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診断維持  アセット

−セメントおよびコンクリート−


セメントの基本

クリンカーの主成分

種類表記

化学式

水和反応

強度

収縮

化学的抵抗性

C3S

3CaO・SiO2

速い

28日以内の早期

C2S

2CaO・SiO2

遅い

28日以降の長期

C3A

3CaO・Al2O3

非常に速い

1日以内

C4AF

4CaO・Al2O3・Fe2O3

速い

殆ど無い

C3Aの瞬結でコンクリートがこわばらないように、一般的にクリンカーに3〜4%の石膏を添加して粉砕してセメント粉末としている。
中庸熱ポルトランドセメントは、C3Sの含有量が50%以下、C3Aが8%以下。水和熱が材齢7日で290J/g以下、材齢28日で340J/g以下。
低熱ポルトランドセメントは、C2Sの含有量が40%以上C3Aが6%以下。水和熱が材齢7日で250J/g以下、材齢28日で290J/g以下。
早強ポルトランドセメントは、C3SやC3Aの含有量規定無し。
耐硫酸塩ポルトランドセメントは、C3Aが4%以下。

主なセメントの種類と記号

セメントが完全に水和するのに必要な水は、セメント質量に対して、化学的結合に約25%、水和ゲルの表面に吸着するのが15%程。

セメント種別のCO2排出量(kg-CO2/t)

 普通ポルトランドセメント  757.9
 高炉B種  458.7
 フライアッシュB種  665.2
 エコセメント  800.0


コンクリートの基本

コンクリートの基礎知識(JCI)

生コンクリートの購入方法(山口県生コンクリート工業組合)

認証契約の終了・認証の取消しリスト(建材試験センター)

生コンの規格
生コンは「強度」の要素を主としているが、水セメント比(W/C)は、ひび割れ抵抗性、水密性、鉄筋保護性能、耐久性等からも決定しなければならない。また、作業性も重要な要素である。
設計意図を理解し、構造物が所用の性能を満たし難いと判断される場合は、発注者や設計者と協議すべきである。
そのためにも、生コン製造工場に、現場条件を十分理解してもらうことは大切な事である。特記仕様書の内容を電話等で伝えるだけでは、施工管理にならない。

砕石粗骨材
天然粗骨材を砕石に代えると、
細骨材が増える→単位水量が増す→単位セメント量当たりの水和に必要な水量は同じ→余る水量が増す→骨材下面や鉄筋下面に水が溜まりやすくなる→付着面積が低下しやすい。

採石の規格(益田興産)

練り混ぜ水
1)水道法第4条に適合する水 
同法ならびに同法に定める基準
2)上水道水以外の水に関するJIS A 5308付属書

上水道水以外の水

試験項目

品質基準

懸濁物質 2g/L以下
溶解性蒸発残留物 1g/L以下
塩化物イオン Clイオンで200ppm以下
凝結時間の差 始発30分以内
集結60分以内
モルタル圧縮強度の差 σ7とσ28で90%以上
3)回収水の品質に関しては、JCI報告とJISと2つの基準がある。
回収水は上澄水とスラッジ水に区分される。
回収水の元は1)や2)であるので、おかしなことではない。
JCI報告=上澄水は上水と同様に使用して差し支えない。
スラッジ水の固形分はセメント質量の3%以下とし、適正な配合補正を行うこと。
JIS=回収水の基準に準拠。
スラッジ水の固形分は3%を越えてはならない。

回収水

試験項目

品質基準

塩化物イオン Clイオンで200ppm以下
凝結時間の差 始発30分以内
集結60分以内
モルタル圧縮強度の差 σ7とσ28で90%以上

コンクリート混和剤の化学(秀島、戸田)

コンクリート用化学混和剤規格製品情報(コンクリート用化学混和剤協会)

高性能AE減水剤を用いた流動化コンクリート配合設定の手引き(案)−改訂版−(H21 四国地整)   

コンクリート防備録 と 特殊コンクリート防備録
個人的な防備録が基本になってますので、内容等について間違いがあることを了解下さい。2009.9現在の記録です。
正確な数値や解釈は、コンクリート標準示方書、JASS5、コンクリートライブラリー各本、論文集などで御確認願います。

適マークのプラント(全国生コンクリート品質管理監査会議)

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コンクリートの3相(東工大)
耐久性を考える場合、3相の概念が必要。
遷移材齢時(打設後から硬化まで)にコンクリートは粘性流動体から弾性体へ変化する。この時に自己収縮などの問題が発生、耐久性に影響を与える。

参考=細孔空隙構造からのコンクリートの各種特性の形成機構に関する検討(橋田 浩)



コンクリート標準示方書
2012年制定コン示に合わせ、この頁の内容やリンクを最新化する時間を取れない状況です。改正のポイントを書き出してますので、参考にしてください(u.yan)
2012コン示改正のポイント
・基本原則編の制定。
・JIS試験体から部材寸法等を考慮して収縮を推定。
・長期撓みには別の収縮式。マルティスケールモデルに基づく収縮予測式を示す。
・鋼材腐食発生限界濃度は、不働態被膜が破壊されるときのClイオン濃度とする。
・鋼材腐食発生限界濃度は、セメントの種類、
W/Cに依存。
Clイオンの見かけ拡散係数もセメントの種類、W/Cに依存。
・鋼材腐食に対する表面ひび割れ幅の限界値は、0.005*Cで0.5mm以上でない。
・外観に対する設計ひび割れ幅の応答値と限界値は、0.3mm程度で、C=60mmを超えると外観厳しい。
・暑中コンクリートの打ち込み時コンクリート温度上限は35℃を標準とし、超える場合は所要の品質を確保できることを確認。
・凍害の照査にスケーリングによる質量減少量が追加。
・せん断耐力に関し、適用範囲を明確化すると共に非線形FEMの利用。
・せん断補強筋がある場合、せん断引張とせん断圧縮の境界域の連続性を考える。
・PC棒部材のせん断耐力式は修正圧縮場理論。
・耐震性の照査に修復性。
・設計地震作用を上回る場合の考え方を提示。
・温度ひび割れが、CP法から3D-FEMへ変更。
・ひび割れ発生確率を見直し。
・JCIのマスコンクリートのひび割れ制御指針2008を踏襲。
・非線形有限要素法にあっては、検証と信頼性、結果の妥当性の判断が強くなった。
・環境への配慮を導入。

2007年制定
コンクリート標準示方書施工編
全体共通 [07]責任技術者と信頼性確保
施工編 本編

(性能照査型)
総則
[07]
施工計画
施工
品質管理
検査
施工記録
施工標準
(仕様規定型)
標準的な施工の場合
[07]コンクリートの品質
[07]レディーミクストコンクリート
[07]運搬
[07]打ち込み
[07]寒中コンクリート
[07]暑中コンクリート
[07] コンクリート関連JIS表

2002年版

構造物の設計 設計耐用期間 
安全係数 設計基準強度
配合強度 配合設計
ワーカビリティー ポンパビリティー
水密性 耐火性
乾燥収縮 流動化
耐久性 ひび割れ
かぶり 中性化
塩害 アルカリシリカ反応
化学的侵入 凍害
施工 標準施工法
養生 仕上げ
継目  
型枠・支保工 鉄筋
マスコンクリート


指針やマニュアル等に関して

土木学会 コンクリートライブラリー126
「施工性能にもとづくコンクリートの配合設計・施工指針(案)」
「コンクリートの配合選定シート」を使うことにより、指針に沿って施工性能が選定出来るようになってます。
土木学会 281委員会 コンクリートの配合選定シート










JIS A 5308:1回の試験の結果が呼び強度の強度値の85%以上、3回の結果が呼び強度の強度値以上。正規分布での不良率は3.00σで0.13%(片側)程。


コンクリートの凝結と始発
意外に固まるのが早く、3.5N/mmでの再振動が遅いと感じた等、マニュアルの内側になるのを体験された方も多いと思う。
下記を目安に、区画割りや打ち継ぎ計画を立てるのが良い。
凝結時間に関するアンサー(山口県生コンクリート工業組合)

コールドジョイントの防止策に関して

・コン示
許容打重ね時間間隔は、下表を標準とする。

許容打ち重ね時間間隔の標準(2007年版コンクリート標準示方書施工編より)

外気温

許容打ち重ね時間間隔

25℃以下

2.5時間

25℃を超える

2.0時間

・JIS
JIS A 1147 「コンクリートの凝結時間試験方法」による凝結時間は、一般のコンクリート構造物で、始発時間5〜7時間、終結時間6〜10時間程度。

 若手技術者のためのコンクリートの資料ver.12
Vector ←旧版はこちらです

鉄筋コンクリート構造の性能照査の流れ(長岡技術科学大)


鉄筋・型枠関係

異形棒鋼寸法

質量表

化学成分

メーカー別製造寸法

鉄筋コンクリート用棒鋼引張強さ 

高張力異形棒鋼

異形棒鋼の本数と断面積

エポキシ樹脂塗装鉄筋の塗装品質(長泉パーカライジング)
取り扱い上の注意点(明希)
近似色のエポキシ用被覆結束線がある(巴製作所)

ステンレス鉄筋の簡単な諸元

ステンレス鉄筋バー

2007鉄筋定着・継手指針(案)-共通編

過密鉄筋   組めない配筋図(ケンプラッツ)

機械式鉄筋定着工法の配筋設計ガイドライン(2016.7.8 国交省)

コンクリート型枠用合板日本合板工業連合会 資料

型枠材けんせつPlaza

型枠部材カタログコンドーテック

メタル異形型枠(日動技研)

ゆっくり打設する場合とポンプで急ぎ打ちする場合では生コンの側圧分布が違います。
打ち込み速度、打ち込み高さ、部位形状(柱、壁)で変化します。
例えば15m3/hの打ち上がりスピードで、
高さ2.5mの柱では、
2.0×23kN/m3+0.8×23kN/m3×(H-2.0)m=55.2kN/m2
高さ2.5m壁は、
2.0×23kN/m3+0.4×23kN/m3×(H-2.0)m=50.6kN/m2

型枠支保工計算ソフト

コンクリート製品技術者のための離型剤入門

新設コンクリート工事の注意点

耐久設計では、”かぶり”と”水セメント比”は事前照査
2007コン示から耐久性照査とひび割れ照査は設計編



圧送・締め固め

打設計画
ジャブコンに慣れきった作業員に対し、適切なワーカビリティーで打設・締固め出来るようにする教育・訓練は、施工管理の仕事。
ノウハウ伝承や実験打設等で習得してもらうように工夫する。口答指示だけでは、隠れて加水する事例は止まない。
打設計画の不備は、早打ち締固不足やコールドジョイントにつながる。下請任せの計画立案は、施工管理不十分となる。


使用ポンプの選定手順
(1)吐出量と管内圧力損失表から1mあたりの損失を求める。
(2)水平換算長さを求める
(125A(5B):直径125mm管で)
  垂直1m→4m
  150Aから125Aのティーパー管→3m
  90度ベント管→6m
  5〜8mのフレキシブルホース→20m
(3)最大圧送負荷(Pmax)を求める
Pmax=水平管1m当たりの管内圧力損失×水平換算距離
(4)ポンプ機種の選定(余裕を決める)
例えばPmax1.25

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流体の分類

生コンのコンシステンシー(変形、流動に対する抵抗性の程度)を知る方法に、レオロジー定数がある。
スランプ12cm以下は塑性体(粘着力、内部摩擦角)
スランプ15cm以上はビンガム体(塑性粘度、降伏値)
ビンガム流体は、剪断力がある値になるまで流動しないが、越えると流動(ニュートン流体は、加わる力に応じて流動)。
ポンプ圧送の高度化や、”粘り”が高い高強度コンクリートの出現は、レオロジーによる評価を要求する。
 
文系でもわかるレオロジー(PRIMIX)


棒状内部振動機はφ45mmで時間当たり10〜30m3と考えられる
事前に確認してみて下さい。思った以上に少ないです。

再振動の時期=
東北地方におけるコンクリート構造物設計・施工ガイドライン(案)の利用にあたって(東北地整)の図解 

施工不良

コンクリートの施工不良納得の家


品質確保

品質確保チャンネル(350 コンクリート構造物の品質確保小委員会)


ひび割れ

何らかの原因による”力”が、コンクリートに引張応力を与えた結果が”ひび割れ”である。劣化メカニズムを踏まえ、原因を探る必要がある。
ひび割れ幅の限界値に関し、数値の独り歩きをさせない。少なくとも、カブリとの関係を確認すること。

ひび割れの写真C&R

コンクリートのひび割れ(住友大阪セメント)

コンクリートのひび割れ抑制対策(山口県)

コンクリート構造物ひび割れ抑制対策(山口県建設技術センター)

コンクリート構造物に発生する 「収縮」ひび割れ対策(田村隆弘)

誘発目地
温度ひび割れ誘発目地に関する研究(田附伸一、大庭光商)
温度上昇35℃以下、L/Hが0.9以下、断面欠損率40%以上
ひび割れ誘発目地 (ブレーンセンター)

温度ひび割れ照査の簡易法 (アサヒコンサルタント

マスコンクリートの外部拘束効果とひび割れ解析(會田、吉川)  外部拘束応力は軸力応力が支配的


収縮・クリープ

自己収縮はセメントの水和による体積変化。W/Cが小さい場合、水和生成物の間の水も水和に使われるので、自己収縮は大きくなる傾向を示す 。
体積変化制御の物理と化学(太平洋セメント)

クリープ:一定の持続荷重による歪(変位)
リラクゼーション:歪を一定に保った場合の力の減少。PC緊張材。
クリープ(コンクリートの基礎知識 JCI)

硬化コンクリート(ヤング係数、クリープ)(武蔵工業大学)

コンクリート基礎編・硬化コンクリート(建材試験センター)
・Davis?Glanville(デービス・グランビル)の法則=持続応力が圧縮強度の1/3程度以下の範囲では、クリープひずみは応力に比例し、圧縮に対しても引張に対しても、その比例定数は等しい。
・Whitney(ホイットニー)の法則=材齢t1で載荷された際のクリープの進行は、材齢t0で載荷された場合の材齢t1以後のクリープの進行状況に等しい。

JIS A 1157(コンクリートの圧縮クリープ試験方法)(建材試験センター)

コンクリートのクリープ及び乾燥収縮の影響(ぱたヘネ)

2013版コンクリート標準示方書
長桁PCに対するクリープの検討
セメント硬化体中の微視的機構モデルに基づく実PC橋の長期時間依存変形シミュレーション(千々石、杉田、石田、前川)


試験・管理

外力が加わると、コンクリート内部では微細なひび割れが生じる。よって、圧縮に対しては抗するが、引張には抗しない。
割裂試験による引張力は、あくまで見かけ上。したがって、設計においては引張強度は計上しない。(u.yan)


コンクリートの圧縮強度試験方法建築研究振興協会
荷重を加える速度が、圧縮応力度の増加で毎秒0.6±0.4N/mm2であることを確認すること。

圧縮、曲げ、割裂試験の画(エボリューション&クリエイト)

割裂引張試験における骨材周辺の応力状態(石井 旭) もっと知りたいコンクリート講座

微破壊・非破壊試験によるコンクリート構造物の強度測定試行要領(案) (国交省)

コンクリート構造物の設計に関する国際標準導入への対応に関する研究(渡辺,古賀,中村)


水和生成物の結晶分析

リートベルト法(Wikipedia)=結晶構造のパラメータを精密化する手法

X線回折(Wikipedia)


コンクリートと環境

環境時代のコンクリート構造物(木村正彦)

CMA(Compressive Membrane Action)
鉄筋コンクリートスラブの面内圧縮力による曲げ耐力の増加に及ぼす影響因子について(森村、藤谷、中原)

超高強度コンクリートの種類がPRCはりのひび割れ性状に与える影響について(飯田、橋本、横田、辻)  梁のひび割れとグラウト強度

コンクリートの環境負荷評価における環境要因に関する基礎的検討(樋口、河合)

ゴミ焼却灰、石炭灰の利用
ごみ焼却灰を主原料とした固化材・固化体の開発について(前野、三原、長山)

えっ、家庭のゴミがコンクリートになるの? 超身近な奇跡の材料について東京大学コンクリート研究室で聞いてきた(石田研)

CO2削減を考慮したコンクリート構造物の解体、再利用〜ゼロエミッション補修およびコンクリートによるCO2の固定化技術〜(河合)


メンテナンス用セメント材料

無収縮早強モルタルに使用されるカルシウム・サルフォ・アルミネート系膨張張材(デンカ)

超速硬無収縮グラウト材(ekouhou.net)



レディーミクストコンクリートの乾燥収縮ひずみ推定シート(β版)(2011.06.09)NPOコンクリート技術支援機構



日本コンクリート工学会メールニュース


良いコンクリートをつくる
山口方式
コンクリート構造物の品質確保とコンクリートよろず研究会(田村隆弘)
・コンクリート構造物品質確保ガイド(山口県)
・東日本大震災復興における東北地整の三陸道整備事業における佐藤氏の活動

東北地整の「コンクリート構造物の品質確保の手引き(案)」(細田暁の日々の思い)


 
 

コンクリートの巨星

吉田徳次郎先生と高強度コンクリート(辻 正哲)

小樽港北防波堤と広井勇博士(北海道工業大学)


コンクリートの基本編

土木系の材料学講座(M.Nakajima)

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「コンクリート構造」講義メモ (前川宏一教授)
−2009年 社会基盤学科 「性能照査と設計」の一部−

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もっと知りたいコンクリート講座(武蔵工業大学)
RC構造ゼミナールにプログラムが置いてます。
土木構造物の耐震設計における新しいレベル1の考え方も便利です

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易しくないコンクリート工学(中日本建設コンサルタント)

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コンクリート工学概説
鉄筋コンクリート矩形梁の設計計算プログラム"KUKEI利用者のための解説書(構造設計株式会社、中日本建設コンサルタント株式会社)

構造力学入門ソフトウエア

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2012,2013年版コンクリート標準示方書 Q&A、正誤表(土木学会)


改正等

JIS A 5308改正(H21.9月より)
(a)環境配慮で普通コン、舗装コンに「
再生骨材H」の使用を可能にした。
使用に当たり、アルカリ総量規制を適用しない。
ASRの試験は化学法、モルタルバー法、迅速法による。
すり減り作用を受けるコンクリートでは微粒粉量5.0%以下。
(b)「スラッジ水」は、JASS5における高強度コンクリートに該当しない呼び強度36N/mm2以下の生コンに使用できる。
スラッジ固形分率は3%以下。
十分管理し購入者の要求があれば管理記録を提出。配合計画書に記入すること。付属書の要求事項は、塩化物イオン量、凝結時間の差、モルタル圧縮強度の比。
(c)付着モルタル回収・再利用は、普通コンとこれを流動化したもの。
源のコンクリートの練り混ぜ時刻とモルタルスラリー化時刻を記録すること。
スラリーモルタルから細骨材を除去して保存しても良い。
(d)配合報告書の名称を「配合計画書」とする。
砕石、砕砂の微粒分量の範囲の記入欄を使用材料の欄に設ける。
H22.4.1より、生コン納入書に配合表の欄を設け、単位量を記載する。標準配合、修正標準配合、軽量読み取り記録から算出した値、軽量印字記録から算出した値、計量印字記録から自動的に算出した値のいずれかを記載し、どの方法かを分かるようにすること。
購入者から要求があった場合、納入後にバッチ毎の計量印字記録および算出した単位量を提出する。運搬車1台毎にまとめて平均し、単位量を提出する。
(e)JIS規格にない混和材料であっても、第三者機関によって品質が確認されたものの内、購入者が生産車と協議の上で指定する場合は使用できる。
(f)塩分含有量測定器は、JIS Q 1101付属書Aで十分な能力を持つ試験機関が実施しているので、その都度購入者の承認を得る必要はない。
(g)JIS A 5031(一般廃棄物、下水汚泥又はそれらの焼却灰を溶融化したコンクリート用スラグ骨材)を用いたコンクリートはJISマークの対象から除外。
JIS化されていない産業廃棄物の溶融固化施設で生産された溶融スラグ骨材についてはJIS A に対する適合性評価から除外。
(h)ASR抑制のアルカリ総量規制にエコセメントを追加。
上記(a)の参考:再生骨材と再生コンクリー ト(吉兼 亨)
           技術基準ポイント解説(ケンプラッツ)

講習会および出版物等に関する質問・回答集(土木学会)

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レディーミクストコンクリート JIS改正概要(経済産業省)

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コンクリートの資料・情報

コンクリート工学年次論文集検索システム

コンクリート工学バックナンバー

PC道路橋計画マニュアル[改訂版]修正内容(プレストレスト・コンクリート建設業協会)

コンクリート製品に関係するリンク集(コンプロネット)

セメント統計データベース(セメント協会)

山口県・技術管理課 コンクリート品質確保のページ
まだ山口県のコンクリートにはかなわない(日経コンスト)

宮城県レディーミクストコンクリートの品質確保について(H19.8.1 国交省)

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Webマガジンe-コンクリートコンクリート工業新聞

コンクリート・プロダクツ・ネットワーク疑問・質問ホットライン

全国生コンクリート工業組合連合会・協同組合連合会
生コン工場品質管理ガイドブック(第五次改訂版)本文正誤表

JIS検索

全国生コンクリート品質管理監査会議   年間の監査結果

コンクリートは何故固まる?
中性子が語るコンクリート微細構造(KEK)

コンクリート強度予測プログラム(H11示方書)

コンクリート主任技士・コンクリート技士受験案内問題演習コーナー有

技術フォーラム

セメント関係FAQ

住友大阪セメントのセメント技術情報

昔のコンクリート標準示方書

共通仕様書のコンクリート工(例)宮城県

コンクリートはなぜ固まる?

土木学会 コンクリート委員会 計算プログラム等のダウンロード

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土木研究所 構造物マネジメント研究チーム ダウンロード
*テストハンマーによる強度推定
*コンクリート中の塩化物イオン濃度分布
*フレッシュコンクリートの単位水量測定
*電磁レーダー法による比誘電率分布とかぶりの推定
*微破壊・非破壊による新設の構造体コンクリー強度測定要領(案)

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リバウンドハンマーによる測定等は、JIS A 1155 「コンクリートの反発度の測定方法」 (2003年制定)による

テストハンマーによる強度推定調査の6つのポイント(土木研究所)

リバウンドハンマー資料、コンクリートライブラリーNO.38は絶版。土木学会の土木図書館のコピーサービスで必要な箇所を入手して下さい。
「テストハンマーによる強度推定調査FAQ集(土木研究所)」
シュミットハンマーによる実施コンクリートの圧縮強度試験判定方法指針(案)=「コンクリートの品質管理試験方法」(コンクリート・ライブラリー第38号)

N型ハンマー、R型ハンマー、シルバーシュミットの相互比較は、コンクリート工学Vol.48 No.12 2010年12月号23頁
リバウンドハンマーによる強度推定に関する話題提供(湯浅 昇)

地方での事例
「土木コンクリート構造物の品質確保について」に係るテストハンマーによる強度推定調査及びひび割れ調査について(大阪府)

微破壊・非破壊による新設の構造体コンクリー強度測定要領(案)(土研)
塩化物イオン濃度分析や比誘電率分布とかぶりの求め方等載ってます。

コンクリート中の塩分規制に関する報告書について

ボス試験品質管理システム公式サイト現場主義さんの紹介。

H21.3.20のJIS A 5308の改正の狙いと関連規格(HiRAC)

高流動コンの乾燥収縮の推定式
鉄筋コンクリート造建築物の収縮ひび割れ制御設計・施工指針(案)・同解説(日本建築学会−丸善)

山口県建設技術センター センター情報誌
*寒中コンクリートの施工 Vol.3
*生コンVol.4
*コンクリート施工Vol.5,6,8
*ひびわれVol.25,26

凝結時間に関する既往の研究
凝結時間のGA実装
(東大 野口研究室)

積算温度計算で基準温度が−10℃なわけ[
疑問・質問ホットラインコンプロネット)から]
”建設技術者のためのセメント・コンクリート化学(W.チェルニン著 徳根吉郎訳)”では、79頁に”-10℃以下で硬化反応は起こらないものと仮定”。

JCI規準・指針に円筒型枠を用いた膨張コンクリートの拘束膨張試験方法

アミン系エポキシ硬化剤について(阿部俊彦)




水についてまだよく分かっていない5つのこと(Gigazine)


混和剤

コンクリート用混和剤

ゼータ電位(大塚電子)


骨材・混和材

再生骨材を構造用コンクリートで使用する上で課題となる吸水率や有害物質などの基本物性に関する調査(棚野博之)

フライアッシュの未燃カーボン燃焼除去 改質石炭灰(ゼロテクノ)

鉱物質の混和材を混入したコンクリートの塩化物の拡散性能に関する研究(李、金、兪、金)

シリカフュームを骨材として用いたコンクリート(吉澤啓典)

200N強度-シリカフュームプレミックスセメント(太平洋セメント) 低熱とシリカフューム

各種シリカフュームの評価資料(日本電気硝子)

シリカフュームを利用したコンクリートの早強性に関する研究(伊東、丸山)

溶融スラグ骨材を用いたコンクリート(鈴木澄江 セメントジャーナル社)

籾殻灰のコンクリート材料への再資源化(石黒  覚)

砕石の内部構造と吸水率(渡澤正典、福地利夫)右欄中程
天然骨材のメリット(栃木県陸砂利採取業協同組合)

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世界の砂と日本の砂須藤定久 産総研

各種粗骨材の品質がコンクリートの乾燥収縮特性に及ぼす影響(井上、山崎、猪狩、岡田)

石灰質骨材を用いたコンクリートの乾燥収縮特性(小田島、藤田、小山田、袴田、越谷)

再生細骨材の品質が細孔容積と強度の関係に及ぼす影響(佐川康貴、松下博通、川端 雄一郎)

骨材特性との連関を考慮した複合構成モデルによるコンクリートの収縮解析(浅本、石田、前川)


鉄筋等その他の材料

機械式鉄筋定着工法設計指針の概要(益尾、窪田)


施工

直轄工事における総合評価方式の実施状況(H21年度年次報告)(国交省)

よいコンクリート構造物を造るために(サンプル画像)(総合コンクリートサービス) 打設計画立案によるシミュレーションは有効です

コンクリート工事不適切行為調査検討委員会報告書


注目技術情報

自己治癒コンクリート
セメント系材料の自己修復性の評価とその利用法研究委員会報告書(JCI)
水を媒介にして、鍾乳石と同質の成分を作る機能を持つ混和材を配合したコンクリートはコンクリート工学 H19.11月号を御覧下さい
細田先生のHP  横浜国大複合構造研究室   細田先生のブログ
ひび割れ自己治癒コンクリートの実構造物への適用に向けた開発(池野、山田、小林、増田)
日経コンストラクション2010-7.23-48頁
膨張性超速硬増厚コンクリート
膨張性超速硬繊維補強コンクリート(PPM)
岩城先生の研究室(この研究室の紹介PDFは長寿命化の課題要約で必読)
鋼橋コンクリート床版の劣化は多く、荷重に対して増厚は有効である。短期強度発現で供用上の問題も解決している。(u.yan)
超高強度繊維補強コンクリート(UFC)
ダクタル(nikko)
超高強度繊維補強コンクリートを適用した道路橋の開発(大成)
超高強度繊維補強コンクリート(UFC)を用いた GSE橋梁(竹田康雄)
羽田空港D滑走路の桟橋部のダクタル(太平洋セメント)
ECC(Engineered Cementitious Composites)
高靱性繊維補強セメント複合材
金属のように曲がるコンクリート(鹿島)
高靭性セメント複合材料の製造と適用に関する研究の現状高靱性セメント複合材料の性能評価と構造利用に関する調査研究委員会
UHP-SHCC(Ultra High Performance-Strain Hardening Materials)
セメント系材料をポリエチレンの短繊維で補強した複合材料。曲げ,引張,圧縮破壊時の靭性を大幅に向上でき、引張応力下においてひび割れ幅が 10μm程度。ひび割れ幅抑制効果を利用して、未水和物による自己修復の可能性あり。
緻密でよく曲がるセメント系材料を用いた補修・補強工法 緻密でよく曲がるセメント系材料を用いた補修・補強工法(研究代表者:名大 中村 光)
ステンレス鉄筋
土木学会、ステンレス鉄筋の設計施工指針を公表。(9/5ケンプラッツ)
海水練り、海砂の高耐久性コンクリート
配合は、高炉セメント、海水、海砂、シリカ質微粉末のポゾラン材、特殊混和剤
Nに比べσ28が55%増加、透水係数が1/25以下。
大林組 海水練り・海砂コンクリート
日経コンストラクション2011.9.12号 34頁
海水中の硫酸イオンとセメントで生成されたエトリンガイトがコンクリート内部空隙を埋めて耐久性向上。
超音波加湿によるトンネル覆工コンクリートの養生(ケンプラッツ)
乾燥収縮、温度ひび割れの抑制。高湿度による水和反応の促進。
1キロ先でも高強度モルタル吹き付け。長距離圧送工法を実用化。圧力に応じて粘性が変化するチクソトロピー性を利用(G-NET 建設工業)
国際線エプロンにおける舗装設計の考え方〜不同沈下を考慮した疲労度設計手法の適用〜東京国際空港D滑走路建設工事(下村泰造)
ポリマーコンクリート永久型枠を用いた塩害防食効果に関する研究(山崎、高山、松下、出光)
損傷制御機構を用いた機能創生(京大)
かぶりコンクリートの透気性に関する竣工検査 -スイスにおける指針-(半井、蔵重、岸)(コンクリート工学 3月号 3頁)
現場簡易透気試験による実構造物コンクリート表層の透気性評価とその相互比較(井上、秋山、岸、魚本)
構造物の寿命はコンクリート表面部の「物質移動抵抗性」と「かぶり厚」に大きく依存する(u.yan)
分離圧による収縮の理論
論文:水和反応モデルにもとづく養生条件のコンクリート強度への影響に関する解析的検討
セメント硬化体の収縮理論 Theory of Shrinkage of Hardened Cement Paste(丸山、岸)
ポルトランドセメントの鉱物組成と硬化体の収縮特性に関する考察(丸山,岸,寺本,五十嵐)
奥の間ブログ記事(2011/1/30)
参考:乾燥収縮低減剤について(藤田康彦)
内部液体特性に基づく多孔質材料の体積変化機構に関する研究(浅本晋吾)
http://data.jci-net.or.jp/data_pdf/31/031-01-1097.pdf
ポリウレア樹脂被膜による靱性増強
http://blogs.yahoo.co.jp/guntosi/archive/2012/10/3
表面吸水試験SWAT、かぶり品質を非破壊評価 (リ・ニューアル・ニュース2013 03/11)
 林和彦香川高等専門学校准教授や細田暁横浜国立大学准教授らが共同開発したコンクリート構造物の表面吸水試験法「SWAT(SurfaceWaterAbsorptionTest)」。
 構造物表面に密着させたカップに水を供給し、吸水挙動をとらえる原理。吸水カップ設置は、垂直面、水平面、ゆるやかな曲面にも対応。
各種粉体を外割混合したコンクリートにおける細孔組織を考慮した圧縮強度に関する検討( 陶山, 小山, 伊藤, 松藤)
鉄鋼スラグ水和固化体の水中における圧縮疲労強度とその改善に関する研究(尾上、鯨津)
管−コンクリート界面に設けたずれ止めがコンクリート充填二重鋼管部材の曲げ特性に与える影響(清水、石川、服部、河野)
TDRブレイブショット工法
都市鉄道トンネルの断面修復での適用を目指した工法。施工後、3時間で圧縮強度6N、付着強度0.6Nを実現。
無機系プレミックスモルタルに、カルシウムアルミネート系高性能急硬材をプレミックス、これにオキシカルボン酸系遅延剤を配合。吹付時に圧縮空気に添加した硬化促進剤(アルカリフリー液体急結材)を混合(建設通信)
ハレーサルト
結合材の一部に高炉スラグ微粉末を使用し、細骨材として高炉スラグ細骨材を100%用い、耐硫酸性、耐塩害性、耐凍害性を向上した緻密コンクリート。

ハレーサルト工業会HP
ジオポリマー=合成アルミノケイ酸塩物質。
アルミナシリカ粉末とアルカリ溶液との反応によって形成される非晶質の縮重合体で、バインダーとなりうる可能性を有している。
フライアッシュや高炉スラグ微粉末は、アルミナシリカ粉末である。

セメントを使用しない低炭素型・高耐久ジオポリマーコンクリート(一宮一夫)

古代ローマでは、アルカリ活性剤を加え、石灰と珪藻土、水を混ぜた。

ローマン・コンクリート=堆積岩生成機構と同じ「ジオポリマー反応」によって結合してケイ酸ポリマーを形成するもの。(ウィキペディア)

ジオポリマーの利点としては、
・ポルトランドセメントに比べCO2を削減できる
・フライアッシュや高炉スラグなどのリサイクル材を使える
・アルカリシリカ反応が発生しにくい
・固化成分にCaが少ないため、ポルトランドセメントより耐酸性、、耐アルカリ性が高い
・圧縮強度がポルトランドセメント同等である
参考URL:
西松建設

ジオポリマー形成技術による産業廃棄物の有効素材への転換技術(KRI)
ECM(エネルギー・CO2・ミニマム)セメント
高炉スラグを約65%混合。セメント製造時の焼成工程で多く排出されるCO2を60〜70%削減。
地盤改良体や基礎構造物、建築地下躯体や土木構造物への適用が可能。
ポストグラウチング工法+極超微粒子セメント(平均粒径1.5マイクロメートル)でトンネル掘削の大量湧水低減(建設工業)
通常のグラウチングで使用される高炉セメント(平均粒径10μm)や超微粒子セメント(4μm)より浸透性に優れる。

コンクリート工学論文集(日本コンクリート工学会)


参考:高靭性セメント複合材料の概要(国総研)

建築材料と水分の基礎(多田眞作)

CFT 造コンクリートの調合選定方法の例及び調合例(新都市ハウジング協会 )

繊維補強コンクリート(ウィキペディア)
短繊維補強の長所短所(東工大 二羽研)
短繊維混入コンクリートとは?(田口史雄)

石灰石骨材を使用した完全リサイクルコンクリート
・海砂特集より  コンクリート完全再利用 −東京大グループ「自然破壊も一挙解決」−



クリープ

金属などのクリープ一般論:クリープと環境強度(京都繊維大学)
クリープ曲線における遷移クリープ、定常クリープ、加速クリープ。

微細空隙中の液体特性に着目したコンクリートの時間依存変形機構の検討(浅本、石田)

JCI収縮問題検討委員会の報告書(提案)

超高強度コンクリートを用いた鉄筋コンクリート柱の施工過程を考慮したクリープ予測法(今井、小室、是永、寺嶋、村瀬、渡邉)

環境条件の変動に伴うコンクリート中の水分分布に関する研究(柳、高、兼松、野口)

ビニロン短繊維混入コンクリートを用いたRC梁の静載荷実験(栗橋,田口,三上,岸)

変動応力下におけるコンクリートのクリープ予測に関する研究(阪田憲次 コンクリート工学年次論文報告集13巻)
一定持続応力下におけるクリープひずみの非線形挙動に関する研究 (阪田憲次 コンクリート工学年次論文報告集45巻)

超高強度コンクリートを用いたRC部材中の鉄筋近傍における微細ひび割れの発見(丸山、佐藤良一)

岩城らの研究によれば、高強度コンクリートの収縮挙動は温湿度条件に大きく依存し、乾燥開始時の組織の緻密性及び温湿度条件の違いによる水分逸散性と密接に関連している。

浅本・石田が、絶乾セメントペースト硬化体を各種液体に浸漬させた実験を行った結果、水を浸漬したときのみ飽和度・絶乾による収縮が大きく回復し、クリープ挙動も発生した。水の特異な特性がクリープ・収縮に大きく影響している。

膨張材を用いたコンクリートのクリープ性状に関する研究(百瀬、閑田、溝渕、三橋)  膨張期間のクリープ係数は普通の5倍。

JCMAC利用の事例紹介(JCI東北)


地震動とコンクリート

地震時の挙動表現方法として
放射・環状形格子モデルによるコンクリートの非線形構成方程式の定式化(中村、高山、加藤)

短繊維補強コンクリート構造物の耐震性能評価に関する研究(三木 朋広)

格子モデルによる解析は二羽研究室の論文を参考にして下さい
3次元格子モデルを用いた鉄筋コンクリート部材の非線形解析(三木朋広、二羽淳一郎)

解析のモデルに関してはMinaharaさんのページを参照下さい。

RC部材のねじりと曲げの複合載荷時の挙動(九大)

圧縮抵抗型CFTブレースを用いた既存RC造建物の簡易耐震補強法に関する研究(下畠啓志)
実在文教施設の加力実験に基づく低コスト耐震補強法の開発(中原浩之)

東日本大震災で「目に見えないひび割れ」、橋の内部に。東北学院大の武田教授の調査(NHK)


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コンクリートの診断・維持・管理


「何のために」
 維持管理が人の所作であり、社会の活動である以上、「何のために」という根本部分を押さえておく必要がある。
それは、人を幸せにするため、より良い明日を支えるためであろう。
この部分をエンジニア個々人が堅固にしておかなければ、目先利益に走った所作になり、歴史に耐えうる活動結果にならない。
「何のために」が確保出来た上ではじめて「目的」と「基本姿勢」がある。

 日本コンクリート工学会の「既設コンクリート構造物の維持管理と補修・補強技術に関する特別委員会」では、目的と基本姿勢を次のように示している。
維持管理の目的:
 コンクリート構造物の維持管理は、構造物に必要な性能を確保し、私有財産および公共財としての資産価値、歴史的・文化的価値を維持および向上させるために行う。
維持管理の基本姿勢:
 コンクリート構造物の維持管理は、その基本方針を明確にした上で、構造物の重要性、保有性能、供用期間、経済性、地域性、人的資源を考慮して計画的に実施することが重要である。



維持管理・診断

維持管理の原則(2007コン示維持管理編)は、
予定供用期間を通じて構造物の性能を許容範囲内に保持すること。
このために、維持管理計画を策定し、維持管理体制を構築すること。
維持管理は、委託も含め原則インハウスエンジニアの仕事となっている。

パトロール時の異常発見(案)(橋梁編)(東北地整)


 維持管理計画
    ↓

点検

劣化予測

性能評価

対策の要否判定

診断

維持管理における点検、評価、判定の行為の総称






     
     ↓
    対策

目視・観察
ひび割れの目視のポイントは、
・ひび割れパターン、本数(間隔)、方向
・ひび割れ幅
・ひび割れ長さ
・コンクリートの剥離、鉄筋露出
・錆汁
・遊離石灰、エフロレッセンス
・ジャンカ、ポップアウト、スケーリング
・沈下、傾き、移動


簡易な劣化判断
中性化:平均中性深さ(mm)を経年数の平方根で除して求めた中性化速度係数で判断。一般に居住区域側が大きい。
塩害:塩化物イオン量で判断。海岸からの距離が200m以内は遮蔽物の影響を確認。50m以内は影響大。
アルカリ骨材反応:目視と産地調査や岩種で判断。
凍害:納入コンクリートの空気量(現場試験)、地域、日照条件、水掛かり等で判断。
施工:ジャンカ、豆板、コールドジョイントの跡が無いのが良。適切な補修であれば中。雑な補修は影響大と判断。
強度は設計強度と調査による推定強度の比で判断。設計以下だと「ジャブコン」や「養生不良」による粗雑施工を疑う。
かぶりは設計に対する最小かぶり厚、平均かぶり厚で判断。

潜伏期は予防が主となる
進展期は補修が主となる。加速期に持ち込まないようにする
劣化期は補強や部材交換を検討しなければならない

劣化進行:潜伏期→進展期→加速期→劣化期

劣化原因

進展期と加速期を分けるもの

 中性化  中性化深さが鉄筋位置までかなり到達。
 多数の腐食ひび割れと錆汁
 塩害  腐食ひび割れ発生
 鉄筋腐食  腐食確率3%が境
 アルカリシリカ反応  ひび割れ密度の増加
 凍害  鉄筋付近までのひび割れ
 化学的侵食  鋼材腐食の開始
 外力  ひび割れ進展で耐荷力の低下

日経コンストラクション2010 11.26号 66頁
十河茂幸氏の記事から
劣化過程と外観

劣化過程

外観

判断基準

潜伏期

使用開始時と比較して変状が認められない 初期ひび割れが認められるが劣化によるひび割れがない。

進展期

外観の変化が認められるが供用に支障が無い 劣化によるひび割れが見られ、外観変化。
漏水。

加速期(前期)

変状が顕著で”かぶり”の保護性能が低下し、鉄筋腐食が発生している ひび割れの進展。
漏水の程度悪化。

加速期(後期)

鉄筋腐食や剥離が生じて”かぶり”の機能が期待できない。 腐食膨張による剥離が確認できる。
部材の変形やたわみがある。

劣化期

剥離・剥落が顕著。鉄筋腐食進行。断面欠損が見られる。 腐食膨張による剥離・剥落が顕著。
部材変形やたわみが顕著。

点検・調査手法の方向性
出来るだけ供用しながら、非破壊で、見える化(定量化)

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調査

主なひび割れパターン

ひび割れ判定

非破壊検査方法

超音波を用いたひび割れ深さの測定方法(鳥取大 農学部 基盤造構学研究室)

耐久性判定調査項目及び変状原因

鉄筋の腐食は、断面積減少と膨張圧(鉄筋の体積が3.2倍になる)によるひび割れで付着性能が低下することで耐荷力が低下する。(u.yan)

鉄筋腐食開始時期は塩化物イオン濃度1.2kg/m3に達した時とされている。
加速期の開始であるひび割れ開始時期,、この限界腐食量は10mg/cm2が目安となるが、 「ひび割れ発生時におけるコンクリート中の鉄筋腐食量に関する研究(戸田、上野、宇治)(コンクリート工学論文集 2010.9)」によれば26〜30mg/cm2である。

国交省 橋梁定期点検要領(案)
 土木研究所 構造物メンテナンス研究センター 維持管理関係(点検・調査)の頁
 橋梁の維持管理の体系と橋梁管理カルテ作成要領(案)ほか橋梁点検に関する要領等(中部地整)
 道路工事保安施設設置基準(案)(関東地整)

定期点検は目視を主とする。詳細点検においても外観からコンクリート内部を推し量り劣化をそれこそ見極めることから始まる。
変状と劣化メカニズム、劣化の進展を叩き込んでおく必要がある。

コンクリート構造物を長持ちさせるには?〜劣化と耐久性,メンテナンスの考え方〜(岩城一郎)
www.civil.ce.nihon-u.ac.jp/~concrete/image/h26/mainte14-2.ppt
コンクリート劣化要因に、手抜き・偽装と書かれている。
その対策工事で「手抜き」が横行したらどうなる?
「手抜きメンテ」防止の仕組みづくりは急がれる。(u.yan)


斜張橋のペンデル支承損傷における原因と改良について(田中、時田、今井、寺島、小林)


耐久性

コンクリートの緻密さ(特に表層部分)が耐久性に与えるマイナスは大きい。
水(降雨など)がコンクリートに悪さをする事は多い。
経年変化(経年劣化)は、あるものとして考える。
構造的劣化と機能的劣化を考える必要がある。


耐荷性と耐久性
コンクリート強度 表層品質(耐久性)について(非破壊評価総合展2009 「検査とメンテナンスの情報交流プラザ」)(森濱和正)

構造物の耐久性とは?
複合構造標準示方書(2009年制定 土木学会)では、
「設計耐用期間の確保という概念として位置づけ、鋼材腐食やコンクリート劣化に対する抵抗性としての耐久性は、時間の経過に伴って生じる材料特性の劣化に対する抵抗性」としている。
また、修復性については、
「修復性は復旧性の一部であり、構造体の性能の回復を対象とした性能の呼称」と考えるとしている。


試験方法

非破壊試験ならびに微破壊試験(東北地整)

コンクリート構造物の品質確保確認技術の動向について(森濱和正)   非破壊検査

構造物コンクリートの強度測定方法地質技術者のつぶやき

コンクリートコア試験の問題点-
コンクリートの耐久性調査(真野孝次)

構造物の維持管理と検査技術への期待(丸山久一)

 ミリ波イメージング技術によるコンクリート構造物診断(岡 宗一、望月章志、都甲浩芳、久々津 直哉)

非破壊検査(配筋状態・かぶり)パンフレット)(日本物理探鉱) 

鉄筋探査(非破壊検査)

既設コンクリート道路橋の劣化診断における非破壊検査の適用
(恒國 光義、加藤 佳孝、魚本 健人)


微破壊試験
ソフトコア試験(直径2cm程度の小径コア)(広島県環境保健協会

小径コア試験による新設の構造体コンクリート強度測定要領(案)

ボス試験

部分破壊による圧縮強度試験(日本海計測特機) 

SEM(走査型電子顕微鏡)
EPMA(電子線マイクロアナライザー)
EDXA(エネルギー分散型エックス線分析装置)
(以上ウィキペディア)
粗骨材の周囲に反応リムが存在する等、明らかにアルカリ骨材反応が認められる場合はSEMを省略出来るが、細骨材がアルカリ骨材反応を生じているか否かは目視では判断しにくい

コンクリートの各種試験
民間や大学などで各種のコンクリート試験を行っているが、団体、財団系もある。例えば
日本建築総合試験所


アルカリシリカ反応

アルカリシリカ反応の対策は、
 (1) 反応抑制効果のある混合セメントを使う。
  →スラグ率50%以上の高炉セメント
  →混合率15%以上のフライアッシュセメント
 (2) アルカリ総量を3kg/m3以下にする。
 (3) 無害な骨材を使用する。
(1)(2)を優先させることが望ましい。


道路橋のアルカリ骨材反応に対する維持管理要領(案)(H15.3)
アルカリ骨材反応による劣化を受けた道路橋の橋脚・橋台躯体に関する補修・補強ガイドライン(案)(ASRに関する対策検討委員会 H20.3)

アルカリ骨材反応抑制対策について(国交省)

アルカリシリカ反応により劣化したコンクリート構造物の調査・対策に関する提案(尾見、成瀬)

道路橋のアルカリ骨材反応に対する維持管理要領(案)

ASRと塩害に関して(鉄道総研 佐々木孝彦氏 リ・ニューアル・ニュース)

ASR物語 粗骨材からアルカリシリカ反応を見る

石灰石骨材の特徴(一般論)
ASRの懸念が少ない
他の骨材より乾燥収縮に有用
他の骨材を使ったときより初期材齢が良い
他の骨材より耐火性が劣る
すり減り抵抗性が低くなる
熱膨張係数がセメントペーストより小さい
入手に地域的制限がある。

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ASR対策だけでなく、収縮・ひび割れ対策として石灰石骨材+収縮低減AE減水剤の組み合わせによる配合で800μ以下を目指す例が増えている。
コンクリート部材には、圧縮強度とASR防止、ひび割れ防止だけが求められている訳ではない。石灰石には上記のような特徴があることを踏まえなければならない。
また、遠隔地からの入手によるCO2排出量増加やコストアップも考えなければならない。製鋼スラグ等のポーラスな構造が、収縮に抵抗性を持つことなども研究されてきている。

品質予測(栗田守朗)

疲労寿命の推定東洋テクニカ

コンクリートは水中での疲労強度が低下する(松下博通・尾上幸造) ので注意
 
ひびわれ(収縮)
「垂井橋」。骨材の影響が大きいと考えられる。
土木学会 コンクリート委員会 垂井高架橋損傷対策特別委員会 中間報告

土木構造物のリスクマネジメントとインフラ・イノベーション(森田康夫)

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3kg/m3の現行アルカリ総量規制で大丈夫か
ペシマム現象を示す骨材を用いたコンクリートの加速試験および暴露試験における膨張挙動(佐川、山田、烏田、江里)
アルカリ量2.6 kg/m3の条件で大きな膨張が認められ、暴露試験において780日で表面の膨張率1250×10-6となり、反応性の高い骨材をペシマム条件で使用すると従来のアルカ
リ総量規制が不十分であることを示した。

ポットホール
劣化事例写真=健全な道路ストックの整備を推進(中部地整 岐阜国道事務所)
原因=積雪寒冷地における舗装の耐久性向上と補修に関する研究プロジェクト(新都市社会技術融合創造研究会)


補修

補修法

電気化学的防食工法

生活の安全を守る電気防食法(山田哲也)

電気防食

外部電源方式

流電陽極方式

チタングリッド工法
チタンメッシュ式
チタンロッド式
導電性塗料式
亜鉛シート式
亜鉛溶射式
コンクリート工学2011-2月号 「北陸自動車道大慶寺橋における電気防食リニューアル工事の検討(足立、宮嶋、森山)」によれば導電性塗料式が外観、復極量ともに比較的良好で20年の耐用年数であった。

電気防食について(リニューアルニュース)

点検・調査は「鋼材・溶接」維持管理を参照

地震による鉄筋コンクリート部材の補修に関しては
土木学会2001年9月
土木構造物の耐震設計ガイドライン(案)
6章部材の評価 P69 を参照して下さい。

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基礎ひび割れ調査報告書(石山孝史)

樹脂のおおよその性質は下記論文を参照ください。
コンクリート用表面被覆材のひび割れ追従性評価のため のひび割れ幅変動計測(撫養啓祐)

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コンクリート補修情報サイト(広島県コンクリートメンテナンス協会)

コンクリート低圧注入の部屋

コンクリート構造物補修・補強材前田工繊

各種接着材を用いた新旧コンクリートの打ち継ぎ強度に関する比較(河本、鹿島、松下)によれば以下が望ましい
・表面積を大きく取ること
・含侵作用のある接着工法
・同質無機系接着材

補修・補強方法の選定にあたっては、
経済性、安全性、施工性(期間の短さや規制の少なさを含む)だけでなく、環境負荷の少なさ、美観・景観の良さも要求される。
また、補修・補強後の維持管理のしやすさもポイントである。


コンクリート診断

社会基盤であるコンクリート構造物に対し、
 a)コンクリートの現状把握。
 b)各種検査による 劣化原因の判定。
 c)劣化機構のモデル化による劣化程度の推定と今後を予測。
 d)補修方法の検討、提案と維持管理計画の立案。
以上をコンクリートに対する幅広い知識と経験、高い倫理観に基づく社会的公平性に則っておこなうこと。


ひび割れ辞典、続・診断士は見た!、構造診断士は見た!(
北野技術士事務所

打音法による合成床版の非破壊検査手法に 関する研究(川田技報)

インパルスハンマーとポータブル器機を使った打音試験 打音法による コンクリート表面の健全性評価(佐藤工業)

衝撃弾性波法によるボックスカルバートの施工管理(アイテックス技術協会)

調査方法・報告書(石山孝史)

建設寺子屋 目指せ!コンクリート診断士  建設寺子屋の旧URL
補修関連用語集と診断士受験ノートがあります。
コンクリート診断士資格受験の参考URLは[資格]のコーナーです。

コンクリート診断士試験

択一問題対策

コンクリート診断士試験の論文ネタ

写真による外観調査小論文対策

試験前チェックリスト
 エクセル形式チェックリスト
リベンジ!コン診断

診断には公益優先技術者倫理が必須

注意:「塩害」について”鉄筋コンクリート中の塩分が鋼材を腐食させる”等の文書がありますが、正確には、塩化物の存在下で水と酸素により酸化鉄が生じるものであります。
新設コンクリートの注意点」と鋼材と溶接コーナーの「鉄は何故錆びるのか?」を参考にして下さい。

再劣化
電気防食が検討される理由の1つでもあります。
メカニズムは下リンクを参照下さい。
手入れをしたコンクリートのモニタリングは大切です。
維持管理は工学的判断のみならず総合的な判断も求められます。
部材箇所の診断、グレードの判断、その次に全体への長期目線。
予防保全を組み込む維持管理計画の重要性を再認識して下さい。(u.yan)
コンクリートの部分断面補修箇所周辺の鉄筋腐食機構(飯島)
マクロセル腐食防止の電気防食(テクノコンクリート)


 B/C

「予防保全」の費用効果はアセットマネジメントも含めて考えるべきです。「コンクリート構造物のインフラマネジメントに関する研究 (土木学会)」を参考にしてください。

公共事業評価の費用便益分析に関する技術指針(国交省)

費用便益分析マニュアル(H15 国交省)

道路事業における事業評価に関する検討課題(道路事業の評価手法に関する検討委員会資料) 余暇など非業務の計測を行動価値で

社会経済分析ガイドライン


長寿命化

インフラ長寿命化基本計画(平成25年11月)(国土交通省)
重要インフラを対象に2020年までに個別施設の計画作成。
(1) 維持管理体制構築
(2) 予防保全型の維持管理導入
(3) 必要性が認められないインフラの廃止・撤去


インフラ老朽化対策の推進に関する関係省庁連絡会議(内閣官房)
インフラ長寿命化基本計画に関する経緯(内閣官房)
インフラ長寿命化基本計画等の体系(イメージ)(内閣官房)


インフラのマネジメント

インフラの維持管理 ・更新・マネジメント技術〜安全で強靭なインフラシステムの構築を目指して〜(藤野陽三)

全国規模の点検データに基づく道路橋のコンクリート部材の劣化の特徴(玉越、横井、石尾)

責任ある良いメンテの仕組み
JR西の維持管理手法
(1) 「コンクリート補修施工管理技士」制度を創設。補修の材料、工法、使用について講習し、認定試験を実施。
(2) 補修工事には合格者が現場常駐。
(3) 補修箇所にはペンキで合格者のサイン。
1〜3により再劣化が激減。

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インフラロボット&メンテロボット

インフラロボ、14年度分の現場検証終了。今後、有識者部会で各技術を評価、適用性や課題を含めた評価結果を
「現場実証ポータルサイト」に載せる。(2015.1.9 建設工業)

http://www.c-robotech.info/

 
 
 

社会資本情報プラットフォームHP
社会資本情報プラットフォームについて(国交省)
 ・今後の社会資本の維持管理・更新のあり方について(答申)(概要)(社会整備審議会・交通政策審議会)
 ・国土交通省インフラ長寿命化計画(行動計画)(国交省)

道路メンテナンス年報(国交省)

社会インフラ健康診断書(土木学会)



「コンクリート構造物の高信頼性施工システム研究委員会報告」(JCI)


NETIS維持管理支援サイト


疲労・劣化・耐久性

コンクリートおよびコンクリート構造物の耐久性力学―再定義と新たなアプローチの提案―(CONCREEP8)

土木コンクリート構造物の耐久性向上施策について(山田、渡邉、渡邊、大場)(国土技術研究センター)

道路橋床版の疲労耐久性評価に関する研究(国総研)

材料の疲労日本材料学会 疲労部門委員会

排水機場基礎コンクリートにおける劣化機構の解明と進展予測(森 充広 ・渡嘉敷勝 ・石神暁郎 ・長束 勇 ・増川 晋) 
コンクリートの剥落
1999年の下記発生が有名。原因はコールドジョイント。
JR 西日本新幹線トンネルにおけるコンクリート剥落(國島正彦、石原行博)
橋端部の剥落例。原因は明記無し。
いずみ野橋のコンクリート剥落について(横浜市)
対応策としては、シート張り、ネット張り、塗膜、繊維配合、ポリマーコン他。
輸送、打ち込み、養生など打設計画も重要である。

床版の劣化要因「疲労」
橋梁床版の疲労(土研)
PC床版設計の手引き(日本橋梁建設協会)

部材の剪断変形が急激に増すこと、材料の剪断すべりによる破壊(服部、大野、柴田)

コンクリートおよびコンクリート構造物の耐久性力学―再定義と新たなアプローチの提案― (JCI耐久性力学 WG)

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点検、診断の事例(日本コンクリート技術)

「北海道におけるコンクリート構造物維持管理の手引き(案)」に関するQ&A集北海道土木技術会 コンクリート研究委員会

床版の上のアスファルト舗装に関する劣化の用語(佐藤渡辺)

国土強靱化 100年後も劣化しない鉄筋コンクリートがここに!(物質・材料研究機構)
・コンクリート内部環境センサーの開発
・クロム鋼鉄筋



中性化

高炉スラグ微粉末を用いたビーライトセメントコンクリートの中性化に及ぼす細孔組織の影響(吉田、名和、田口、渡辺)

けい酸塩系表面含浸材の浸透機構および改質効果に関する基礎的検討(染谷、加藤)
含浸材の浸透機構は、本実験の範囲内では、濃度拡散による浸透と推察された。


ASR アルカリシリカ反応

ASRは5〜15年程で生じ、築造後40年程で落ち着くとされている。診断において、構造物設置年の情報は大切である。

アルカリ炭酸塩反応は無くASRだけであること。ちなみに片山さんはアル骨岩種判定で世界的に有名な方=
アルカリ骨材反応と予防(片山)

反応性鉱物の違いがASRに及ぼす影響 : その1. 膨張性状
反応性鉱物の違いがASRに及ぼす影響 : その2. アルカリシリカゲルの特性
(村上、二村、乾)

アルカリ骨材反応を受けたコンクリート構造物への対策(北海道開発土木研究所

港湾構造物におけるアルカリ骨材反応(ASR)による劣化とその対策(知念、嵩原

山下垣花高架橋におけるアルカリ骨材反応 損傷補修について(川畑、与那原)

アルカリ骨材反応対策小委員会報告書に関する講習会 質問と回答(土木学会)

コンクリート構造物の環境劣化(腐食センターニュースバックナンバーN0.39〜)JSCE腐食センター)  ( (4)−アルカリ骨材反応と鉄筋の破断

各種ポゾラン材料のASRと塩害の複合劣化に対する抑制効果(参納千夏男、鳥居和之)

亜硝酸リチウムの効果(HCMA)

鳥居らの研究によれば、溶融炉スラグの内、
急冷スラグのガラス相はシリカ分に対してカルシウム分、アルミナ分が多い安定な化学組成になっており、骨材のアルカリシリカ反応が発生しにくい。
空冷または徐冷スラグでは、不安定な結晶相として遊離石灰や硫化鉄が含まれポップアウトや膨張劣化の発生が懸念される。

ASRと電気
コンクリート中にはイオンが存在しており、電気抵抗は高いがイオン導電体である(電気防食や再アルカリ化が可能である)。ただし、コンクリートの導電に関する研究は進んでいると言い難い。
既往の研究では、通電でASRは促進傾向になる。電流密度でペシマムがあることが分かっている。
通電条件によっては、膨張促進させないとの研究もある。
北大物理の市川恒樹先生の説。
反応骨材と細孔組織内部のアルカリ液が反応してゲル生成→アルカリが消費されてカルシウムイオン増大→カルシウムイオンとゲルが反応してケイ酸カルシウムからなるリムの生成。アルカリ分はASR反応にリサイクル→反応リムからしみ込んだアルカリ溶液がゲルを作る→ゲルはリムを通り抜け出来ないため膨張圧が蓄積→限界に達した膨張圧で骨材やコンクリートにひび割れ発生。
コンクリート工学論文集で確認してください。

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コンクリート工学論文集Vol.20 No.1 Issue49
富山県のASR劣化橋梁の実態調査に基づくASR抑制対策および維持管理手法の提案(大代、鳥居)
* 残存膨張量試験に、外部アルカリの供給があるデンマーク法を使う方がJCI-DD2より有効なこと。
* 良質なフライアッシュや高炉スラグ微粉末の混合セメントの方が、アルカリ総量規制よりASR抑制に効果があること。
* 表面被膜の効果において、1mm以上のひび割れを注入処理しておくと有効であること。

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フライアッシュのアルカリシリカ反応抑制メカニズムに関する実 験 電力中央研究所
ポゾラン(pozzolan)
シリカ(SiO2)とアルミナ(Al2O3)を主組成とするシリカ質混合材。
硬化性が無いにもかかわらず、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)と化合して、不溶性化合物を生成する。この反応をポゾラン反応(pozzloanic action)という。
ポゾラン反応とは 何だろうセメントジャーナル社
ポゾラン反応を利用した低アルカリ性セメントの開発

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塩害

2013年版コンクリート標準示方書では「腐食発生限界塩化物イオン濃度」は、対象構造物における点検結果に基づき、鋼材の腐食状態と鋼材表面におけるコンクリート中の塩化物イオン濃度の関係から設定することを原則とする。と改訂された。
従来の1.2kg/m3一辺倒ではない。

塩害対策区分Sの具体的対策例(日本道路協会 2004年)

塩害環境下におけるコンクリート構造物の維持管理(北海道開発土木研究所 材料研究室)

コンクリート表面部と内部のclイオンの拡散係数の差 コンクリート中微小領域のCl拡散係数測定方法の開発 (大即信明、西田孝弘、山根洋之)

塩害による鉄筋腐食の定量的評価(堀口賢一、武多均、丸屋 剛)

塩害により劣化した RC 床版の疲労寿命予測に関する考察(東山浩士、石川敏之 、上中宏二郎)

フリーデル氏塩 (3CaO・Al2O3・CaCl2・10H2O) モノサルフェートのSO4がCl2に置き換わったもの。固相塩。

セメントおよび混和材の種類が塩素の固定に与える影響(宮原、丸屋、石田)

中性化によるpH遷移が塩化物イオンの吸脱着性状に及ぼす影響に関する実験的研究(島袋、佐々木、大下)

塩化物イオンの固定に及ぼすセメント組成の影響(平尾、IBARA、高橋、山田)

電気泳動法による表面改質材の性能評価(いわき研修会報告書 緑川猛彦 )コンクリート保護研究会

エポキシ樹脂塗装鉄筋塗膜の疲労耐久性に関する研究(国総研)

塩害環境下における鉄筋コンクリート構造物の劣化予測に関する研究(山田 義智)

コンクリート構造物の塩害データベースの構築とその利用による維持管理の合理化(土研 渡辺博志、古賀裕久)

都市高速道路におけるコンクリート構造物の塩害による劣化に関する研究(鷲見高典)

塩害対策区分Sの具体的対策例(日本道路協会 2004.01) PC桁の塩害対策例


凍害

凍害は3ケースある。
(1) 内部組織が脆弱化するケース。
(2) 表面から組織が緩んでスケーリング(=薄片に剥離)や微細ひび割れ(=細かい模様のひび割れ)が生じるケース。
(3) 骨材品質が悪く円錐剥離するポップアウト。


各種結合材を用いたコンクリートのスケーリング抵抗性(吉田、田口、名和、渡辺)

コン クリ ート の凍害に関する劣化外力の評価方法(藤 原忠司)

外部環境因子と実構造物の凍害劣化との関連性(林田、田口、遠藤、草間)
外観評価が高いほど凍害の深さが深い


複合劣化

有名なのはASR、塩害、凍害、中性化
コンクリート構造物の劣化機構の推定(戸原 治)

凍結融解および凍結防止剤によるコンクリートの複合劣化に関する調査(田口、小尾、遠藤)

高温環境下での塩害・中性化の複合劣化における塩素イオンの濃縮現象に関する調査(関口、廣永、松村、白井)


科学的浸入・腐食

化学的浸食の対策としては、
・酸性劣化に対しては中和剤散布。
・塩類、特に硫酸塩には耐硫酸塩ポルトランドセメントの使用。
・下水の微生物による劣化に対しては抗菌剤塗布、中和剤散布、嫌気性細菌を抑制する換気などがある。
・プラスチックなどによるライニング。


DEF
基本、DEFは熱で分解したエトリンガイトがモルタルの中で再結晶した結果のものである。(山田一夫氏)

Delayed Ettringite Formation(エトリンガイトの遅延生成)
(1)60℃以上の蒸気養生を行ったコンクリートで、
(2)コンクリート組織中の硫酸イオン濃度が高いものが、
(3)水分供給が多い20℃程度の環境にあると、
(4)エトリンガイトが生じて1%にもなる大きな膨張量を示し、ひび割れを発生させる。
ASRと間違いやすいが、
(a)反応ゲルが見られず、
(b)組織中の水酸イオン濃度が低い。

ASRによるひび割れの中に、エトリンガイトが詰まるケースがある。時系列ではASRが先(片山哲哉氏)

硫酸塩劣化事例-エトリンガイトの遅延生成(DEF)に関する研究(平尾宙)

硫黄を用いた新たなコンクリート防食工法の開発(森田、成島)

コンクリート構造物(水中部)の表面保護材料 選定手引き(案)(近畿地整)


火災

火災の影響を受けたコンクリートに対し、やっておきたい点検や試験には以下がある。
目視観察、強度試験、中性化深さ測定、UVスペクトル試験、鉄筋確認。
状況に応じ適宜組み合わせる。


火災の熱を受けてコンクリートが変色するので、外観調査より受熱温度を推定する。
コンクリートは500℃〜580℃の加熱で水酸カルシウムが熱分解して、アルカリ性が減少する。これにより、鉄筋保護性能が損なわれる。

   イ)300℃以下:すす付着
   ロ)300〜600℃:ピンク色
   ハ)600〜950℃:灰白色
   ニ)950〜1200℃:淡黄色
   ホ)1200℃以上:溶融


ひび割れ

壁・柱・梁のひびわれからみる原因建物みちしるべ

ひび割れ指数簡易予測アサヒコンサルタント

コンクリート構造物に発生するクラックの評定について長 尚

マスコンクリート構造物の温度ひび割れ制御(神崎、吉本、樋口、村上)

内部ひび割れに起因するかぶりコンクリートの密実性低下の透気性による検討(氏家 勲、佐藤 良一、長瀧 重義)

補修・補強分科会報告書 (土木学会 コンクリート委員会

場所打ちPC床版のひび割れ防止対策について (日沿道 門前川橋)(羽越河川国道事務所 北村一成、大島 淑、浅野未来)

コンクリート構造物(水中部)の表面保護材料選定手引き(案)(近畿地整)

ひび割れ補修工法アンケート調査結果(日本コンクリート工学協会 北海道支部)

珪酸ナトリウムの改質剤による微細ひび割れ試験体の水の吸い上がりと自閉効果の確認(アストン) 


補修・補強・リニューアル

リ・ニューアル・ニュース

橋梁の点検補修概略項目(ヴァンテック)

電気化学的補修工法(CP工法研究会)

高速道路におけるコンクリート高架橋のリニューアル工事について川田工業

各種FRPシート曲げ補強RC梁の曲げ耐荷性状に関する数値解析(張,岸,三上,栗橋)

JCI北海道のひび割れ補修工法アンケート調査結果  分類表の番号クリックで採用工法が分かります。

既設橋梁の耐震補強工法事例(土研)
参考として、
道路構造令(e-Gov)
道路構造令の各規定の解説(国交省)

持続的農業のためのコンクリート鳥取大農学部 緒方英彦

道路橋PC桁の補修・補強工事-道路橋PC桁の補修・補強工事-(山岸、渡部、渡辺、鈴木、高場)

コンクリート補修工法に関する実験的研究(片平博)

コンクリート低圧注入の部屋

用水路・排水路の補修方法について(嶋瀬、中木)

応力解放法による残留プレストレス力の推定(ショーボンド建設)

下面増厚
FRP格子筋と HPFRCCを用いた下面増厚補強梁の静的載荷試験(山本、菊地、古内、田村、森井、齋藤)
下面増厚したRC梁のせん断補強効果に関する実験的研究(横山、鹿野、紫桃)
吹付床版下面増厚工法(NETIS)

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 劣化要因別の補修・補強対策
 日経コンストラクション2010/12/24号 64頁
 生かせ!コンクリート診断士(十河茂幸)を参考にしました
 劣化要因  方針  対策法
 中性化 劣化部分除去
CO2、水分の侵入抑制
断面修復
表面被覆
再アルカリ
 塩害 塩化物イオン除去
塩化物、水分の侵入抑制
鋼材の電位コントロール 
断面修復
表面被覆
脱塩
電防
 凍害 劣化部分除去
水分の侵入抑制
抵抗性向上
断面修復
ひび割れ注入
表面被覆
 化学的浸入 劣化部分除去
有害物質の侵入抑制
抵抗性向上
断面修復
表面被覆
 ASR 水分侵入抑制
内部の水分逸散
アルカリ分の管理、増加抑制
膨張抑制
部材耐力の回復
止水
ひび割れ注入
表面被覆 *1
外周巻き立て
 疲労 ひび割れ進展の抑制
部材耐力の回復
せん断耐力の回復
排水・防水
増厚
補強材接着
 すり減り 劣化部分の復旧
粗度係数改善
断面修復
表面被覆
*1:橋梁側面・下面を防水して、舗装の防水を劣化したままにすれば、プールをつくるようなもので一層悪化する場合がある。
補修により痛めることのないように!


耐久性とコンクリート表層部

非破壊試験を活用したコンクリート構造物の管理・検査(土木研究所 森濱和正)

非破壊・微破壊試験によるコンクリートの耐久性評価に関する研究(木村嘉富、渡辺博志、古賀裕久)

トレント法

「耐久性能検証技術の構築を柱としたRC構造物群の合理的維持管理体系へのパラダイムシフト」

微小空隙中の微速透水現象の支配機構と 飽和コンクリートの液状水挙動モデル(岡崎、岸)

各種シラン系表面含浸材の塩分浸透性の評価(岡本、宮原、白井、山中)
Nより粗いBB、W/C50%で浸透深さ5mm

「美シール工法」(東大 石田研)


費用

費用便益分析に係る経済学的基本問題(国土交通政策研究所)

費用負担問題を考慮した市街地再生促進の最適施策とその効果に関する研究(土地総合研究所)

道路構係数造物の資産価値評価に関する一考察(海老原,大津)


メンテナンスの契約
維持管理の業務や工事は、新設工事とは違うリスクが存在する。土木学会の下記サイトを参考に、多角的視野と実務経験を活かしたリスクマネジメントをしましょう。
「維持管理等の入札契約方式ガイドライン(案)〜包括的な契約の考え方〜(土木学会)



全国のコンクリート診断士会ホームページ 

日本コンクリート診断士会

北海道コンクリート診断士会
東京コンクリート診断士会(TCD)
静岡コンクリート診断士会
ながのコンクリート診断士会
新潟県コンクリート診断士会
富山県コンクリート診断士会
石川県コンクリート診断士会
福井県コンクリート診断士会(FCD)
京滋コンクリート診断士会
鳥取県コンクリート診断士会
島根県コンクリート診断士会
大分県コンクリート診断士会


インフラのマネジメント関連
インフラの効果は、企画・設計で想定するアウトプットだけでなく、裾野の大きなアウトカムがある。
ストック効果を考えれば、インフラマネジメントの良否は重要課題である。(u.yan)


インフラの維持管理 ・更新・マネジメント技術〜安全で強靭なインフラシステムの構築を目指して〜(藤野陽三)

インフラのリストラが始まる!? 東北大・久田真教授が語る「インフラ維持管理の地域格差施工の神様

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アセットマネジメント


アセットマネジメント

インフラメンテナンス情報ポータルサイト(国交省)

これからの暮らしを考えたアセットマネジメント

維持管理や更新投資の将来推計
日本の社会資本 は荒廃するのか?(KENPlatz)よりH18.01.20紹介(G-NET) 頁最下グラフ

社会資本のアセットマネジメント(小林潔司)

土木施工2007年7月号「日本の港湾の課題と今後の期待」より
小林潔司教授が、黒田勝彦教授との対談の中で、アセットマネジメントの3つのポイントを述べておられます。
・LCCの最小化で将来に引き継ぐ非償却性資産と戦略 的な機能アップを図る償却性資産の区別。
・非償却性資産のメンテナンス費用は原因者(原因の 世代)負担で償却性資産は受益者負担が原則。
・予防的修繕で固定資産税が増えないような、アセット マネジメントを行う上での法的整備。
小林教授はアセットマネジメントがリスクマネジメントの側面も持つことを看破されている。
アセットマネジメントはリスクマネジメント(月刊建設)

「荒廃する日本」としないための道路管理(国土交通省)

アセットマネジメント―静岡県の取り組み
「土木施設長寿命化計画」の推進、
大阪府におけるアセットマネジメントの取り組み(建設マネジメント)


青森県のファシリティマネジメント

東京都道路アセットマネジメント

福島県道路アセットマネジメント

滋賀県のロード・ラビット作戦
「補修するにはもったいない。しかし、放っておけない箇所」について、県土木技術者OB、市町OBにボランティアで道路監視・管理を行ってもらうことで確実、迅速、低コストに道路管理する活動。

長崎大の「道守養成ユニット」

橋梁補修への重点的な支援状況(2012.8.1国交省)

道路橋保全の基本的視点(案)( 国土交通省)

鉄道構造物のメンテナンス(小西)

道路保全における非破壊検査技術の役割(木村嘉富)

「ライフライン地下構造物の維持管理への自動化・情報化技術の展開」概要版(ライフライン技術小委員会)

港湾施設の維持管理の動向(小林潔司)冗長性や収益性への考慮

橋梁におけるライフサイクル期間や割引率がLCCに及ぼす影響(保田,慈道,小林)

地方管理橋梁基礎データ入力システム道路保全技術センター

社会資本ストックの戦略的維持管理とは何か(西川和廣)

必読↓です。
コンクリート構造物のインフラマネジメントに関する研究 (河野 広隆)(土木学会 調査研究部門 重点研究課題の成果)
工学的かつ経済的、長期的視点、市民と協働

[社会資本整備審議会・交通政策審議会技術分科会技術部会社会資本メンテナンス戦略小委員会の中間とりまとめ-今後の社会資本の維持管理・更新のあり方について中間とりまとめ-]
社会的要請を踏まえた施設の質的な改善を図りつつ、必要不可欠な社会資本整備ともバランスを取りながら、的確かつメリハリの効いた社会資本の維持管理・更新を進めることが必要である。

今後の社会資本の維持管理・更新のあり方について(答申)(概要)(H25.12 国交省)
戦略的な維持管理・更新のために国土交通省等が重点的に講ずべき施策
・維持管理・更新への「戦略的メンテナンス思想」の導入
・更新をシステマチックに行うための業務プロセスの再構築
・長期的視点に立った維持管理・更新計画の策定
・維持管理・更新に係る予算確保
・維持管理・更新に係る入札契約制度の改善
・維持管理・更新に軸足を置いた組織・制度への転換
・施設の点検・診断、評価、設計及び修繕等を適切に実施するための技術者・技能者の育成・支援、資格制度の確立

道路の老朽化対策の本格実施に関する提言(H26.4 社会資本整備審議会 道路分科会)

道路の老朽化対策の取り組み(国交省)  参考ページ

アセットマネジメントの実践とイノベーション(小澤一雅)

「PFI事業契約に際しての諸問題に関する基本的考え方」及び「PFI事業契約との関連における業務要求水準書の基本的考え方」
(内閣府)


社会資本のストックマネジメントの推進に向けて(国総研 岸田弘之)

国交省のメンテナンス戦略小委員会 中間とりまとめ(素案
中間とりまとめ(素案)に関係する具体的施策の事例について



モニタリング

岩盤計測技術の進歩(池田憲二)

構造物モニタリングシステムの現状と課題(森田康夫)


マッピングとメンテナンス
東北地方におけるブリッジマネジメント支援ツールの構築(岩城、子田、石川、小山田)


廃棄

セメント系材料の長期性能評価と不確実性 (辻 幸和) 

 
 
 
メンテナンスは、コンクリートの現在の性能を確認することから始まる。
現状を把握しないアセットマネジメントは、机上の空論となる。また、世代間のコスト分配概念を持たない計画も空論となる。(u.yan)

アセットマネジメント
AMはLCCではない、LCCの集合でもない。
地域の継続計画、持続可能な未来像があってのもの。
緻密な推論、高度な行政判断、徹底的な説明責任、住民の共働を要するものである。(u.yan)


「道路橋の現状と維持管理の課題」(国総研 玉越隆史)

土木構造物の「トレーサビリティ(魚本 健人 土木学会)

パレート効率性

マルコフ連鎖モンテカルロ(はてなダイアリー)
[測量]コーナーにある数値処理にマルコフ関係のリンク置いてます

既設構造物の延命化技術に関する研究 インフラ資産評価・管理の最適化に関する研究 新都市社会技術融合創造研究会

下水道アセットマネジメント(日水コン)

管渠劣化データベース(国総研)

「2010年までに社会資本の”創造的破壊”の合意形成を」(野村総研)

迫り来る大老朽化時代(SAFETY JAPAN)

荒廃する日本としないための道路管理(中部地整 北勢国道事務所)

道路維持管理の現状と課題(小澤 隆)

橋梁点検・検査結果における課題と提案(宮崎・川上両氏)

橋梁点検書(BMSグループ)山口大学工学部

橋梁維持管理マニュアル(案)(北海道建設技術センター 札幌土現橋梁補修検討委員会)

九州橋梁・構造工学研究会

BMSの構築と運用に関する課題(渡辺・石川・佐藤)

道路橋資産の総合的管理支援シス テムの構築 (中谷、玉越、中洲)

道路橋の予防保全に向けた提言(国土交通省)

トンネル覆工の要求性能と点検項目の着目点について(河村、須藤、三上、佐藤、西)

地球温暖化時代のコンクリート技術-荒廃する日本とならないために-(阪田憲次)

下水管きょのストックマネジメントー劣化曲線とリスク管理(榊原 隆 国総研)

下水道施設のストックマネジメント手法に関する手引き(案)(概要)(国交省)

管路施設のアセットマネジメント導入・長寿命化計画策定に関する日本下水道事業団の支援

 コンクリート構造物の設計認証・保証システムに関する研究(横田 弘)
性能規定時代の保証、結果管理からプロセス管理へなど

コンクリート構造物の 耐久性向上および品質確保 に対する取り組みの動向(みやぎ建設総合センター)

ロジックモデルに基づく高速道路維持管理業務のリスク適正化(坂井,上塚,小林)

コンクリート構造物の補修技術の現状と農業水利分野に適用する際の留意点(長束,石神,石村,渡嘉敷,森)

道路橋の計画的管理に関する調査研究-橋梁マネジメントシステム(国総研)

既設構造物の延命化技術に関する研究 報告書(平成 18 年2月)(近畿地整)

PC橋のQ&A(暫定版)

桁高制限に対応した橋梁(昭和土木設計)

現地調査に基づく撤去橋梁の健康診断と余寿命推定およびその検証法(宮本,江本,高橋,平西)

舗装技術専門委員会報告 既存コンクリート舗装のライフサイクルコスト調査結果(2009 年1月 社団法人 セメント協会)

国交省の総点検実施要領(案)


道路橋定期点検要領 平成26年6月(国交省)


道路構造物の今後の維持管理について(社会資本整備審議会道路分科会 第42回基本政策部会(H25.2.6)資料)

道路橋の点検データを用いた維持・管理費推計手法(国総研 玉越、大城、石尾)

2013道路法改正
(1)道路構造物の予防保全・老朽化対策
(2)道路の防災・減災対策の強化

国土交通大臣による都道府県道又は市町村道を構成する一定の構造物の修繕等に関する工事の権限代行について(道路法第 17 条第 6 項、第 27 条第 3 項及び第 51 条並びに道路整備事業に係る財政上の特別措置に関する法律第 3 条関係)が盛り込まれている。
改正道路法の新制度、町管理の橋を国が修繕代行。今年度から福島県と高知県で(2015 5 ケンプラッツ)



東日本大震災からの復興へ向けてコンクリート工学の面からの第二次提言(日本コンクリート工学会)

震災を受けた建築物の復旧は古賀先生の論文。
震災を受けた鉄筋コンクリート造建築物の補修・補強 @震災によるRC造建築物の被害事例
震災を受けた鉄筋コンクリート造建築物の補修・補強 A被災RC造建築物の補修の考え方と補修・補強マニュアル
震災を受けた鉄筋コンクリート造建築物の補修・補強 B被災RC造建築物の補修・補強事例



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