼り付けてあるが、これは残念。
手作り感と言うにはほど遠い印象。しかも使用済みの紙のような。



テーブル間が狭い。
車いすの方は当然。普通の人も席を立つ度に人とぶつかってしまう。
お金のかかった建物なのに目先利益優先の姿勢?

お茶、御飯、味噌汁、漬け物がセルフサービスである。
狭い通路に人が頻繁に行き来。
セルフにするのであれば、備え付け場所に一考あっても良いと思う。

立派な柱構えのお店。
柱は30cm以上ありそうな素晴らしい柱。
お金のかかった造りです。
補助がでてるのだろうか。
普通のレストランではとても考えられない立派な造り。



レストランの片隅に鎧甲が展示されてあった。
うきはに強い繋がりがあるのだろうか。
これも説明がよくわからない。

デッドスペースになっている感あり。









省エネ型の自販機といえども、これだけの数となると、それなりの電気を使用するのだろう。

一台の風力発電機でまかなえるとは思えない。
屋根にも斜面にもソーラーパネル無し。


レストランと農作物販売所の間の幅広い通路。
にもかかわらずせっかくの通路には端から端まで自動販売機が。






農作物販売所
うきは名産の米

果物や野菜。かなり広いスペース。

日本酒も美味しそう。


・トイレの利用しやすさ
・施設内の動線
・案内看板やディスプレイの配置、作り込み
・レストランの料金設定  ・・・など。

利用者の好みのあると思うが、JHサービスエリアの使い勝手の良さをもっと盗んでも良いのではと思った。
プロに教育を受けても良いと思う。

道の駅の本来の機能に地域振興を取り込み、国土交通省と農林水産省がタッグを組んだ事がすばらしいと思う。
ならば、さらに経済発展のために経済産業省も加わるなど考えても良いのではないだろうか(道の駅エリアに充電ステーション、水素ステーションなど設置するなど)
やっと見つけました。重点「道の駅」のPRポスター。
これはもっと大きく宣伝して良いと思います。

これに至っては、人通りの少ない通路にA3用紙でPRポスター。
アピールする気があるのかないのか。


また、地域振興は、リピーター無しには始まらない。
「また来たい道の駅へ」の発想が乏しいというのが全体感想でした。
追記:うちごま、当日は師匠から1枚のペーパーをもらっていた。
    これを読んだ後に出かけたので、なおさらこのような感想を持っている。




博多と佐世保で親子デート
 2015.2



ただいま、博多座で「伊達の十役」やってます!

うちごま、はじめての歌舞伎でしたが、
「えぇーーーー!!??」
と息を何回呑んだことか。
早変わりの染五郎さん。すばらしかったです。



この記事は、全く土木的観点ありません^^。
うちごまのママとのデートの記録です。







特急列車で佐世保へ。酢昆布食べたい!といううちごまママの要望。何十年かぶりに食べました。

またJR九州は観光列車を企ててますね!!

長崎ランタンフェスティバルももうじき。
今年は見に行きたいです。
 
 
佐世保の弓張台に来ました。



佐世保の街を一望できます。


九十九島も見えます。

帰りは特急列車の先頭を陣取りました。

先のトンネルは単線なので電車は交互通行ですね。


有田は陶器の街。窯のトンネルが沢山。

深川製磁の看板が山の麓に。

香蘭社の煙突も見えました。うちごま、香蘭社の食器の大ファンです。口当たりが良いです。




宮地嶽神社の節分祭 2015.2
    
お正月にお参りできなかったので宮地嶽神社へ行ったのですが・・・この賑わい。

あれ??
赤鬼さんいます。

今日は節分祭だったようです。



くじつきの福豆いただきました。

ほんのり甘い豆も入っていて、美味しい。

赤鬼さんと青鬼さんと神主さん?の微妙な笑いを誘うコントが続き・・・。


今年の年男、年女さんでしょうか。大勢の方が豆をまきます。

二袋ゲットさせて頂きました!

ここは梅ヶ枝餅でなくて松ヶ枝餅なのですね。



境内から参道を見下ろすと、まっすぐの道の先には海!絶景です。海の神様ですね。

福豆のくじでただきました。羊さんの置物。かわいい。





生物多様性 2015.1
    
生物多様性のセミナーに参加しました。

カブトガニを中心に話が進みます。
人数が少なかったので、もっと質問・討議時間を増やしてほしかったですね。

土木も生物多様性にアプローチできる場面は十分にあると思います。






興味がわくわく 2015.1
  
 
今、熊本にいるのですが・・・。

その数時間後、師匠に招集をかけられ、いざ博多へ。とある大学の公開講座です。

化学、環境、土木。。。様々の分野。
理系の公開講座。楽しくてしょうがありません。
市民講座もレベルが上がっている気がする。先生方も、一般市民向けに一生懸命スライドを練り直しておられるのがわかる。
土木とその周辺領域を勉強しがちだけれど、それだけでは足りないと思う。科学技術は繋がっている。
見識、知識を広めたい。興味がわくわく。
この日の土木的講演は1件。うちごまの専門とはつかず離れずだったけれど、知識を広めるのにとても役立った。
他は、プラズマや触媒の話。化学の苦手なうちごま、かなり苦戦でしたが、それでも楽しくてしょうが無かった。
女性の先生方が多かったことも、楽しさの一つだったかと思う。

後日談:師匠が出張先で急遽土木学会のセミナーに参加。なんと上記の講演をされたS先生が登壇されていたとのことで、サインをおねだり。
先生の一生懸命のお話ぶりに好感もってます。一方的ですが、今後追っかけて勉強させて頂こうと思いました。



平成24年九州北部豪雨その後 2015.1


八女市、星野川を上流へ。
ひふみよ橋といわれる4つの石橋の一つ、ここは四連の宮ヶ原橋。土木遺産です。歩行者専用。

次に、三連。大瀬橋。これも土木遺産。写真左が石橋。右は拡幅された橋梁。

上流側からみると三連アーチが。


下流から見ると、石橋は隠れてしまう。

ここから先、連続雨量150mm以上通行止めの看板。道路が狭い。写真右の法面は崩壊していないが、災害復旧には十分な幅員の道路の確保も重要と思う。

次に二連。寄口橋。両護岸基礎は所々洗堀されていた。この辺りから平成24年九州北部豪雨の傷跡が。


護岸が落ちている。






寄口橋の左岸側には道の駅のような「ほたると石橋の館」。
近くにある須賀神社

最後はこれも土木遺産。一連の洗玉眼鏡橋このサイトに貴重な写真が残されていた。


下流側から。岩盤が見えている。




 
 


土砂の堆積が著しい。

被災の痕跡は周辺にみられるが、明治に造られた構造物達が100年以上災害を乗り越え残っていることに凄さを感じる。










平成24年九州北部豪雨の復旧状況を見学させてもらおうと、星野村へお邪魔しました。






星野川沿いを写真に残したが・・・。
今に至っても、この生々しい災害の傷跡。

法面崩壊の復旧工事中。

土砂のストックヤード。



右上の土砂の山の右に石の山。

近くで橋を架設中。




星野村はほたるの郷。それをイメージした高欄か。

今日見た中では、一番大規模な法面対策の工事現場。
法枠、受圧板とグラウンドアンカー、法面頂部は排土も兼ねたのだろうか。中腹には広い小段が。

鋼管杭も用意されている。
地滑りもあったのだろうか。
おそらく土木研究所のレポートの箇所


河川護岸には布団かご。

対岸の道路はクラックが出ている。

暫く走るとまた法面対策。
法枠だけでは無いと思うが、道路から高くて対策工がよく見えなかった。









表土が落ちたような斜面崩壊。




様々な災害対策が星野川沿いに進行中である。
2年半が経過したが、完全な復旧には時間がかかる。
初めに見たひふみよ橋の4石橋は100年前後が経過している。
100年を超える設計施工が、今回の災害復旧で想定されているだろうか。
経済性の追求も大切だが、歴史を貫く安全性も求めたい。

河床表面が全て洗い流されたのだろうか。
もの凄い量の巨礫、土砂と共に見えるのが河床の広範囲の露岩。

<関連リンク>
国総研
気象庁
星野村を襲った九州北部豪雨(桑島孝之)


基山SA上り線でみつけたくまもん。
・・・。羊を腕に抱えている。
師匠は「熊が羊しめてる(驚)!!」
    「クマはジンギスカン食べるのか!」
うちごま「・・・アホか!」と言えない立場。



再び愛し佐世保へ 2015.1
 
 
今日の佐世保。倉島岸壁で一般公開がありました。何度来てもいいな・・・。今日は海上保安庁の船も見えました。

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多用途支援船 あまくさに今日は乗船できます。旭日旗がはためいていました。




オイルフェンス




ねじが真鍮。

安全確認のプレートが至る所に。




救助船などに使われるのでしょう。船体はゴムで出来ています。

船底の部分は金属。

艦長不在の船であるという意味の旗が掲揚されていました。初々しい女性の隊員さんが教えてくれました。



端島(軍艦島)上陸 2015.1

 
諫早、島原の旅の夜は、長崎に宿泊。
先日は日のあるうちに見学した出島橋
夜はライトアップされているのですね。
 








向こうには、これも先日訪れた女神大橋が見えます。タグボートが6艘ほどありました。
船員さんいわく、この船は某局の大河ドラマにも使われていたとのこと。ハウステンボスに使われていたそうです。
お正月ですので、しめ縄飾りが。


出港してほどなく、三菱重工長崎造船所が。豪華客船を建造中でした。

女神大橋を海面から見ることが出来るなんて。本当に薄い床版。

三菱重工長崎造船所の香焼工場。
100万トンのドックです。


神ノ島。正面にみえるのが神ノ島教会。隠れキリシタンの島だったとのこと。

伊王島と本土を結ぶ伊王島大橋

90°にカーブしている。



端島(通称:軍艦島)が見えてきた。長崎港から約18km。海底炭鉱の島。

かつて5000人もの人が居住していた高集積度の島。遠目にも劣化がわかる。




上陸。コンクリートの廃墟といった感じ。
約40年経過でここまで朽ちるものかと思う。
緑のある岩山部分が元からある島そのもの。あとは埋め立てで大きくなった島である。


想像していたよりも、石積みや煉瓦積みの構造物、建築物が多い。
写真上方の四角いコンクリート構造物が貯水タンク。6.5kmの送水管を本土から海底に這わせ、端島まで給水したとのこと。

建築物も、塩害を考慮されたような仕様ではないだろう。
日本初のRC造高層住宅とのことだが、柱、梁、壁のかぶりが薄い。


石積み護岸をコンクリートで後から覆ったような跡。
台風や冬季季節風による波浪から守るため、島の周りはコンクリート護岸で固められている。

この赤土をモルタルのように使ったようだ。
案内の方に聞くと、天草から砂岩の積石を運んだとのこと。

コンクリート用の骨材は、島外から運び込んだとの話である。


採炭のためだけに作られた島であり、永年ここで生きていくということを考えられて整備された島ではない。と思った。
全ての構造物が荒っぽく作られていたと感じる。
土木屋として、普通インフラはその地域が長く繁栄するために設置するものと考えるが、ここは違う。と思った。使い捨ての街だ!
だからこの島は、近代遺産であって、土木遺産ではないと思った。
打ち継ぎ目が見える。最上段のパラペット部分は廃煉瓦を骨材に利用しているようだ。

骨材の種類が統一されているようには見えない。40mm、60mmと、粒径もバラバラの様子。




諫早、島原の旅 2015.1
 

さて、今年もお正月から始まります土木めぐり。



 

正月二日目!雪が路肩にたまり、時折吹雪も。







諫早に到着。
長年の諫早湾干拓事業の論争について、現地を見て理解したいと思った。

堤防道路を走る。7km
写真右が有明海。
左が諫早干拓側の調整池
これだけの海域を締め切ったのだと驚いた。




x
南部排水門

写真奥にうっすら虹がかかっているのが見えるでしょうか。
論争が解消される兆しなのかどうなのか。

北部排水門

様々な視点があるが、現状何が正しいかを問いただすのは難しいと思う。








島原半島に移動。眉山が見えてきた。

被災後に作られたがまだすロード




普賢岳(平成新山)、眉山が見える。

がまだすロードから望む眉山
九州地整 雲仙復興事務所の資料をみると、この道は防災にも地域振興にも有効なものだと思う。

水無川導流堤
無人化施工、逆ハの字型で火砕流・土石流を中心に絞り込んでいる、堤体の高さが高い。


導流堤のすぐそばには民家が。

導流堤(上流部)。

導流堤上流脇に残る旧大野木場小学校被災校舎の被災跡


雲仙岳災害記念館に到着。
火山弾

中央の白い岩石は変質したデイサイト




地震計
三方向xyzを記録している。






土石流被災家屋保存公園にて。
土石流により埋没した家屋。







元旦 2015.1
 
 

香椎宮へ新春のご挨拶に行きました。

菊の御紋




今年は御札とお守りを頂いて帰りました。
うちごま、今年は慎重に、確実に進むべき一年になるようです。
香椎宮、志賀島神社、加えて高島易でも同じようにいわれるので、おそらくそのような年回りなのでしょう。

そんな時だからこそ、内面を充実させるべく、着実に知識を固め、論拠をもち、ロジックを積み上げる訓練を重ねていきたいと思います。



綾杉さん。樹齢1800年とは。
どれだけの歴史を見てきたのでしょうか。






新年明けましておめでとうございます 2015.1

本年も宜しくお願いいたします。 

うちごま、2014年は、なんだかんだと土木遺産など300カ所以上見ました。
これを活かして、次のステップに上がろうと思ってはいるのですが・・・・なにせネコなので、気の向くまま。ネコだから。
さてさてどうなりますか。





大川にてうちごま家忘年会 2014.12
 
 
三川屋さんのお店の方と、デレーケの手がけた導流堤について話に花が咲きました。
矢部川の堤防決壊時の体験や、支流のかかえる地盤の問題なども。
「日本の土木技術はすごいですね」と言って頂き、うれしかったです。

地域に人に必要とされてこそ土木。
毎年恒例となっている大川三川屋さんでのうちごま家忘年会。

くわしくは、うちごまのごちそうさまで。




前回来たときはこのような案内看板はなかったのですが。若津港導流堤。デレーケの手がけたものです。

土木学会の銘板も。
今年は沢山の土木遺産を見て、この銘板も至る所見ました。

うちごまが見に来るときはいつも潮が満ちていて、導流堤が見えないです。


上流側に昇開橋
昇開橋のたもとにある大川昇開橋温泉


歩道橋になっているのですが、うちごまが橋に近寄っていくと後ろから小学生の男の子が「今日はやすみですよー!」と教えてくれました。また、帰りにはちゃっかり地元の美味しいお饅頭屋さんも宣伝してくれました。郷土愛に満ちた子供が育っています。
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